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2010年12月15日 (水)

韓国での口蹄疫の蔓延(警戒)         総合医療論講義(8)受診するとき

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2010 年 12 月 15 日 口蹄疫の蔓延(警戒)

11月29日韓国の慶尚北道・安東で口蹄疫が再発して以降、感染の拡大が止まりません。

今月15日には京畿道の楊州市と漣川郡へ飛び火しています。

今回の口蹄疫発生により、これまでに農家850戸の牛、豚など152462万頭の家畜が殺処分・埋立処分され、韓国で史上最大規模の大惨事となっています。

日本での報道は少ないようですが、今、まさに、九州の隣接地で進行中の大事件です。

2010 年 12 月 15 日 総合医療論講義(8)

<病気やけがをしたとき>

病院(病床数20床以上)あるいは診療所(19床以下)を受診します。

妊娠・出産の場合は助産所も選択肢となります。

通常は受付(健康保険証の提示)→問診→診察→検査→診断→治療(手術、処置、医薬品の処方など)→リハビリの手順です。

検査や治療のために入院が必要な場合は、入院から退院までの手順が加わります。

検査や治療は、患者へ十分な説明を行い、患者の意志を確認しながら行うこと(インフォームド・コンセント)が一般的となってきています。

処方された医薬品の服用については医療従事者の監視下でないことが多く、患者が医師の指示通りに服用しているかどうかがわかりません。

指示や決まりを守ること(コンプライアンス)は臨床判断を誤らないために重要なので、必要に応じ、薬剤師による服薬指導が行われます。

医療は、供給側の裁量で決定できるものが多く、経営上の理由で入院期間が長くなったり過剰診療に傾くことがないよう、制度上の工夫がなされています。

入院期間が長引くほど医療機関の収益性が低下するような診療報酬体系や、病態ごとの収入の定額化や、医薬分業の推進などです。

近年は、入院から退院(後)に至るまでの時間軸を明記した治療計画(クリティカルパス)を関係者によるチームであらかじめ作成し、医療の効率化を図る動きが普及しつつあります。

救急医療の場合は、診療の前に、救急蘇生と通報(市民の役割)、救急救命と患者搬送(消防の役割)があります。

呼吸や心臓が停止して脳へ酸素が4分以上届かないと重篤となりますので、救急車到着までの時間(通報から到着まで全国平均約8分)の市民による救急蘇生は極めて重要な鍵となります。

救急医療の診療は、入院が不要な程度の患者のための初期救急医療体制(在宅当番医、休日夜間急患センターなど・・・市町村の役割)、入院が必要な場合の第二次、第三次救急医療体制(病院群輪番制、救命救急センターなど・・・都道府県の役割)が敷かれています

(保健医療経営大学「学長のひとりごと」より転載しました。)

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コメント

「理論」的には、韓国は清浄国が国際的に認定されていますので、韓国の口蹄疫の感染ルートは、時間的にも距離的にも近接した隣国から、ということになります。
時間的に最も近接しているのは、宮崎県。
距離的にも近接しています。
欧米の権威ある機関の視点では、宮崎県の口蹄疫が飛び火したと推定されたとしても何の不思議もありません。
「感染ルート」の真実に全国民が関心を寄せるべき事態なのですが、なぜか、全マスコミが韓国の現在の大惨事を報道していません。
宮崎の大惨事がしばらく報道されなかったあの頃が想起されます。
「感染ルート」から国民の関心を逸らそうとする大きな力を感じます。
感染ルートをうやむやにする報告書を発表したばかりの農林水産省のホームページでも、隣国の発生情報の記載からは事態の深刻さが伝わらない書きぶりです。

意図的なものがある、とおっしゃるのですね。
きっとそうでしょう。いまは、たいへんなときです。
政党支持率は二割をきろうとしています。
景気もどん底、隣国では戦争の準備をしている。
過去に学んだ歴史では、不景気になると戦争がはじまるのでした。

