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2010年12月25日 (土)

韓国の口蹄疫続報                  国際協力論講義(56)協力隊員の待遇

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2010 年 12 月 25 日 韓国の口蹄疫続報

殺処分対象家畜は2000農場33万頭に達し、宮崎の惨禍を上回りました。
24日は新たに慶尚北道永川市の種豚場(24000頭)の感染が確認されています。
種豚の出荷先にもリスクが高まりました。
目下、韓国政府は懸命の拡散防止策を展開していますが、潜伏期間を考えると既に広域に拡散してしまっているかもしれません。
感染には牛よりも多量のウィルス量が必要とされる豚への飛び火拡大が続いていますので、相当規模にウィルス汚染が拡散しているものと推定されます。

2010 年 12 月 25 日 国際協力論講義(56)

ボランティア派遣(ボランティアの待遇)
<青年海外協力隊>

ボランティア精神に基づいて参加することが原則であるため、給料は支給されませんが、青年海外協力隊員には規定によって、次のような待遇または身分措置が講じられています。
(a)現地生活費
隊員が海外で協力活動中は、1カ月280~700ドル(派遣国の生活実態により支給額に差があります)の現地生活費が支給されます。
この手当は、現地生活に最低必要な日常生活費であり、経歴・年齢の差に関係なく、同一任地であれば同額です。
(b)住居手当
隊員の現地での住居は、受入国が提供することとなっていますが、受入国の住宅事情で、隊員の活動に相応した住居が提供されない場合には、わが国より住居費の一部あるいは全部の補助が行われます。
(c)国内積立金
隊員の中には、現在の勤務先を退職して参加する者、就職しないまま参加する者があります。
これらの隊員については、帰国後の社会復帰資金として、派遣前の訓練中から任期満了に至るまでの期間、国内積立金が積み立てられ、支給されます。
この資金は、帰国後における生活基盤の再構築資金です。
所属先から有給休暇の措置を受けて参加した隊員にはこの資金の適用はありません。
この資金の任期中における引出はできません。
(d)現職参加
現に勤務先を有する者が、勤務先での身分を有したまま協力隊へ参加することを、協力隊への現職参加と呼んでいます。
開発途上国において効果的な協力活動を行うためには、隊員が実務経験、社会経験を有することは重要な要素です。
地方公務員については「地方公務員派遣法」の制定にともない、地方公共団体における条例等制度の整備が行われており、身分措置を行って協力隊に参加する人が増えています。
民間企業においても独自の休職措置の制度化が行われており現職のまま参加する人が増えています。
この場合、雇用者側の負担を軽減する所属先補填制度が設けられています。
「現職教員特別参加制度」により教員が協力隊に参加しやすいような環境づくりも行われています。
(e)福利厚生
隊員に対する福利厚生面への配慮として、国際協力共済会への加入、海外労災特別加入、災害補償等が制度化されているほか、雇用保険の受給資格を有する者が隊員に参加した場合には、受給期間の延長が認められ帰国後における受給が可能となっています。
農協の職員や農業後継者等が隊員として派遣された場合、海外派遣期間中についてもその期間を耕作または養畜の事業に従事したものとして取扱われることになっています。
(f)健康管理・安全対策
健康管理については、年1回、JICAの費用負担で健康診断が受けられ、在外事務所常備医薬品を利用できます。
重症患者へは、現地顧問医や日本の事務局が対処します。
安全対策については、専門家の派遣による現地での巡回指導が行われています。
通信網が未整備な地域での連絡手段の確保や、安全対策専門クラークの配置などの危機管理対策も行われています。
<シニア海外ボランティア>
シニア海外ボランティアについても、青年海外協力隊員と同様です。
青年海外協力隊員との違いは、家族を随伴する場合には家族の渡航費や家族手当が支給されること、現地で住居、ホテルなどを借り上げる場合に、上限額まで実費が支給されることなどがあります。
無職または無給休職で参加し、出発時に65歳未満の人には、派遣期間中、国内積立金が支給されます。
有給休職で参加する人には、所属先に対して派遣期間中の人件費が上限額内で補てんされます。
民間企業に対しては間接経費をあわせて支給する制度もあります。
また、自営者に対する補てん金の支給制度もあります。
福利厚生制度としては、労働者災害補償保険特別加入制度に基づく補償や、「国際協力機構国際協力共済会」による療養費等の給付が行われます。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載)

