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2011年1月25日 (火)

歌仙『一行の詩』裏9 東妙寺らんの句

歌仙「一行の詩」  

行の詩をしたたむる淑気かな    月野ぽぽな
  あをく薫れる新玉の墨         姫野恭子
せせらぎに薄氷融けて流れゐて    竹橋乙四郎
  卒業写真の笑顔はれやか      山下整子
春の月延びる線路を照らしをり     青翠えめ
  駅長室はいつも満員         八山呆夢

圏足と獣耳持つ土器出づる        せいこ
  アナウンサーの黒髪に風       ぽぽな
摩天楼君が魚類でゐる時間       中山宙虫
  
ひんやりとした男恋しき         澄 たから  夏
登山口過ぐれば下山口となる              乙四郎  夏
    草の褥に荒神の使徒           整子
切腹の順番決まる月の光(かげ)      恭子
  病院給食明日栗おこは          えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり        東妙寺らん

とうみょうじらんは今時珍しい性格人格そろった美女です。
写真がありますのでどうぞごらんください。
去年古賀音彦という公務員と結婚しましたが、相変わらずのんびりおっとり天然の美。

んで、みよ。
ちょうどのとこに、いいかげんでなげた球が入る。
いえ、彼女は元銀行員。さくらさんが以前勤めていた地場銀行になが~く勤めたというばりばりのキャリアウーマンでしたので、その金銭感覚は一流です。ということはどういうことかといいますと。
家をたてるのだそうです。もうすぐできるのだそうです。ってことは、。はい、とうぜん、夫に禁煙を申し渡すわ、無駄遣いを締めるわ。
独身時代のらんちゃんは、家にパソコンがあった。あまり扱い方をしらないとはいえ。
それが、けっこんしたら、ないのだ。
家にぱそこんくらいひけよ、おとびこ。
おおっと、いけません。ひとさまのご都合につっこみをいれては。
でありますので、うれしそうな二人の世界にけりをいれてはいかん。
らんさんへメールで付句依頼をしたら、いっとき考えて、なにも見ないで句を出す。と。

ひい~あんたはれいのうしゃか!
そう、そしてそれがちょうどよかった。
らんちゃん、ありがとうね。

ねこがではいりしたのかもね。裏木戸から。

つぎは雑を一つ挟みまして、花句です。

雑はどなたも一句はだしてください。
さくらさん、なにかだしてくださいませんか。

ところで。
らんさんから、小中学生時代の同級生がなくなったことを聞く。
一昨日がお葬式だった、と。乳がんだったそうです。
そのともだちの名前をきいて、私の胸によみがえったこと。
うしじまえっちゃん。
中学1年生のとき、えっちゃんが、ふくしまの本村にある製材所の娘さんが開いておられた英語の塾に私をさそってくれたから、英語がすきになりました。一緒に通ったのは二か月くらいだったかもしれません。でも、二人で正座して、活水女学院出のきれいな先生の英語の授業をうけられたのは、緊張感ある楽しい思い出です。こんな寒い日だった。懐かしい思い出。えっちゃん、色が白くて、まつげが濃くて。きれいなおかあさんだったでしょうね。卒業後、いちどもあえないまま。

なくなったのですね。少し早かったね。つらかったでしょうね。

どうぞ安らかにお休みください。合掌。

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コメント

輪郭だけを村は残して

面影ばかり探されている

らんちゃん+そ=そ・らんちゃん。
そらんちゃん、ありがとう!!うう・・・

おもかげ。
於母影と月のかげ。
かげはどんな字をかいても、光の一種。
だからだめじゃ。1個まえをみて。
輪郭だけを村は残して。
すれすれ。ちょっとゆうぐれっぽい、が、いろんなよみができるから。
これでいきますか。どうしよう。
自然物、田舎のもの、いらない。即物的に機械的にそっけなくていいから、流れをかえようよ。ものの一部を提示するだけでよかったりする。なんのことかわからない方がいい場合があったりする。短句の場合そうです。つぎにまかせるということなんですが。
次は花ですから、花はたいがい自然の中の景色としてよまれますので、ここ、あっさりと、それでいて、べたじゃないほうがいいのでは。

