無料ブログはココログ

« 国際協力論講義(48) 技術協力の(1) | トップページ | 同級生のおじさん »

2010年12月 5日 (日)

ナオ6恋句、冬の短句

先日のぼんの恋句ででた、、
もち肌を誉められている八十路娘
これをよんで、頭にふたつのことがうかんだ。
まず後白河に今様を伝授した五条の乙前。
天皇と出会ったときすでに七十数歳であり、病の床についた八十数歳のころには上皇が見舞いにきて、経文を読んできかせる。上皇にこれほどまでに師事され思慕された乙前は幸せな女性でした。実の母親以上の存在。
もうひとつは、名前をわすれたけど、万葉集の雄略天皇に名のられた少女。
名のるということは求愛行為であり、ましてや天皇であれば。
名のられた少女は一生をそのために棒にふった。未婚のままですごした。
その老女の歌としての歌をいつかどこかで読んだのでしたが、記憶がすでにあやふやです。
いくつになっても女は女だと思わせられる。恋句の外縁にはこんな句も入る。
おもしろい。

ナオ

猫の仔のミャアと鳴きたる縁の下   ぼん
      大人を真似てシガレット菓子   乙四郎

だまし絵の階段影が駆けてゆく    宙虫
   遠き潮の匂ひかすかに      恭子
にじむ血をなめて証とする一夜    ぼん
   とろりとろりと溶ける煮凝り    整子

ナオ6冬、恋句案

義母の味するふろふきを割る

枇杷を咲かしてふたりおだやか

綿虫が棲む男の鼓動

 根深いほうも嫌ひぢゃないわ
 くたり煮えてる白菜の鍋
 とろりとろりと煮凝り崩る

せいこさんの煮凝りをいただきます。
ありがとう。
次は恋離れ。雪の句をお願いします。
恋情をおさえて雪の景色をよめばとおもいます。

せいこさん所属誌『やまなみ』の草野源一郎代表は、こんなお歌をうたっておられます。
こういうかんじの一句、ほしいです。すごい欲です。笑

奥処(おくど)には根雪となれる連嶺が電車より見ゆ蝦夷の地ここは

車より見ゆるかぎりは恋ほしけれすでに手稲山(ていね)も雪を被(かづ)くか

伏流水靄をあげつつ合流すけさ高々と町を覆ひて

では、これから今年さいごの「お座」にまいります。寺田天満宮の。

« 国際協力論講義(48) 技術協力の(1) | トップページ | 同級生のおじさん »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ナオ6恋句、冬の短句:

« 国際協力論講義(48) 技術協力の(1) | トップページ | 同級生のおじさん »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31