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2010年11月27日 (土)

応挙の氷図と、えめさんの折端句と、こほりふみ行く水のいなづま。

氷図屏風

絵の引用元;http://suesue201.blog64.fc2.com/blog-entry-166.html

大英博物館蔵の部分;http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/art_review/01/big/07.html

うわ、明日まで。見たい。これがどうしても。どこにある?三井記念美術館。
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html

拝啓、『円山応挙』(新潮日本美術文庫)の星野鈴様宛

この一冊が、私に俳句と絵、抽象と具象について考えるための大きなヒントをくれました。
「石橋秀野ノート」という本に少なからず引用もしています。写生を考える一項。
どこにお礼を書けばいいやらわかりませんでしたが、ここに書きます。
遅ればせながら、本当にありがとうございました。
なお、この本にどこで出合ったか、今でも鮮明に覚えています。
十数年前、福岡市の藤崎駅(地下鉄)を降りてすぐの早良市民センターにある図書館で、でした。その日、会議室で連句を巻きました。捌の先生は連句誌れぎおん編集長の前田圭衛子師(神戸在住)、連衆は俳人の晴野みなとさん、鍬塚聰子さん、貞永まことさん、森山光章さん、楯ひろ子さん・・・だったと思います。
始まる前の一時間、早く着きすぎた私は図書館で付け句用の言葉探しをしました。
そのとき、運命的にこの本と出会いました。
その場で一冊をざざーっと読み、あまりにも強烈な印象を受けたものですから、後日自分で買い求めました。
とくに印象深かったのが、この大英博物館蔵の氷の絵です。
なんにもないほの白い画面に、まるで稲妻のような亀裂が入っているだけ。
添えられていたことばが、これを受ける屏風がもう一隻あるはずだったと。
二曲一双の、もう一隻。
みえない、なくなってしまった部分がどうしても見たい。と、私は思いました。
そのことを、星野鈴さんは何かとても短い言葉で近代のテーマだというようなことを添えられていた。(すみません、本がどこかへいっています)。
ことばにできないところで、たくさん想いを蔵している、。
そんな一冊です。おすすめです。私にはすごい重要な本でした。
いわば、潜在意識の広大な海にうかぶちっぽけな顕在意識の砦。
それを象徴するものとしての、氷図屏風。

教えてくださって、本当にありがとうございました。

        かささぎの旗、姫野恭子拝

歌仙『冬に入る』の初折裏の花の前後

 伝言ダイヤル役にたちしか     ぼん
月までも誰が知らせた花便り  杉浦清志
   草の褥に春の露降り    青翠えめ

芭蕉七部集『冬の日』の第二歌仙

 
つえをひく事僅に十歩
つゝみかねて月とり落す霽(しぐれ)かな  杜國
 こほりふみ行(ゆく)水のいなづま     重五
歯朶の葉を初狩人の矢に負(おひ)て   野水

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コメント

きょう、ここへおいでくださったかた、産休。

連句中であったことを、いそがしくて、ころっとわすれとった。
4句目、だしてくだされ。
おねがいいたします。

cracked ice 大英博物館

検索10位

今読み返して、引用しているサイトのお方も、アップなさったのは、私の書くきっちり十日前ってことに気づきました。
同じ年の。
円山応挙、なんでこんなに気になるんやろ。

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