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2010年11月14日 (日)

医学の基礎(筋骨格系疾患の6) 骨髄炎

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2010 年 11 月 14 日 医学の基礎(筋骨格系疾患の6)

<骨髄炎>
骨や関節は無菌状態を保つように感染から保護されていますが、外傷や外科手術の際に感染したり、身体の他の部分の感染が血流で運ばれることがあります。
また、周辺の組織の感染が広がって骨や関節に及ぶこともあります。
骨の内部の骨髄が感染すると、感染部位が腫脹して健常な骨髄組織が骨の外壁へ押し付けられ、骨への血液供給が減少します。
血液供給が遮断されると、骨の組織は死んでしまいます。
小児では脚や腕の骨に、成人では脊椎の骨に好発します。
痛みがありますが、感染症の兆候としての発熱は必ずしも伴わないので診断治療が遅れて慢性化することがあります。
<感染性関節炎>
感染性関節炎は、関節の体液(滑液)や組織で病原菌が増殖するものです。
感染した関節には体液が集まり、腫れてこわばり、赤く熱くなります。
動かしても触れても痛みがあります。
抗生物質による治療が原則ですが、治療が遅れると、膿が蓄積して数日で関節の機能が失われます。
<シャルコー関節>
骨や関節の疾患は、痛みがそのサインとなって早期発見されますが、糖尿病などで神経が麻痺すると、関節の病変に伴う痛みが感じられなくなり、気づかないうちに変形するまで関節が冒されてしまっていることがあります。
神経麻痺を起こす疾患が主病態であり、関節の病変はその合併症です。
これを、ニューロパシー性関節疾患(シャルコー関節)といいます。

(保健医療経営大学[学長のひとりごと]転載)

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