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2011年2月 3日 (木)

国際化と感染症拡大

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 2 月 3 日 国際化と感染症拡大

国際化が進むと、国境という人工的な線引きが強く意識されることなく人や物が往来するようになります。
感染症の拡がりについても、国境の壁は低くなり、距離が近いか遠いかのほうが重要となってきます。
福岡市は人口145万人ですが、福岡市より人口が多い都市を近い順に並べてみます。

1 釜山市 (352万人) 217km(韓国)
2 大邱市 (246万人) 303km(韓国)
3 神戸市 (154万人) 464km
4 大阪市 (266万人) 491km
5 京都市 (147万人) 522km
6 ソウル市(982万人) 539km(韓国)
7 仁川市 (253万人) 580km(韓国)
8 名古屋市(226万人) 629km
9 平壌市 (326万人) 724km(北朝鮮)
10威海市 (248万人) 864km(中国)
11上海市 (949万人) 874km(中国)
12横浜市 (367万人) 877km
13東京都区部(874万人)889km
(※上海周辺や沿岸部の中国の市は除く)

東京より近い距離に、韓国の4都市と中国の2都市があり、併せて3千万人の人口を擁しています。
この人口が、旧正月の期間中、広域に移動し、日本へも多数が訪れています。
韓国の口蹄疫の殺処分対象家畜は300万頭を超えました。
2月1日までの口蹄疫の殺処分対象は 5,387農場、3,020,505頭(8市道、66市郡)、鳥インフルエンザの殺処分対象は、243農場、5,411,483羽です。

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

△かささぎ独白
学長、これ、福岡市からの距離ですか。
人口、東京よりもソウルやシャンハイのほうが多いんですね。
きのうの連句で、こちらの春の季語に残る「ぶらんこ」(ふらここ、しゅうせん=鞦韆)は中国の詩の影響から入ってきた。http://www23.big.or.jp/~lereve/saijiki/109-2.html

ついでに、ブログ「鞦韆院落」映画のお話中心のダーシューさんの。
以前『橋爪一郎従軍記』に出てきた牡丹江の検索で知ったブログです。
http://blog.goo.ne.jp/dashu_2005/e/b5569579a810a6e9d31a5ea0765e808e

▼連句的

韓国や中国などアジア各地の春節について(拝借記事)

旧正月(きゅうしょうがつ)は、旧暦正月(年初)。旧暦元日旧暦1月1日)、またはそれから始まる数日間のこと。ここでの旧暦とは、中国)・日本朝鮮半島ベトナムでかつて使われていた、中国暦およびその変種のことである。

旧暦1月1日は、通常雨水2月19日ごろ)の直前の日であり、1月22日ごろから2月19日ごろまでを毎年移動する。旧暦で平年だった年は翌年の旧正月は約11日後退し、閏月があれば約18日進む。

中国台湾韓国ベトナムモンゴルでは、最も重要な祝祭日の一つであり、グレゴリオ暦(新暦)の正月よりずっと盛大に祝われる。ほかに、中華圏の影響の強い華人(中国系住民)の多い東南アジア諸国、世界各地の中華街などで祝われる。ただし日本では、沖縄奄美の一部地域や中華街を除けば、もっぱらグレゴリオ暦の正月が祝われる。

なお、旧正月は全ての国で同じ日とは限らない。

日本とベトナムの旧正月は、時差により、中国標準時を使っている他国と異なることがある。

モンゴルの旧正月は、中国暦とは別系統のモンゴル暦の年初なので、他国と異なることが多い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E6%AD%A3%E6%9C%88

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コメント

牡丹江市は人口290万人で福岡市の倍の大きさ。ハルビン、チチハルはもっと大きい。
戦後の心理的鎖国で、我々は近くにあるこれらの大都市を意識することすらなくなってしまいました。
井の中の日本人、井の周りを知らず。
韓国に最も近い福岡県に住んでいてさえ、対岸の釜山が大阪より大きい350万都市であるということに思いが及ばないという有様ですので、北朝鮮の国民が韓国の情報に疎いのと同じくらいに、我々も隣国の情報に疎いのだということを自覚しなければなりません。

今日は「巻きずし」をまきました。三種類。たくさん。

たくさんの人の口に入る食品を扱うのですから、とても衛生に気をつけます。
いやになるくらい手を洗います。そして透明の薄い手袋さえします。素手がおいしいのにです。
でも、今日、こうていえき関連であちこちのブログをうろうろしていたら、鳥インフルウィルスは豚を介して人にウツル、とあり、茨木ではたくさんの作業員たち(解体して食肉加工する人たち)が鳥院古に感染していた、とありました。死ぬこともあるんだそうですよ。だれもなにもいってくれないけど、感染肉は流通させてはいけない、と強く主張されている人もいます。(農と島のありんくりん)

