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2011年1月22日 (土)

歌仙「一行の詩」  裏7・8

歌仙「一行の詩」  

行の詩をしたたむる淑気かな    月野ぽぽな
  あをく薫れる新玉の墨         姫野恭子
せせらぎに薄氷融けて流れゐて    竹橋乙四郎
  卒業写真の笑顔はれやか      山下整子
春の月延びる線路を照らしをり     青翠えめ
  駅長室はいつも満員         八山呆夢

圏足と獣耳持つ土器出づる        せいこ
  アナウンサーの黒髪に風       ぽぽな
摩天楼君が魚類でゐる時間       中山宙虫
  
ひんやりとした男恋しき         澄 たから  夏
登山口過ぐれば下山口となる              乙四郎  夏
    草の褥に荒神の使徒           整子
切腹の順番決まる月の光(かげ)      恭子
  病院給食明日栗おこは         えめ

えめさんの付けは、前句の切腹を開腹手術と転じた見事な付けです。
ぶきみな深層イメージがあって、栗がおこわの中でごろりとしている。
一見、そらだめ句みたいにも思える味わいをもち、妙に明るく能天気。
そらだめとは、空撓とも書き、表面上は何のつながりもなさそうにおもえて、その実深いところで何かがひっかかってくる、そんな付方のことです。

ぼんさんが出してくれた、やれはすの句は、前句を敗残兵とみなして、その背景を詠んだものでした。

 敗荷ばかり城囲む堀

堀はいらないように思った。

 敗荷ばかり城を囲みて

これで堀端のイメージはわきます。

どっちがいいか検討した結果、転じの見事さでえめさん句をいただきます。
ありがとうございました。

おこわは、旧かなでは「おこは」ですね。
強飯。固い飯。

http://gogen-allguide.com/ko/kowai.html  語源由来辞典

つぎはもう一句秋。晩秋。
えーと、打越が花ですので、植物や華やかなものは詠まないでください。

川柳でも時事句でもいいですけど、。どしどし作ってみてくださいね。
ぽぽなさん、うまくいったでしょうか。
ご主人のピアノにあわせて、歌を歌われたでしょうか?
楽しそうですね。


  

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