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2011年1月11日 (火)

医療関連法規講義(4)命を世に出す仕事   保健師助産師看護師法の1

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 1 月 11 日 医療関連法規講義(4)

<保健師助産師看護師法の1>
保健師と助産師と看護師と准看護師の資格や業務を規定した法律です。
保健師は、保健師という名称で保健指導を行うことを業とする資格です。
保健指導は保健師でなくても行うことができます。
すなわち保健師の業務は独占ではありません。
しかし、保健師を名乗ることができるのは保健師のみです。
これを名称独占といいます。
医療関係の国家資格は、すべて名称独占です。
まぎらわしい名称を用いることも禁じられています。
保健師は独自に保健指導を行うことができますが、保健指導の対象者(患者)に主治医がいる場合には、主治医の指示に従う義務があります。
また、管轄地の保健所長の指示を受けたときは、その指示に従わなければなりません。
助産師は、助産(分娩の介助)と妊婦・褥婦・新生児の保健指導を行うことを業とする資格で男性には道が開かれていません
助産師の業務は医業の一部を行うもので、医師と助産師のみに許された業務独占です
助産師には次のような業務上の義務があります。
異常の場合の処置禁止:妊産婦や胎児、新生児に異常がある場合、医師の診療を求めなければなりません。
応召義務:業務について求められたとき、正当な理由なく拒んではなりません。
証明文書交付義務:死胎検案書、出生証明書、死産証書の交付を求められたとき、正当な理由なく拒んではなりません。
また、分娩の介助や死胎検案をしていないのに証明文書を交付してはなりません。
刑事上の協力義務:死産児を検案して異状を認めたとき、24時間以内に警察署へ届け出なければなりません。
診療録の記載義務:分娩の介助をしたとき、助産に関する事項を助産録に記載しなければなりません。
助産録の保存義務:助産録は5年間保存されなければなりません。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

▼かささぎの独り言

今日から新しい職場です。施設で食事を作ります。
去年その項目が出てきたときにしぶやゆうさい師の書かれた『ノーマライゼーション』という文章を打ち込もうと思っていたのですが、時間がありませんでした。
今朝の講義、知らなかったことがあります、助産師は女性だけ。
そういえばそうですね。いわれてみれば。
しかしそれが法できめられていたことを、知りませんでした。
産科医には男性の方も多くいらっしゃるので、気がつかなかったのでしょう。

記録の保存、五年。これはカルテもそうでしたよね。

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