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2010年10月 7日 (木)

国際協力論講義(11) 首相の演説から

保健医療経営大学学長

  橋爪 章

2010 年 10 月 7 日 国際協力論講義(11)

臨時国会(平成22年10月1日)での首相の所信表明演説の外交部分です。

菅首相の2回目の所信表明となります。

ODA大綱でも基調となっている、わが国の平和と繁栄の確保のため、という外交目的に揺らぎはありません。

その方法論として「国際社会が直面するグローバルな課題の解決に向け、先頭に立って貢献していくことも不可欠」であると述べられておられますが、有言実行のためには、ODA予算にそれを反映しなければなりません

なお、「国民全体で考える主体的で能動的な外交を展開していかなければなりません」と、外交の主体は国民であるという思想は、前回より鮮明になっています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 5番目の重要政策課題は、主体的な外交の展開です。今日の国際社会は、安全保障の面でも経済の面などでも「歴史の分水嶺」とも呼ぶべき大きな変化に直面しております。新興国の台頭で、世界の力関係も変貌を遂げてきております。わが国周辺地域に存在する不確実性・不安定性は、予断を許しません。こうした国際情勢の下、天然資源・エネルギーや市場を海外に依存するわが国は、いかにして平和と繁栄を確保するのか。受動的に対応するだけでは不十分です。国民一人ひとりが自分の問題としてとらえ、国民全体で考える主体的で能動的な外交を展開していかなければなりません。その際、国を思い切って開き、世界の活力を積極的に取り込むとともに、国際社会が直面するグローバルな課題の解決に向け、先頭に立って貢献していくことも不可欠です。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

コメント

戦後アメリカ様のことを批判する記事を書いた新聞は発刊禁止となった。
本や雑誌もしかり。それに似ていますね。

今回のこと、外国のメディアは取材に来ているのに
日本のメディアはそういうことがあるという情報がなかった・・・なーんて言っています。

政府の裏切りに対する、日本国民の寛容さと忍>耐力は、もう限界に達している。

見てると最近のこういうデモは、特別な人達ではなくごくごく一般の人達です。
若者や女性が多いですよ。

>国民一人ひとりが責任を自覚し、

・・・みたいに、責任転嫁してほしくないですよね。
誰がどう言おうと外交の責任は政治家にあるわけで、国民が責任を自覚すべきことは、ちゃんとした外交が出来る政治家を選ぶこと。
廊下でやぁやぁと偶然を装って首脳会談を行うにしても、向こうは用意周到に日本語通訳を随行してきているのに、こちらは英語通訳だけというお粗末な外交をやる人たちを選んだのは国民です。

責任転嫁で仕事しない閣、にはいい加減うんざりです。

仕事しない閣、は褒めすぎです。
実態は、仕事させない閣

「民主党は5日、平成22年度補正予算案に盛り込む新たな経済対策について、4兆8千億円程度としていた対策の規模を2千億円程度上積みして約5兆円とする方針を固めた。」(昨日のニュース)
この補正予算案での経済対策の内訳は、公共事業投入が主体です。麻生政権が経済対策として投入を決めていたものを、政権交代によって凍結したあげく、やっぱり投入します、というもの。
この1年以上、仕事をさせないで放擲してきた結果が、昨今の経済情勢です。
国会もほとんど開かれず、この4か月で十日ほど。
たった十日の勤務でも、議員報酬はフルに払われています

放擲の国民たちの大噴火

国民にあまり知らされていないこと。
この100日余りの国会の実質的な開催状況です。
(一部の委員会で閉会中審議があったかも知れませんが把握していません)

6月17日~7月29日 休
7月30日 参議院本会議で参議院正副議長選出
  31日 休
8月 1日 休
   2日 衆議院予算委員会
   3日  〃   〃
   4日 参議院予算委員会
   5日  〃   〃
8月6日~9月30日 休
10月1日~ 臨時国会