とふっていながら、じゃ、どんな句さ。ときかれても、答えに窮するんだけどもね。たははは。
人名、地名、音楽、酒、病、そびきもの、スポーツ、いろいろあるでしょうが。

たとえば、こんな句。

七部集からひろってみます。
裏の花前、おなじ位置のタンクです。

鴈(がん)の下りたる筏ながるる  きかく

汐さだまらぬ外の海づら  乙刕(おつり)

何を見るにも露ばかり也   野水

雪のやうなるかますごの塵   乙州
(かますごはいかなごのこと)

壱歩につなぐ丁百の銭     乙州

旅姿おさなき人の姥つれて   路通
(花月一緒にタンクで出してるその前)

雁ゆくかたや白子若松     翁

煮たたまご生のたまごも一文(いちもん)に
 下戸は皆ゆく月のおぼろげ  
耳や葉やようても花の数ならず

独りある子もチャボに替えける   珍碩

物いそくさき舟路なりけり     越人 

銭一貫に鰹一節         野水

千句いとなむ北山の寺     かけい


佛食うたる魚ほどきけり     芭蕉        

世の中すべてカネで解決

病的なくらい車光らせ

修正

 病的なまでクルマを磨く

おとなう人のいろをためさん

駄賃は握りこぶし分

新薬恐れ痛みかみしむ

仕事重なり 同時進行

ああだこうだと 横道にそれ

枝葉の事を 説明しすぎ

新築の家 引渡し前

ざっくばらんにひとを生き抜く

ざっくばらんに人をだしぬく ?
ってよんでしまった。
そらんさん路線変更したの!っておもって。

どなたも、ぞくっぽい「反詩調」をだしてくださいましたね。文芸調のきどったものばかりだと横槍をいれたくなるんですが、こうも日常だとあれまあですね。
ではどれにいたしましょう。
まようです。
そうだ!
アメリカはたぶん朝だよ。
この、さわやかなぽぽなさんに、選句してもらって、花をつけてもらいましょうか。

ぽぽなさん。おげんきですか?
裏十
切腹の順番決まる月の光(かげ)   恭子
  病院給食明日栗おこは      えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり   東妙寺らん

十句目案

世の中すべてカネで解決
病的なまでクルマを磨く
おとなう人のいろをためさん
駄賃は握りこぶし分
新薬恐れ痛みかみしむ
仕事重なり 同時進行
(いちどきにくる仕事やっつけ)
ああだこうだと 横道にそれ
(ああだかうだとそれる横道)
枝葉の事を説明しすぎ
新築の家 引渡し前
ざっくばらんにひとを生き抜く
輪郭だけを村は残して


かささぎの選句、参考までに

切腹の順番決まる月の光(かげ)   恭子
  病院給食明日栗おこは      えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり   東妙寺らん
  輪郭だけを村は残して      そらん

切腹の順番決まる月の光(かげ)   恭子
  病院給食明日栗おこは      えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり   東妙寺らん
ああだかうだと横道に逸れ    さくら

切腹の順番決まる月の光(かげ)   恭子
  病院給食明日栗おこは      えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり   東妙寺らん
  世の中すべてアイで解決      せいこ

切腹の順番決まる月の光(かげ)   恭子
  病院給食明日栗おこは      えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり   東妙寺らん
  おとなう人のいろをためさん    ぼん

切腹の順番決まる月の光(かげ)   恭子
  病院給食明日栗おこは      えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり   東妙寺らん
マウンテンバイクと三毛の子猫と  恭子

ぽぽなさん。つぎは花をよんでほしいのです。
花ということばをいれて、さくらをイメージして、575で晩春の句です。
おすきな付け句をどうぞ。つけやすいのにつけてください。ああ、強迫観念はおすてください。
は。最初からそんなんないって。はい、すみません。

乙四郎は花前ださなかった。
罰として花のあと、折橋をだしてください。
では、健闘を祈ります。


  

NYは雪。ぐんぐん積もっています。
花前の選句と花の座ですね。
はい。すこしお時間頂きます。
それではまた!