>過去に学んだ歴史では、不景気になると戦争がはじまるのでした。

そして、過去に学んだ歴史では、報道機関が真実を隠そうとすると戦争がはじまるのでした。

諫早湾開門問題。いよいよ、暗礁に乗り上げましたね。
国民感情まっぷたつのところへ、首相が後先考えない段階での意思表示をして、さらに激化させる。これ、つい最近見た光景でしょう?普天間基地移転問題とまったくおなじ。関係者へアプローチすることなく一方的意思表示をメディアに向けて行なった結果、関係者の感情を逆撫でし、ますます泥沼化させてしまう。協議の場をもつことすら困難にしてしまう。
学習能力のなさ、なんてレベルの問題ではありませんぞ。

感想を率直に言わせてもらうなら。
「日本はまかせられんと思っていた自民党がなつかしい」のひとこと。これにつきます。民主党。仲間割れしよる場合じゃなかぞ。国民はそれほど、気は長くない。

自民党が本当にいい政党かどうかは別として、元官僚としての実感は、自民党という政党は、複雑な省庁間の駆け引き、ひいては重要な意志決定においてさえも、官僚に任せてくれた政党だったということです。
悪く言えば、「官僚丸投げ政党」「官僚の傀儡政党」だったとも言え、そのアンチテーゼとして民主党が選ばれたわけです。今回の総理大臣の諫早問題への対処は農林水産官僚の意志に反した決断で、その点、確かに自民党とは異なります。「政治主導」を是とした大多数の国民には拍手喝采ものです。
ただ、自民党、特にベテランの先生方の偉大であった点は、官僚の判断に伴う利害関係者への働きかけは自分らの役割だと認識していただき、実際にうまく根回しをやってくれていたということです。官僚は法的権限の範囲内で業界団体をねじ伏せることは得意であっても、法的権限が発生していない段階での浪花節的交渉はすこぶる苦手なのですから、そこのところは先生方にやっていただかないと国をうまく動かすことはできません。
なお、官僚に任せきりだと、他省庁の利害も視野に据えた大局的な判断はしてくれません。そこらあたりも自民党の先生方はよくご存じで、官僚の限界を超えたところでは「政治主導」で調整に乗り込んでこられていました。
さて、今回の諫早決断では、開門という方向性で、農業者を敵に回してしまいました。
もし、総理が本気でTPPを円滑に推進しようと思うのであれば、政治的には、農業者の心理を逆撫でするようなことはやってはなりません。おそらくTPPへの影響なんてことは微塵とも考慮せずに決断されたのでしょう。ここらあたりが政治家としての資質が問われるゆえんです。
きっと、普天間問題の解決への影響なんてこともこれっぽっちも念頭にないのでしょうね。
米国の威を借りて、民主党は「辺野古」以外の結論はあり得ないと勝手に思い込んでいますが、「辺野古」はあり得ないというのが、現政権が問題を放置してきた帰結です。週末の総理の沖縄訪問で現実を認識されることになると思います。もし、辺野古を断念して県外移設やむなしということになれば、米国を満足させることができる次善策カードとしては「佐世保カード」か「佐賀空港カード」くらいしかありませんが、諫早の決断で長崎県を激怒させてしまいましたので「佐世保カード」は消えてしまいました。

>きっと、普天間問題の解決への影響なんてこともこれっぽっちも念頭にないのでしょうね

はあ、さすがです。
これっぽっちも気づかなかった人がここにいます。


TPP.
不勉強でしたが、ちょっとだけ調べました。
農業の敵ではないのだと思います。ひょっとしたら救世主になるかもしれないと。担い手の絶対的な不足。これからの農業の担い手をどう育てるか。そこにも着眼せねばなりません。これまでの百姓のやり方では農業担い手の未来に明るい光はない。
ノーキョーがなぜ反対運動の旗を振るのか。
目先のことしか考えていないから。
町でTPP関連の会合があったら、わたしはオットを差し置いてでも行きたい。と本気で考えてる百姓見習いです。