議員さんたちの活動ぶりは、しょっちゅうテレビに映っていますが、それは政党活動であって、国会活動とは違います。
7月当選の新人議員さんたちが、たった1日の登院で1か月分の歳費をもらっているという批難がありましたが、たった1日の登院は新人だけでなく全員です。
8月はたった4日だけ。
9月は登院なしです。
こんなに国会を軽視した内閣は、かつてなかったと思います。

文芸的考察。
外交についての所信表明演説、「私」を主語として明示したのは導入の個人的エピソードの部分のみで、後は、私がやるとも内閣がやるとも、主語が明示してありません。ときどき、主語として「わが国」が登場しますが、導入部分の主張と重ね合わせると、「国民一人ひとり」が主語だとも解釈できます。

私は・・・勉強会を重ねました。・・・と学びました。(主語なし)この国をどういう国にしたいのか、時には自国のために代償を払う覚悟ができるか。国民一人ひとりがこうした責任を自覚し、それを背景に行われるのが外交であると考えます。
国際社会は・・・。その変化は・・・。・・・と考えます。わが国は・・・。・・・(主語なし)します。・・・(主語なし)します。日米同盟は・・・と言えます。・・・(主語なし)させます。・・・(主語なし)強化し、・・・していきます。・・・(主語なし)深めます。・・・(主語なし)します。・・・(主語なし)進めつつ、・・・すべく、・・・取り組みます。・・・(主語なし)させます。・・・(主語なし)果たします。・・・(主語なし)していきます。わが国は・・・果たしていきます。・・・(主語なし)するべく、・・・しながら、・・・します。・・・(主語なし)させます。・・・わが国が・・・します。・・・(主語なし)するほか、・・・します。

投稿: 乙四郎 | 2010年10月 6日 (水) 11時03分

ごたくはいいから、仕事をください。
というのが国民の声だとおもいます。むだむだと公共工事はぜんぶおくらいりした挙句にお手盛り報道で、声を圧殺。その影響でほかの大事な部分までおかしくなったような。
やりすぎ福祉が活力をそぎます。それをうたって当選し支持者へご恩を返したって、国がたたなくなるなら、それは正しい政治ではないでしょう。       となんども書いた世界へ逆戻り。そうこうしてる間にどんどん事態は悪くなっていきました。(かささぎ)

 

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コメント

所信表明に噛みついた代表質問。
長いですが面白いです。
    ↓

おもしろいかもしれないが、かささぎは同性だからか、なんかいやだ。こういうことは、甲高い女の声でいってほしくないとおもうんだよ。ききとりにくいし。こんなこといったら、性差別っていうんだろうなあ。。。

この70日間、水面下で地団駄踏んでいるであろうかつての同僚たちの気持ちを慮り、書こうか書くまいか迷ってました。
結果オーライとなりましたので、書きます。
日本政府は何をしたのか、いや、なぜ何もしなかったのか。
私が外交に関わっていた当時は、ほんの数年前までですが、このような世界が注目する事件が発生すると、関係者が集まって、日本としてどういう貢献ができるかを喧喧囂囂議論し、何がしかの貢献案を提示したものでした。
今回のようなケースだと、当然、世界最高水準のわが国の掘削技術の無償提供という意思決定がなされ、ODA予算のやりくりや外交機密費などで必要な予算を確保し、チリ政府との技術協力を実現していたことでしょう。
しかし、現政権は、このような外交の大舞台(見せ場)で、何もしませんでした。何もさせなかった、が正解かもしれない。
この70日間のうち国会休会中の60日分くらいの議員歳費を提供していただければ、もっと早く救出できたでしょうに。
彼らが地下で苦しんでいる最中に「先頭に立って貢献」の有限実行内閣でした。

元官僚様。
いらいらされることでしょう。
こちら、なにもわかりませんが、ただ、かんさんのおかおをみているだけで、こらもうあかんわ。とかんじます。
そういう外交うんぬんはおまかせします。一般の下々のものからものを申上げますなら、カン内閣最大の失政はたばこの値上げです。なにもわかっていない。とうふのかどであたまうってソクしんでほしい。

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