そのブログから、こうていえき、例の名前はださないことになっているみたいですねえ、ほんとうにタチがわるいんでしょう、あぐら農場の問題、引きます。ここ、よんでほしい。だいじなポイントです。以下、引用文です。わたし、とは、農と島のありんくりん、さん。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は宮崎口蹄疫事件の時に、「畜産家の品格」とでもいうべきことを考えてしまいました。大多数は地域ぐるみで耐えて、耐えて耐え抜いた人々ばかりでした。宮崎県の農家の中には畜産農家のツラ汚しといえる人はひとりもいなかったおかげで、宮崎県東部地域のみで口蹄疫を封じ込める事ができました。素晴らしいことです。

唯一の汚点は、第7例の大規模農場でした。万を超える大型家畜に獣医師が1名という杜撰極まる管理体制、あってなきがごとしの防疫、ワンマン社長にお伺いを立てないと届け出ひとつ出来ない社内、それらが合わさってあのような感染車両の移動という著しく品格に欠ける所業をしました。

そして系列農場すべてに感染拡大したのみならず、えびの市へ感染を拡げました。いまだこの業者からはなんの謝罪の言葉もなく、殺処分に伴う補償金すら平然と受け取っているようです。

今回もまた、川南町という地名を聞くだけで胸が潰れそうな気がする地域の業者の養鶏場から発生しました。

発生したこと自体は今は問いません。問題はそれ以後、どのような対処をしたかです。

まず、この業者はブロイラー養鶏場で相当数の死亡鶏が出るまで届け出を怠りました。

「農水省によると、川南町の養鶏場は、27日に発生が確認された同県都農(つの)町の養鶏場と同じ企業グループに所属。死んだ鶏を回収する業者が同じため、都農町の養鶏場のウイルスが広まった疑いがあるとみて、遺伝子検査の結果を待たずに高病原性と判断した。

 川南町の養鶏場では、約9万2千羽を飼育。27日に約150羽が死に、28日にも約400羽が死んだため県に通報があった。簡易検査では調べた5羽のすべてが陽性だった。約9万2千羽が殺処分される。延岡市の養鶏場は約6600羽を飼育。28日に死んだ6羽の簡易検査では、うち3羽が陽性だった。 」(朝日新聞1月29日)

この報道によれば、この業者は27日に都農町の同系列農場で発生したことを知っています。いや、それどころか、川南町の農場すら27日に150羽、28日には400羽と死亡鶏が出ているのです。

おそらくは、川南町の自社系列の食肉加工場での簡易検査の結果11羽中11羽すべてが陽性という驚くべき確率からみて、こんなていどの数では済んでいないはずです。

高病原性トリインフルエンザはその名のとおり驚異的な感染力を持つウイルスです。おそらくは、手がつけられないほど川南の農場では蔓延していたはずです。

この系列農場群は数カ所に万単位の大規模養鶏場を所有し、4カ所の食肉加工場を持つ大企業です。にもかかわらず、口蹄疫第7例と同様に、わずか1名の獣医師ですべてを見ていました。

考えるまでもなく、1名で見るなどとはまったくのお笑い種で、かつてこの業者はニューカッスル病(ND)を出した経歴さえもあります。獣医師がいてNDを出すということ自体、業界の常識から見て信じられません。

憶測の域を抜けませんが、おそらくは出荷日齢が平均60日前後のブロイラー飼育において、まっとうなワクチネーション・プログラムを持っていなかったのでしょう。低単位の抗生物質を飼料に混ぜて投与し続け、出荷前の1週間だけ切るていどの防疫だったと思われます。


また、飼養密度もブロイラーは、私たち平飼養鶏の10数倍以上という高密度なために、いったん呼吸器系伝染病が発生すると、瞬く間に農場全体を感染していきます。

私は27日以前、既にこの川南の業者農場ではトリインフルが蔓延状態にあったと考えています。そして形だけとはいえ獣医師がいるのですから、これがトリインフルでないと分からないほうがおかしい。

まして27日に都農の系列農場で発生しており、検査でH5亜型と診断されている以上、もはや川南の大量の死亡鶏がトリインフルであることは誰にでもわかったはずでした。

「トリインフル以外の別な病気だと疑った」などというとぼけたことを言っていますが、死亡鶏が通常の百倍以上出ていている以上、なんらかの呼吸器系伝染病であり、系列でトリインフルが出た以上、それを疑わなかったとしたら獣医師免許を返上したほうがいいでしょう。このようなつまらない言い逃れは止めたほうがいい。見苦しい。

そしてありえないことには、あきらかにトリインフルであることを知りながら28日に川南町の同社系列食肉処理場に持ち込んでいます。28日の出荷当日にも400羽死亡しているのに、です。唖然となります。

持ち込んだ鶏は、相当な確率で感染鶏を含んでいたはずです。断じて許されない行為です。このようなことをすれば一体どうなるのでしょうか?

感染した鶏の気道からは高濃度のトリインフル・ウイルスが排出されつづけています。いわばウイルス高濃度拡散装置と化しているのです。こんなウイルス拡散装置を大量に農場外で移動して回ったらどうなりますか。

鶏体はおろか、家畜搬送車にもウイルスが大量に付着しています。そのタイヤにも、その荷台や車体にも、運転手の靴にも服にも、いやハンドルさえにも!

