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2010年12月13日 (月)

「冬に入る」折端がまだ。


  (となり町の山の上の老人施設にて)

ナオ

猫の仔のミャアと鳴きたる縁の下   ぼん
 大人を真似てシガレット菓子   乙四郎
だまし絵の階段影が駆けてゆく    宙虫
   遠き潮の匂ひかすかに      恭子
滲む血をなめて証とする一夜     ぼん
   とろりとろりと溶ける煮凝り    整子
たきもんをくべるはしから舞ふ雪よ   さくら
   弁慶坊の睨み決まらず      えめ
医療事務緊急人材育成科        恭子
   錦市場に並ぶ笊あり        えめ
月碧く満ちて大河は蛇行する      宙虫
   

ここ、人事句はまずいですね。大うちこしに弁慶がでていました。
べんけいは歴史上の人物でしたね。笑
時間がうんとあいてしましました。

晩秋か三秋の句、どうぞおねがいします。

ぼんの三句、ふたつは無季、ボジョレーヌーボーは初冬でした。
恋でなくてもいいです。でていないものをだしてくだされば。
ながれからいくと、述懐句かな。自省の句か。
せいこさん、ぼん、だしてください。

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コメント

蔓たぐり寄せ記憶引き戻す

きのこ汁にはしめじが似合ふ

銀の流しに映るはしばみ

キッチンに吊る赤唐辛子

月の後に銀はなかろう。笑

 ちちはは眠る家内(やぬち)すさまじ

どんぐりの唄まちがえたまま

どこで落ちたか林檎ころころ

   錦市場に並ぶ笊あり        えめ
月碧く満ちて大河は蛇行する      宙虫
  澄んだ瞳に映るはしばみ        せいこ

つぎは自省の句がいいんでは。あるいは述懐。
秋、五七五。竹橋乙四郎。主語はわたしでおねがいします。どうか感情をいれてください。

   

ありがとう。
はしばみという季語が生かされました。
はしばみ。語感がいいよね。

はしばみ。漢字で榛。へーぜるなっつ。
はんの木とは別種。(あの鮫島さんの句集名が榛の木でした。よんだことはありませぬが。)
花は春、実は秋。ネットで実を検索しますと、フランスやイタリアや中国に住む日本人たちのブログで占領されます。そのなかで、これは必読。染料になった話や、仙台のはざの木になった話など、はたまた歌の話もでてきてとてもためになる。(はんのきのほうね、こっちは。ああややこし)
ひこうとして、どっかいっちゃった!とほほ。

語感からは、でんしゃのドアに服をはさまれたまま運ばれていくかんじがあります。端食み。安西均の詩にもある。

せいこさん、染料の触媒で思い出しました。広川町の国宝、森山虎雄さんへの取材が西日本新聞にのっとったっちゃけど。あの絣の色の染料触媒はどこからか送ってもらうそうで、それが陶芸につかった灰とかではなく、まったく異業種のでした。かつをぶしをいぶす松やくぬぎの灰だったかな。あ、思い出した!場所は沼津から。笑。乙骨太郎乙が一瞬連句的によぎったから記憶が定着したんだった。ね。すごい関連。

さっき、ひこうとして見つからなかったサイト。
ハンノキ。↓

1 貼り替えし障子の隅に穴こさゆ
2 三井寺の後光輝く放屁虫
3 螻蛄だって死ぬときがある僕ら皆
4 赤のまま立ち停まりて掌(て)に取りて
5 鬼灯の鳴らし方無形文化財

植物は「はしばみ」に障るので、4と5はボツです。

アラ?はしばみ色を検索してる間に乙子さんから付け句が出てた。
それも、ぼくら、を使ってる。
ひゃーびっくり。
初めてじゃない?乙さんの一人称。
ま、複数形だけどね。赦しちゃろ。笑

おっとっと。
こんなチャチャをいれるつもりじゃなかった。

はしばみ色。↓
古典的な色調。
ちょっとくすんだベージュ。

嗚呼、こうさん!!
なぜしんじゃったの。nhkのセカンドバージンを今日はじめて見たら最終回だった。一回目からみればよかった。いいおわりかた。さわやかで、あっさりときれいにしんだ。竜馬伝みたいに無駄に長引かせなくて。あんな恋がしたい!とおんなたちはきっとおもったことであろう。どんどん時代はかわってるねえ。

さて、乙四郎の句、へっぴりむしをいただきます。
三井寺という名前の由来は、最初に三井寺で発見されたからだそうです。これ調べるのに苦労しました。「このもんどころがめにはいらぬか~!!」で、顔をあげると、お尻をむけて放屁ですからね。まったくひどいよ。
かささぎ、はしばみの木の、森の王様みたいな、じっさい、ぎょえてのゲーテの魔王の原語は「ハンノキの王」ってそうだから、森や樹木を代表するのがハンノキで、そっからはしばみもスライドして、上品で叙情的な述懐句を期待してたのに・・・がくっ。どれもいやだよー。とりたくないよー。ひー

でも。
よくみれば、障子の穴から澄んだこどもの目がのぞいている付け句がひとつあった。やれやれ。たすかった。

  錦市場に並ぶ笊あり        えめ
月碧く満ちて大河は蛇行する      宙虫
  澄んだ瞳に映るはしばみ        せいこ
ナウ
貼り替へし障子の隅に穴こさゆ     乙四郎 

これしか、ないか。

で、つぎ。
ここでだしてください。述懐句。悔悟の句。改悛の句。抹香くさい、しんきくさい句。ああ、へひりむしはもういいです。ユーチューブでみれる、みいでらごみむし↓これです。けっ。

ミイデラゴミムシって、実在する昆虫なの?
お初におめにかかります。

それにしても、ユーチューブの守備範囲のとてつもない広さ深さ。
ありがたい世の中だよね。まったく、だれがこんな次世代を想像したであろうか。少なくとも父はこんな世の中を知らずに死んだ。
あらためてユーチューブに感謝感謝。

聞いちゃだめです見てもだめです

線香いっぽんあげられぬまま

ああ寒空にダンボールハウス

みな占いにしたがったのに

水晶玉に映る整形

予知能力が確かにあった

唐揚げの骨どこかに埋めた

あの世の父が知らぬ次世代

ネコは秘密を掘り出すばかり

人は貧乏に一度なるべし

税理士試験今年も落ちた

すべて捨て去り心の整理

すみません。留守してる間に、たくさんだしてくださいました。しかもどれもおもしろし。わらってしまいます。わらったらいかんのやろ。ごめんね。ついでにじぶんもだすであります。なんにつけてるのか、わからんであります。笑。


喪ごもり百日もうじき酒宴
あぶらであげないどーなつ・ぽてち
スーチー女史は還暦こえた
冥土インチャイナor冥土インジャパン
むすめは娘むすこは息子に
ああなつかしき多聞豊作
父はいつでも母をしかりて
涙あかりの葬式饅頭
羞ぢらってゐるお見合ひの姉
なみだ見せざる軍神の妻

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