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2010年12月20日 (月)

総合医療論講義(10) ノーマライゼーション

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2010 年 12 月 20 日 総合医療論講義(10)

<障害者のノーマライゼーション>

障害者が障害の軽重にかかわらず、地域において可能な限り、普通に近い生活をしていけるような社会をつくっていくという理念(ノーマライゼーション)のもと、福祉施策が実施されています。

障害をもつ者ももたない者も地域でともに生活している状態こそが自然であるという前提のもと、障害者を隔てる様々な障壁をなくすバリアフリー社会の実現が行政課題となりますが、こころのバリアフリーの実現は国民ひとりひとりの課題でもあります。

ノーマライゼーションの理念の一環として、障害者の自立の支援も行政施策として取り組まれています。

身体障害、知的障害、精神障害のそれぞれの間の制度的バリアも取り除いた一元的なサービス提供の仕組みとして、障害者自立支援法が平成18年に施行されました。

市町村の責任のもと、地域生活支援事業(相談支援、コミュニケーション支援、移動支援、日常生活用具の給付・貸与、地域活動支援センター、福祉ホームなど)と自立支援給付(介護給付、訓練給付(自立訓練、就労移行支援、就労継続支援)、共同生活援助(グループホーム)、自立支援医療、補装具)が行われています。

なお、精神障害者の入院医療については、自傷他害のおそれがある精神障害者の措置入院など、精神保健福祉法により、人権が不当に侵害されないよう入退院の手続きが厳格に運用されています。

心神喪失または心神耗弱の状態で重大な他害行為を行い、不起訴処分または無罪が確定した人については、心神喪失者等医療観察法により、鑑定入院を経て、処遇が決定されます。

このほか発達障害や認知症など、こころの健康については、現代社会のひずみに因し、21世紀の課題として今後もクローズアップされてゆくことでしょう。

〈保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載)

▽かささぎの独り言

こないだ偶然ぶつかった作文が、先生、ぼくを普通の生徒と一緒に扱ってくださってありがとうございました。という内容の、ものでしたね。
あれは盗作扱いになったのか、どうなのか、その後を存じませんが、作文はもともと作為のあるものですので、「まったくおなじものでなければ」その人の作文として認めるべきではないかと思います。少なくとも、それを読んでこころ動かされた人たちがいた。

かささぎもそのひとりです。

2ちゃんねるの原文にあったことで入賞作文にはなかったもの、それは普通の健常者とよばれる子達のいじわるなやり方への批判。いちばん先生にお世話になったんだから、おまえが生徒代表として挨拶するべきだろ。といって、その子に任せたことを、最初に書いた2ちゃんねるの人は悪趣味だと恥じていた。さりげなくさらさらと書かれていた話で、そこが最もかささぎの心に残りました。恥を知る、やさしい子だったんですね。

▽ところで。連句的。
きのう保健医療経営大学では就職説明会がひらかれました。
いうまでもなく、世の中は不景気でかつてないほどの狭き門。
これをどうやって突破するのか。
先生方は保護者にむかって現状と戦い方を示唆されました。
かささぎのこころにまっすぐ届いたのは、面接のとき、自分の思いを相手の面接者にきっちりと伝えることが最も大事だ、それは決して饒舌とイコールではありませんーということでした。
これをきいて、こころにぽっと灯がともりました。
面談でいろんなことを聞かせて下さったゼミの先生方にも、ありがたい勇気をいただきました。

不出来なむすこですが、それでも世にださねばならない。

〈だけど昨夜。どうしてそうあんたはできがわるいの。といったら。それはおかあさんの子やけんたい!!といわれた。はっはっは。その通りだわ。)

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