産経新聞より引用(抄)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
菅直人首相は15日、諫早湾干拓事業に関する国の上告断念を表明し、「最終判断だ」と強調した。だが、大局的見地からの決断ではなく、自らの指導力をアピールするための場当たり的な対応だったようだ。外交・安全保障も、財政も、国会運営も、すべて思いつき。 自らが指示した法人実効税率の5%引き下げの財源確保策も「財務省が必ず掘り出してくれる」と官僚任せ。民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題からもひたすら逃げ続け、岡田克也幹事長に「一任」しっぱなしだ。
「物事を進めるためのスケジュール感、手続き、段取り、根回しが全くない。行き当たりばったり、思いつきだけ。この政権にはほとほと愛想が尽きた」(民主党現職幹部)
~~~~~~~~~~~~~~~~~

>物事を進めるためのスケジュール感、手続き、段取り、根回しが全くない。行き当たりばったり、思いつきだけ。この政権にはほとほと愛想が尽きた

鳩山さんもまさしくそうだったような気がするのはわたしだけ?
今朝のわが家の夫婦の会話。
ツレ「首相の発言の重みを、いつどこでどんなふうに発揮したら効果的なのかがこんやつはわかっとらん」
ツマ「これまでは、ずっとだれかシナリオば書いてやりよんしゃったとよ。いまは自作のシナリオやけん、やぶれかぶれになるとたい」

官僚の反対を押し切って上告断念をした前例に、小泉首相のハンセン氏病訴訟での政治決断があります。
当時、担当していた友人たちは、何度も何度も官邸へ呼び出され、首相みずから何日も猛勉強をされ、上告断念の決断の責任をすべて首相が負う覚悟を決められた上で政治決断を下されました。決して官僚と全面対決みたいな姿勢での政治決断ではありませんでしたので、上告断念後のややこしい後処理も、必要な予算措置を御配慮いただき、大きなトラブルなく行うことができました。

そうでしたか。
そういう裏話はとても価値がありますね。
結局、苦労したらしたぶんだけ、ちゃんと後に残るということでありましょうね。

>米国を満足させることができる次善策カードとしては「佐世保カード」か「佐賀空港カード」くらいしかありませんが、諫早の決断で長崎県を激怒させてしまいましたので「佐世保カード」は消えてしまいました。

諫早湾堤防問題と普天間問題をリンクして捉えておられるのは慧眼ですね。
確かに長崎県は激怒しましたが、逆に佐賀県と地元漁協に対しては強力な交渉カードとして使えるかもしれません。
佐賀空港案への反対理由の1つとして開港時の公害防止協定の覚書付属資料があります。。軍用に転用する場合は県は市と漁協に了解を得るべしという内容です。
堤防開門の実現と引き替えに普天間移転を地元に呑ませることは可能でしょうか。
在沖縄海兵隊のイメージは悪いですが、環境問題について言えば佐賀に移転してもヘリ主体なので騒音問題は発生せず、船も有明海には入らないので海苔養殖や漁業に対する影響もまずありません。
空港周辺の農家も将来の展望がなく後継者の育成もあきらめています。空港と周辺農地に演習場を除く在沖縄海兵隊の全機能を移転させても特に迷惑を被る人はいないと思います。
県議会も市議会も反対決議を出していますが実態をよく知らずにイメージだけで嫌っている節があるように思えます。

かわぞえのりさん、おもしろい意見をありがとうございます。その解説でやっと元官僚のいいたいことがみえました。すみませんぼんくらで。
そういう現実的な考え方が求められていたのですね。政治とは利害の調整なのだから。でも現場でなければ、よく見えないです。そして現場でなければ、すべてよそ事なんです。どうしても。
こないだミニ同窓会をしたとき、福岡市の設計士のともだちが、かつて罪人扱いで世間がこきおろしたあねがわさんという人をさして、あのひとのおかげだ、と恩人扱いの文脈で語っていました。何の話かはわからなかったけど、でも、そのとき、ものごとにはすべて二面性があるのだとおもったことでした。ないぶのことは内部の者にしか、わかりませんものね。あっちにはわるくても、こっちにはよいということは、いくらでもある。

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