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2011年2月28日 (月)

マダガスカルとの国際協力(7) 現地の青年海外協力隊員

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 2 月 28 日 マダガスカルとの国際協力(7)

マダガスカルでは新規の募集は行われていませんが、政変以前から派遣されている青年海外協力隊員が40名弱、活躍しています。

ほとんどの隊員は首都から離れたところでの活動ですので、短期間の訪問では活動の様子を知ることは困難ですが、数名だけ、首都に活動拠点を持つ隊員がいます。

ひとりは、2010年1月から派遣されている「環境教育」隊員で、国立チンバザザ動植物公園が任務地です。

わが国の草の根無償資金協力で園内に環境保全活動研修支援センターが設立されています。

昨日は休日で隊員*にお会いすることはできませんでしたが、この動植物公園を訪問しました。

マダガスカルはアフリカ大陸とはまったく違う動植物相で、この国にしかいない固有の生き物がたくさん棲息しています。

チンバザザ動植物公園は、この国の遺産ともいえる生物多様性に関わる研究、保全、教育面における中心的な機関です。

チンバザザ動植物公園と日本との国際協力の歴史は長く、1990年代は霊長類の専門家を派遣し、2002年からは生態調査などを専門とする青年海外協力隊員が派遣されています。

また、マダガスカル人公園職員も数名が日本で研修を受けています。

マダガスカルは自然が豊かですが、貧困を背景として森林伐採が進み、貴重な動植物の生活環境が侵されています。

「環境教育」として動植物公園を訪れる子どもたちに森林伐採はいけないと教えるだけでは問題解決にはなりません。

国際協力活動を通じての政策レベルへの働きかけが重要で、何より、木を切るしか生活の術が見つからないような貧困から国民を脱却させなければなりません。

貧困を悪循環へ陥らせる主原因であるところのエイズ、結核、マラリアなどへの対策を促進することは、環境保全のためにも意義があることです。

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

参照記事:

1原田実乃里さんのマダガスカル発信ブログ;動植物園入園料は10,000アリアリだそうです。約450円とあります。

http://www.airmadagascar.co.jp/travel/report/tsimbazaza/no4.html

 

2リゾート地としてのマダガスカル(ある女の子のブログ)
http://www.airmadagascar.co.jp/past/blog.html

▽コメント

meijiのチョコで、マダガスカルミルクって言うのがあります。
コンビニで見た。

乙さんがマダガスカルに行きなさらんやったらなんも思わんし気もつかんとこやった。

何でも原料がマダガスカルで取れるもんらしいよ。

チュニジア、エジプト、そして、リビア。
中東の国のデモが続きます。
先日はオマーンでもデモによる死者が出たらしいですね。
新聞記事を読んでいて、格差社会、貧困層の不満というものをつぶさに感じます。
長期政権のひずみ。
権利のうえの驕り。

憲法も議会もなく、支配者そのものが唯一の決定機関。
空恐ろしいことですが、このような国は決して少なくないということを今回みせつけられた気がします。

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