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2010年11月25日 (木)

『冬に入る』裏9時事句

歌仙「冬に入る」

素牛の育つスピード冬に入る   姫野恭子
  蜜柑明るい湾岸道路      中山宙虫
泥饅頭まるめならべてきりもなし  山下整子
  古地図片手に歩く楽しみ    青翠えめ
あなたには月虹見ゆと人の言ふ   竹橋乙四郎 
  厚岸草は枝を広げて       八山呆夢


俗縁のひっぱりこっぱり秀野の忌 東妙寺らん
  らふそくゆらり影もゆらめく        整子
風の日は貴方の視野のなかにゐる  宙虫
  愛を引き継ぐサファイアリング    えめ
真っ白いシャツとパンツのたたみ方 神崎さくら
   
文学全集紙魚が這ひ出す      ぼん
雛鳥は巣立ちて静かな午後なりき  澄たから

   あたたた足攣る腕が攣る        恭子
黄海の島たからかに交戦し          整子

付案

①黄海の島たからかに応戦し      せいこ
②砲弾は閉じた記憶に穴をあけ     宙虫
③ラジオからイムジン河の歌聞こゑ   ぼん

ひめの句の足攣るのは積出人足とまでする必要があったか。
あたたた足攣る腕が攣る、でよいのでは。(腕がつるかは不明だが。)
せいこさんの地名をくっきり出した時事句をいただきます。
そらん句はかなりいいとおもった。でも時間がたてば、時事になりそこねる。
一方、ぼん句は、うちこしの「静か」に反対の意味でさわる。音。
応戦は交戦とかえた。あたまの音をそろえたかったから。こうかい、こうせん。
つぎは花前、かるくどうぞ。77、雑。

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コメント

77雑>>
砂の中から金印拾らふ
・・泥とかぶりますか?

伝言ダイヤル役にたったか

えめさん、ぼんちゃん、付け句ありがとう。
伝言ダイヤルをいただきます。
金印は次に花と月を出す予定ですので、。
さあて、ずうっと人事句ばかり続いちゃいましたね。
次では景気の句をだしてもらわねばなりません。
函館の杉浦先生に頼みに行ってきます。

俗縁のひっぱりこっぱり秀野の忌 東妙寺らん
  らふそくゆらり影もゆらめく    整子
風の日は貴方の視野のなかにゐる  宙虫
  愛を引き継ぐサファイアリング    えめ
真っ白いシャツとパンツのたたみ方 神崎さくら
   文学全集紙魚が這ひ出す      ぼん
雛鳥は巣立ちて静かな午後なりき  澄たから
   あたたた足攣る腕が攣る        恭子
黄海の島たからかに交戦し          整子
   伝言ダイヤル役にたちしか       ぼん
春月と花の575   

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