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2011年2月26日 (土)

マダガスカルへの国際協力(5) マジュンガの町で

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 2 月 26 日 マダガスカルへの国際協力(5)

一昨日のタマタブは東海岸の港町でしたが、昨日はマジュンガという西海岸の港町を訪問しました。

東海岸はインド洋に面し、対岸はアジアの国々ですが、西海岸の対岸はアフリカ大陸です。

アフリカ大陸ではHIVが蔓延しています。

西海岸ではアフリカ大陸との交易が盛んですので、HIVの予防対策を怠ると、マダガスカルも大陸と同じ状況に陥る危険があります。

ここでも県・郡の保健局を訪問し、保健統計担当やHIV担当と意見交換を行い、保健所や大学病院を訪問しました。

マジュンガは、かつて母子保健の国際協力プロジェクト(日仏共同プロジェクト)が行われていた地域で、プロジェクトが終了した今でもなお、日本から導入した母子健康手帳の活用システムが動いていました。

この母子健康手帳にはHIV検査を受けたか否かを確認する項目があります。

検査結果は記載されませんが、妊婦が確実に検査を受けることができれば母子感染を未然に防ぐことが可能となります。

マジュンガの保健医療施設は整理整頓が行き届いており、いたるところで「5S(日本では、整理、整頓、清潔、清掃、躾の頭文字ですが、仏語版、マダガスカル語版でもSで始まる頭文字が宛てられていました)」「KAIZEN」の貼り紙を目にしました。

長年の日本との国際協力の成果です。

大学病院長室の応接テーブルには鶴と日の丸のデザインがほどこされていました。

ところで、マジュンガへも小型機をチャーターしての往復ですが、今回は副操縦士席に搭乗させていただくという貴重な体験をすることができました。

夥しい数の計器や操作レバーに囲まれた空間ですが、操縦士がこれらを自在に操って私たちの命を守ってくれていることを実感しました。

また、管制塔の人々や地上誘導の人々も私たちの命を守っていてくれていることを実感しました。

高度計の針が1万フィートを過ぎようとした時、操縦士は酸素吸入装置を鼻へ装着しました。

酸素不足で操縦士の意識が薄らぐリスクを回避するための予防措置で、規則なのだそうです。

私たちの命は、厳格な規則でも守られています。

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

▽かささぎの独り言

ぎりぎりセーフでしたね。

学長ブログ、今日は更新されないので、もしやひこーきがおっこったのでは・・・と案じていました。(これこれ、めったなことをいうのではありません。)

なお、学長ブログ更新のたびにかささぎの携帯には更新案内が出るように設定しているのですが、アフリカ圏では「認識できない」表示が出て、携帯版は読むことができません。

今日の記事では、日本の影響が随所に感じられます。
母子手帳、そういえば、これはとても安心できる制度です。
(アメリカなどでもあるのでしょうか。)

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