ぽぽなさん。あなたはどうしてぽぽななの。
まるで、たんぽぽとなのはながいっしょにさいたようなおなまえですね。
インパクトのある名前はそれだけで、目が釘付けです。
どうぞごゆっくり。。。

暮の秋裏木戸少し開いてをり   東妙寺らん
  輪郭だけを村は残して      そらん
 天災の傷癒しゆく花の雨      ぽぽな

「輪郭だけ」をいただきました。いかがでしょうか。

「ぽぽな」はなんとなく出てきました。いまのところ相性がよいのか、8年の付き合いになります。

雑でしたっけ?(違うならやり直します)

1 強運の人幸運ならず
2 まっすぐ西へバクダッドあり

ぽぽなさん、どうもありがとう。
ここはやり句をとり、つけるところ、よく選句なさいました。
そらんさんのその句がもっともいいやり句でした。
遣り句とはさりげなくてものをいわない句のことです。つぎを生かす句。むずかしいのです。
輪郭だけを残す、それを天災のあった村とした花。へたをするとゆうぐれの場面がでそうな句でもありましたが、うまく転じてくださいました。
ありがとう、いいしおりの花がでました。さすがです。降りものもだしてくださいました。そらさんさん。よかったですね。句が生きました。捨てずによかった。
さて、乙四郎、ここ、折端は春です。
十句目が雑でしたので、春は花の句からです。春春春と最低三つは続けますので次の名残の折の立て句までが春です。
2がいい。春の季語をいれます。

初虹のかたバクダッドあり

ではどうでしょうか。かすみとかも思いつくところですが、雨のあとですし虹がいいと思いました。ただし、この地名をだされたひとの思いをしらないので、ご本人に季語のあっせんをしてもらいたく。

霞の西にバグダッドあり

これでもいいかとおもいますがやや理が勝る、か。
ほかにありましたら、おっしゃってください。
バグダッドとしたのが竹橋乙四郎らしさだと思った。
地名検索したら、こういうのがでました。解説をききたいところです。↓

「天災」は人災で受けなきゃ、という単純思考でした。
人災の最たるものは戦争なので、いまだに続く混乱の地バクダッドを。地理的にも心理的にも、ぽぽなさんの居られるNYの反対側です。

なお、バクダッドも八女も、ほぼ同じ緯度にあります。(↓)

雨のあとは、虹でも霞でも。
霞だと視界が悪い意味合いも加わります。霞かな。

霞は雨カンムリなのでべたつきますね。
初虹で。

ちなみに、バクダッドの北緯は33度14分。
八女市納楚あたりは北緯33度13分。
広川町は北緯33度14分
地球はぐるぐると自転していますので、バクダッドで人が殺されたその空間に、18時間後には我々がいるというわけです。

かささぎさま、みなさま
NYは大雪のあとの曇り。足下つるつるです。
余談ですが、ぽぽな句7句が角川「俳句」二月号に掲載中です。お手元にある方はどうぞご覧下さい。選などいただけるととても嬉しいです。

ぽぽなさんこんばんわ。
今朝ニュースでニューヨークの大雪が映し出されていました。 観測史上86年ぶりを更新とか。
日常に支障はありませんか? お気をつけて☆
俳句、拝見したいです^^

アメリカは大雪なんですね。
こちらもとっても寒いですよ。
かささぎの家は古くて歪んでいて、隙間風がふきます。家の中をコートをきてトイレへゆきます。おかしいでしょ。全体が暖房されているわけではないので、継ぎ目継ぎ目がひどく寒くて凍りそうです。

ぽぽなさんの俳句が総合誌に載っているのですか。角川の春樹さんとこの本ですね。
あしたは休みですので、本屋さんをのぞきましょう。

昨夜から大雪。
道路がアイスバーンです。
昨夜、またもやチェーンの出番でしたが、この冬三度目の出動で遂にチェーンが切れてしまいました。
ホームセンターのカー用品コーナーへ買いに行ったら、タイヤチェーンはちょっとしか置いてなく、タイヤサイズが適合するものはありませんでした。なるほどここは九州でした。
ところが、時々はお店で新商品を探索するもので、最近は布製の滑り止め(オートソック、スノーカバーといった商品名です)があるとのこと。タイヤにすぽっと被せるだけでよく、装着1分。
さっそくネットで注文しました。

乙四郎さん、ぼんさん。
今日、仕事帰り窓にワイパーかけたとたんバリバリに凍結、前がみえなくなったけど、こないだご紹介の霜取スプレーをかけたら、さあ~っと視界がひらけました!どうも情報ありがとうございました。
チェーンは苦手で、いくら安全でもご遠慮申し上げたい派でしたが、そんな便利なものがあるなら、それ、求めたい。さがしてみます。

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