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2011年1月14日 (金)

歌仙「一行の詩」  裏立て句

文音歌仙 『一行の詩』
       
  起首平成23年1月9日
一行の詩をしたたむる淑気かな 月野ぽぽな 新年 
  あをく薫れるあらたまの墨      姫野恭子  新年 
せせらぎに薄氷融けて流れゐて      竹橋乙四郎 初春                              卒業写真の笑顔はれやか      山下整子    仲春                                                                
春の月延びる線路を照らしをり     青翠えめ   
  駅長室はいつも満員         八山呆夢   雑


圏足と獣耳持つ土器出づる       整子  雑

雑の77

 1、ポリシーは輪ゴム手首に巻かぬこと
 2、圏足と獣耳持つ土器出づる
 3、ゆったりと衣ながして舞楽あり
  4湯煙のさきに別府の坂がある
 5鳥の目で見ている阿蘇の暮らしかた

亜の会の両雄に詠んでもらった句です。

せいこ句の1句目は平句なんです。
立て句向きではない、けれども面白い。現代川柳。
2、さすがに古墳の発掘に携わった人の句は言葉が専門的。
健足とおなじ読みをすると思しき圏足は、ここ、みて↓。
この土台のことみたいですね。
高坏の足を幅広にぐじゃっと押しちぢめたようなかたち。http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/gallery-341.html

すごい面白い句ですね。
駅長室にたくさん人がいることと、新しい発掘とがどこかで結びついている。
これが素材の珍しさで攻めているのに対して、3句目は正統派。

ゆったりと衣ながして/と、ここに暗黙の切れ字があります。
舞楽はそんなゆったりとした空間に響く揺らぎ音ですよね。
調うたまるさんあたりがあの平安調の恰好ででてきそう。笑

45は中山宙虫さん、ありがとう。
一読、4は前句に寄り添いすぎか。
5は平句に見えてもいささかメカニカル。
俯瞰する視線は鳥の目でみるということだけど、阿蘇という雄大な景色をもってきたことで、それが俄然生き生きとしたものになりました。
最初、この句をとってしまいました。

けれども、見渡しますと月の句が似た俯瞰の句なのですよ。

惜しいですねえ!!

そらさんさん、あとで恋句をだしてくださいね。
お待ちください。

さて、ぽぽなさん、

あたしは、あなたのネット上でにこやかに笑っているお顔をみてまして、この人はもしや遠い昔のインディアンでは。なーんてこと思ったりしました。なぜでしょうか。健やかな野生をかんじます。

まだどなたかお入りになりたい人はいませんか。
いらしたら、どうぞここへ名乗りをあげてください。

つぎは恋前。

もしどなたもいらっしゃらないなら、ぽぽなさん、短句の恋前句をどうぞご案じください。ほかに、自分も張り合いたいというお方を歓迎します。わくわく。

ええっと。季語はいりません。77です。
それ一句では恋とは読めず、次の一句と合わせると、もしや恋たしかに恋。
というようなものを所望いたします。どこかに風穴をあけておいてくださるとありがたし。おすきなようにどうぞ。

以下、初折はつぎのように進めるつもりです。

裏1雑
2恋前
3恋
4夏恋
5夏恋離れ
6雑
7秋の月
8秋
9秋
10雑
11花
12春

きょうも寒かったですよ。

あさは真っ白い霜でした。季語で強霜といいますよね。
こういう日は必ず晴れます。ふしぎですね。

アメリカでぽぽなさんはどんな暮らしをなさっておられますか。

お暇なおりに、おきかせくださいね。

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コメント

うわ!!ここ、でこぼこですね。編集手直ししようとしても、フォーマットが複雑で構成できません。とでます。あちこちからコピペしたつぎはぎだらけだからだったのでしょう。
とっても読みにくいですよね。本当にごめんなさい。

ぽぽなさん、かるくかるくあそんでくださっていいのですよ。すべりだいとおもってくださいな。
そういえば今日おなじところをかささぎもよみました。
初裏2句目。
折立句はこうです。(前田圭衛子師の捌です。)

ひと息に割りてみたしよ氷面鏡   小池舞


これ、まさに波乱の呼び出しの一句でした。

かささぎの付け

1 貨幣空間vs愛情空間
2 夜間掃除のモップが踊る
3 シソンヲノコセ本能に告ぐ

前田師は3をとられました。
本能が命じるのではなく、眠っている本能に告げた、そこが今風かもしれんなあ。自句自解。
1はね、長男がよんでた橘玲の本にあったうんちくから言葉を拝借。とってもナウい思想だった。ってこのナウいなんてことばはもはや、死後かいな。死語!
てきとうに、そして、しんけんにどうぞおねがいいたします。ねがわくは、たのしまれますように!!

かささぎさま みなさま
進んでますね、わくわくします。
八句目トライです。

アナウンサーの黒髪に風
シャッターを切る青年の指

いかがでしょうか。

>>インディアンでは。なーんてこと思ったりしました。なぜでしょうか。健やかな野生をかんじます。>>
確かに、よく食べよく飲みよく寝ておりまーす。夫はピアニスト。わたしは昔音楽教師をしており、今はNYの子供達と歌をうたいながら日本語教授をしています。今日はお正月のイベントで夫の伴奏で2曲程歌ってきます。どちらかというとだいぶボヘミアンな生活ですね〜。それでは〜。

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