コメント

ロシアの話題。
駐ロシア大使(河野雅治、元外務審議官)が年明けに更迭だそうです。2年に満たない短い任期でした。11月のロシア大統領の北方領土訪問の情報を事前につかめなかったから。
(一時帰国命令時の首相公邸での事情聴取の様子の関係者証言)
「なぜだ。なぜ訪問しないと判断したのだ」
「ロシア外務省からそういう報告を受けていましたから」
「そんなことは聞いていない。誰が言ったかじゃなく、どうしてそう思ったんだ」
口ごもる河野大使。
「要するにどういうことだ」
いら立つ首相。
「私はあまりロシアに詳しくないので……」
次の瞬間、首相の怒り爆発。
・・・
任国に詳しくない人が大使に相応しくないのは当然のこととして、こういう決断だけは早いですね。
<応用問題>
「要するにどういうことだ」
いら立つ国民。
「私はあまり政権運営に詳しくないので……」
次の瞬間、国民の怒り爆発。
・・・
更迭されるべき人は更迭されてしかるべきです。

ロシアに詳しくない人がなぜ駐ロ大使に任命されたのか。
外務省には主な言語ごとに派閥みたいなものがあり、ロシア語を操る官僚は「ロシアスクール」に属し、駐ロ大使はロシアスクールから、という暗黙の慣習があったのですが、ロシアスクールは鈴木宗男スクールでもあったので、刑事事件で宗男氏の影響力の低下とともに、ロシアとの太いパイプを持つ宗男派の官僚が一掃されたのでした。
従って、近年の駐ロ大使は、宗男氏と距離を置く人が登用されたので北方領土情報に疎くなるのは当然といえば当然のこと。
ロシア語は一日にしてならず。
(しかしロシア語翻訳は瞬時にして成る。)
   ↓

http://translate.google.com/translate?hl=ru&sl=ja&tl=ru&u=http%3A%2F%2Ftanka-souko.cocolog-nifty.com%2Fblog%2F (31文字倉庫、ロシア語訳)

こんばんは。めりーくるしみます。
さむいさむいクリスマスイブです。

ところで、かんこくのこうていえき。おかげで、宮崎のを思い出すことができます。復習できるし、あらためて検証できるというものです。
学長ブログの学長の言説を読み、あれ?なんで?って、ちっともわからない部分もでてきました。(豚の感染の部分ね。まだよくしみこまない)
さっき、きぼうさんブログをのぞいてきましたら、こういうことが書かれていました。22日付けです。
コピペします。
いつもきぼうさん、無断引用をお許しくださいませね。

口蹄疫ワクチン接種は、接種後1年間は口蹄疫清浄国として認められず、またかかる費用も膨大なため、世界各国が実施をためらう最終手段だ。家畜10万頭を基準にワクチンを処方する場合、約6億ウォン(約4300万円)が必要になると推計される。韓国では韓牛300万頭、ブタ1000万頭ほどが飼育されている。(中略)

これまでに農家1289戸でウシ、ブタ、シカ、ヤギなど家畜22万4605頭が処分された。補償金だけで2300億ウォンを超えるなど、被害規模は過去最大に膨らんでいる。」(聯合ニュース12/22)

(き坊の近況

韓国こうていえきを追ったブログ
かささぎブログの次に、博士の独り言。

http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-4014.html
おなつかしや、の、ひさしぶりです。
感染経路は人の往来だと指摘されてます。
わかっていながら、まだ何の手立ても講じない政府はいったいなんであろうか。
と疑問を呈しておられます。

牛つながりの話題。
NHKのアナウンサーで荒木美和さんという方がおられます。「テストの花道」での才媛ぶりが気になる存在だったのでプロフィール検索したら、趣味に「闘牛」とあり、牛を飼っているとのこと。いろんな人がおられます。

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コメント

考えさせられますね…。いつもこのブログを見るのがとっても楽しみです(*^^)vこれからも楽しみにしていますね☆

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