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2010年11月26日 (金)

『冬に入る』裏11花と月

歌仙「冬に入る」

素牛の育つスピード冬に入る   姫野恭子
  蜜柑明るい湾岸道路      中山宙虫
泥饅頭まるめならべてきりもなし  山下整子
  古地図片手に歩く楽しみ    青翠えめ
あなたには月虹見ゆと人の言ふ   竹橋乙四郎 
  厚岸草は枝を広げて       八山呆夢


俗縁のひっぱりこっぱり秀野の忌 東妙寺らん
  らふそくゆらり影もゆらめく    整子
風の日は貴方の視野のなかにゐる  宙虫
  愛を引き継ぐサファイアリング    えめ
真っ白いシャツとパンツのたたみ方 神崎さくら
   文学全集紙魚が這ひ出す      ぼん
雛鳥の巣立ちて静かな午後なりき  澄たから
   足が攣りますあたたたたたた    恭子
黄海の島たからかに交戦し       整子
   伝言ダイヤル役にたちしか     ぼん
月までも誰が知らせた花便り          杉浦兼坊

月と花、函館の杉浦先生によんでもらいました。
すっきりとした月花同居の一句で、近未来風です。
杉浦清志先生は、れぎおん同人で北海道教育大学の国文の先生です。
古典を学ぶ人にお勧めの一冊を紹介された名文があります。
小西甚一著『古文の読解』http://geocities.yahoo.co.jp/gl/kiyoshi0302/view/20101118/1290059895
受験生の子にすすめたい。(ふりして、じぶんがよみたい。)

裏は人事句のひしめくものとなりましたが、それもよきかな。
折端、春の77。 
どうかみなさま、おねがいいたします。
景の句がよろしいかとおもいます。  

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コメント

77春>>
草の褥に春の露降り
久留米絣は藍植うる頃

草の褥に春の露降り

えめさん。これをいただきます。
地上の花がしっかりと月をうけています。
ありがとう、天と地をつなぐものをだしてくれて。

これをよんで、おもいだしたことがあります。
仕事帰りにラジオをきいて帰るのですが、あるとき、こんな話が流れました。どこの国の人だったかロシアだったか、おんなじ家になんと三回も隕石が落ちてきたんだって。成分を調べたらおんなじだったそうです。いくらなんでも偶然ではない。と思って聞いていましたが。

↑の真偽を確かめてたら、↓に行き当たった。どっちが本当?私は本当と思ってきいたんだけど、その理由は、語り手のゆったりとした話し方、まじめで安心を与える声、話に地名と人名が入っていたこと。

次から名残の折に入ります。長いなあ歌仙は。
春の俳句をだしてください。植物や天体や降りものはさけて、しみじみおねがいします。

はりつけたのはこれでした。

おはようございます。77句ありがとうございます。
今朝はかなり冷えましたが霜がきれいでしたね。
宇宙の話は好きですよ♪・・∞・・∞・・∞・・

つばくらめ高う低うとえさ探し

猫の子のミャアと鳴きたる縁の下

舞ひ人はたたら踏みたり薪能

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