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2010年12月 9日 (木)

冬の菊十首

冬の菊

   西野いりひ

底冷えの日に作りたるお天気と患者の数の折れ線グラフ
昼一で必ず院にみえる人その人に元気もらふ人ゐて
元気とはふしぎなものね一人では読めぬ古地図のやうなものよね
墨流してふ名の蝶がとぶ夕べ寒くはないか季節違へて
迷ひたる季をそのまままつすぐにゆけとふ声のうしろよりする
月光のまくらをまたぐ菊慈童こぼれて薫る花辨一枚
姑をみるとはどうやつてと問はるるか息子を傍にもどしました
外にどのみかたがあるか質したき外には何もあるは虚空(おほぞら)
冬の菊刎頚の友の首青き仰向いてあり俯いてあり
凩が鳶形山のてつぺんの一本杉に児を堕(おろ)す夜

(原歌は31文字倉庫でうまれました。せいちゃんありがとう。http://tanka-souko.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-88f4.html

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コメント

あら、いりひさんって、ひらがなでしたっけ?
入日さんだとばっかり。
失礼をば。

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