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2010年12月18日 (土)

歌仙「冬に入る」ナウ5花句

歌仙「冬に入る」

素牛の育つスピード冬に入る   姫野恭子
  蜜柑明るい湾岸道路      中山宙虫
泥饅頭まるめならべてきりもなし  山下整子
  古地図片手に歩く楽しみ    青翠えめ
あなたには月虹見ゆと人の言ふ   竹橋乙四郎 
  厚岸草は枝を広げて       八山呆夢


俗縁のひっぱりこっぱり秀野の忌 東妙寺らん
  らふそくゆらり影もゆらめく    整子
風の日は貴方の視野のなかにゐる  宙虫
  愛を引き継ぐサファイアリング    えめ
真っ白いシャツとパンツのたたみ方 神崎さくら
   積木は崩れ夏燕飛ぶ        宙虫
いつのまに巣立ちて静かな午後なりき  澄たから
   足が攣りますあいたたたたた   恭子
黄海の島たからかに交戦し       整子
   伝言ダイヤル役にたちしか     ぼん
月までも誰が知らせた花便り          杉浦兼坊
   草の褥に春の露降り        えめ

ナオ

猫の仔のミャアと鳴きたる縁の下   ぼん
 大人を真似てシガレット菓子   乙四郎
だまし絵の階段影が駆けてゆく    宙虫
   遠き潮の匂ひかすかに      恭子
滲む血をなめて証とする一夜     ぼん
   とろりとろりと溶ける煮凝り    整子
たきもんをくべるはしから舞ふ雪よ   さくら
   弁慶坊の睨み決まらず      えめ
医療事務緊急人材育成科        恭子
   錦市場に並ぶ笊あり        えめ
月碧く満ちて大河は蛇行する      宙虫
   澄んだ瞳に映るはしばみ        せいこ

ナウ
      
貼り替へし障子の隅に穴こさゆ     乙四郎 
  「聞いちゃだめです見てもだめです」  ぼん
織染の着尺と羽尺山積みに        らん
  妣(はは)の在所の抱合の神      恭子
どの顔も酒仙の血筋花の宴       たから

お待たせしました。
かくれ酒豪のたからさんから届きました。
1との顔も酒仙の血筋花の宴
2手酌酒上手く酔えない花の果

いや、うまい!前句のだきあいの神が、なんとうまく転じられたことか。
酒癖のいいおっちゃんたちがだきおうていなさる。あらら、裸踊りも。
酒仙とは、味のある言葉です。おおらかで、こせこせしていない。
ああいいなあ。たからさん、ヒットですね。ほんにありがとうござんした。

それでは、ラスト、挙句を函館のすぎさく先生にたのんできます。
雪が降りよろうねえ。寒かろうねえ。

しゅ‐せん【酒仙】

  1. 世俗の事にとらわれず、酒をこの上なく好み楽しむ人。また、酒に非常に強い人。

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