だから、口蹄疫の時、感染区域に入った人たちは、一般人も含めて靴や車両のみならず、ハンドルまでも消毒していたのです。川南に本部を置く業者なら、知らないはずがないでしょう。

ウイルスが食肉処理場だけではなく、沿道にバラ撒かれていきました。国道10号線沿いには、既にこの愚かな行為によりトリインフル・ウイルスが散布されてしまっているはずです。

かくして、口蹄疫に次いでまたもやこの国道10号線は口蹄疫でも感染ハブとなりました。あの南北に抜ける動脈はそのまま感染の流れになってしまったのです。

次にあの業者は感染鶏を川南の食肉加工場に持ち込もうとしました。いいですか、食肉加工場はさまざまな農場からトリが集まる所ですよ。いわば大きな駅のようなものです。

そんな場所にウイルス発生装置と化した感染鶏を大量に持ち込んでしまったら、どうなりますか。加工場の作業員の服、靴を初めさまざまな器材、ヤードが感染されます。

いやそれだけでは済みません。

食鳥処理においては、作業員は手で鶏体を掴みますから、濃厚接触の恐れからくるヒト感染の可能性が出ます。そしていったんヒト感染が起きてしまえば、後は新型インフルエンザに変異し、ヒト-ヒト感染するかもしれません。

いいですか,口蹄疫はヒトには絶対に感染しませんが、トリインフルはヒト感染がありえるのですよ。そして新型インフルエンザになってそれが強毒性に変異してしまえば、対処薬は、現段階でタミフルていどしかないのです。

その作業員が、知らずに感染した服や靴で自宅に帰り、近隣に別の養鶏場で働く人がいたらどうなります。もう考えただけでゾッとします。このケースは口蹄疫第12例目で現実にあったことです。

風評被害から口をつぐむ向きも多いようですが、あえて言いましょう。
私たち養鶏農家がなぜトリインフルを恐れているのか。それはヒトと交差する可能性があるからです。トリインフルはその意味で、口蹄疫とは比較にならない危険極まる伝染病なのです。養鶏業者でそれを知らない者はいません。

この業者はそれを知っていてやった。だから、私はこれを反社会的行為と断じます。

.                    。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

ひどい。なぜ政府はなにも指導しないのだろう。
またなぜマスコミはなにも報道しないのだろう。

ううっ、おそろしい。昨日鶏肉を食べたばかりだ。苦笑

自分の体は自分で守らねば、とは言うものの、どうしたらいいのか途方にくれる。

>北朝鮮の国民が韓国の情報に疎いのと同じくら>いに、我々も隣国の情報に疎いのだということを>自覚しなければなりません。

私は特にアジアの地域にふたをして生きてきたので50歳ごろまでひどい認識でした。
中国と台湾と朝鮮と韓国の違いが分からず、フィリピンがどこにあるのか知りませんでした。
知りたくありませんでした。

父の戦死場所が「東シナ海で・・・」と何かの紙に書いてあるのをちらっと見て、東シナ海がどこにあるのか絶対見たくありませんでした。

今はボルネオ島とかスマトラ島とかマレー半島とかマラッカ海峡とかの地名が出てもすぐにわかります。

上の無知女はさくらです。

上の無知女はさくらです。

身近でたいせつな人が不自然な死に方でなくなっていると、それに蓋をする防御態勢が自然とできあがっていきますよね。
長じるにつれ、当時とは別の観点からものごとを考え始めるから、これまでとはちがう像がみえてき、思いがふかまります。なぜ、との思いは消えぬまま。
さくらさんに、御父上の戦死がもたらしたものは計り知れないのですね。
私はこのところの縁ある人たちの死をどう考えていいか途方に暮れています。父の病室の窓から、ちょうど見える。写真にも写ってる。みらい館。みるたびに彼女たちの声、姿、うかんできて、なんともせつなくなる。弟を亡くしたばかりのころを思い出すからです。毎日毎日なみだばかりこぼれていたころがあったから。ことばをこえた世界がそこにあって、それにはねかえされているのをかんじた。
あの時代があって、いまがあるのをいつも感じています。

運命、だろうとおもった。

さくらさんだけが無知なんじゃないです。私もまったく興味がありませんでした。いまもあんまりあるとは言えませんが、毎日いやでもおうでもとにかく学長ブログを転載している以上は目にとびこんでくるわけでして、。だんだん目にはいってきてしまうのもよしあしです。しらなきゃ、太平楽なのうてんきさでいけたものを、知ったとたん、いろんなことが気にかかります。
べつにどうということもない、ひらべったい、しょぼいおっさんがたまたま悪運強く総理になったんだな。ってことまでよくわかったし。たけばしおつしろうとであえてよかったのかわるかったのか、とりあえず、いまはよかったとおもうよ。ありがとう。目がさめます。

それからね、ぼんちゃん。
とりにく、こわいねえ。ひょっとして、今日買ってきた鶏肉がその汚染肉である恐れは100パーセントないとはいえません。そうであってもいいように、生でたべないようにしましょ。ふつうは食べませんが。
素手で扱わない。。。。これはできませんよねえ。

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