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2010年9月20日 (月)

グリーンピア八女鍛錬連句第2回 『秀野忌』

黒木

『秀野忌』 の巻

   時・平成22年9月19日~20日

   於・グリーンピア八女(八女市黒木町) 
      蹴洞(けほぎ)の間にて句会
              のち
客室213号室にて連句会

   捌・姫野恭子

秀野忌に縁あり集ふをんな達     青翠えめ
   道の傍へに曼珠沙華咲く     姫野恭子
月白に山の稜線浮ぶらん       東妙寺らん
   都会へ向かふバスを待ちつつ  竹橋乙四郎
声色をまねて嬰児笑はかす       八山呆夢
   少し反りある麦藁帽子       浅田千佳女

薪能面のまなざし火を映し        えめ
  檜舞台を下りて安らぐ         呆夢
オーダーの豆乳プリン忘れられ     らん
  気づかぬふりして気が気ではなし  乙四郎
海遠し君住む砂町三丁目          恭子
  スピード写真の顔はべそかき     呆夢
冬の滝一声あげて竜となり        らん
  拝殿照らし鈍き凍月          えめ
菅さんをくださんと呼ぶ私です      古賀音彦
  残る雁あり発つ雁もあり        恭子
慶弔の事柄多し花の刻(とき)       らん
  つくねいも植う山際は雨        恭子

青々と果てなし春の端境期       山下整子
  耳を掻く癖直せずにゐる       らん
コンビニの客はボタンをかけ違へ    呆夢
   品性と饒舌と乳房と           整子
わが妻は大漁ですと人に言ふ       音彦
   氷の破片(かけら)土にまみれて   乙四郎
しんとした渡り廊下に蝉の殻       呆夢
   組合員の鉄腕の父          えめ

ほろ酔ひのピアノ連弾爆ぜるなり     整子
   歴山帝も痔瘻に泣きぬ        恭子
まんまるな月を収める空四角      乙四郎
   茹でた蜂の仔旨くはないが     整子

放生会人形使ひの曳きの技        えめ
   手ぬぐひ赤く猫は真白く        らん
イチローの200安打へしなる脚      らん
   覆水そっと盆に返して         乙四郎
花吹雪涙と笑顔包みます          千佳女
   若駒はねる野辺の蓬生(よもぎふ)  整子               

浅田千佳女(客人)   

連衆:
古賀音彦(投句のみ)
青翠えめ
竹橋乙四郎
東妙寺らん
八山呆夢
姫野恭子
山下整子

  
 
 

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コメント

20日はいったいどこで?グリーンピアのどの部屋?
何時から?
誰の名前で予約してる?
ひょっとしてグリーンピアじゃないの?

そらんさん。
返事がなかったので、いらっしゃれないとおもっていました。
帰ってきたのは二時ころでしたが、それから、私達の村では、秋彼岸のお弘法さんまいりという民俗行事があったため、お接待にでていました。いつもならすぐ参拝人一行がみえますが、雨がふったため、二時間近くまちました。そんなわけで、気づくのもおくれ、失礼いたしました。(おじさん日記にもおわび。)
肝腎なところで抜ける、毎度すんません。
亜の会でとっておれば、わかったのですね。
すべてかささぎの手落ちです。
心からお詫びいたします。こりんとね。こりんと人への手紙。(なーにをごまかすだか。)

そらんさん、

私からもお詫びを申し上げます。そらんさんは日曜日にいらっしゃるのではないかと思っていたにもかかわらず、かささぎさんやらんさんにそのことを言うのをためらったからです。言っておれば違った結果になったかもしれないのにと、コメントを読んでそう思いました。今さら言っても遅いですね。本当にごめんなさい。
10月は来られますか?ぜひお越しください。学長も昨日、そらんさんに会いたがっていましたよ。
またお会いしましょう。

祝  満尾!

二日目に参加できなくて申し訳なかったです。でも、出していた句を取っていただいていた。ありがとさんです。
皆さんお疲れ様でした。

祝・満尾☆
お忙しい中、「捌」の役目お疲れ様でした。
吟行という体験はとても心に残りました。 
今回も思い出の句会になりました。 感謝です☆

ぼん、捨てた句の束のなかから拾ってきたのがいくつかありますが、。忙しい中をみなさま、ほんとうによく参加してくださいました。ありがとうございました。

先日はおつかれさまでした。
ひさびさの連句、楽しかった。
そっか、そらんさん、近くまで来てくれてたのかもね。
会えずに残念。


ところで。
オトヒコの「ちょうしこくなよ」の句。
ちょっとニュアンス違うよね。
彼がぬけぬけと言いたいのは、たぶん、
「わがつまの美貌(いや、もちろん、表面的なものだけじゃなく、内面的な精神的なものもふくめてだよ)」でしょう?
それって、大漁・・とはちょっと違うと思うんだけど。
オトヒコが、そげんもてよったわけなかろーもん。

わての一直。
「わが妻は高級魚ですと言いふらす」

そうだったのかも。笑
音彦さん、つった魚は大きかった、っていいたかったんでしょうね。。
音彦さんとらんさんの話から、のろけをひとつしょうかいいたしますと、
かさ「釣った魚にえさはやらないっていうから、あとは時間の問題よ」
らん「でもね。音彦さん、釣った魚にえさをあげなかったら、死んでしまうやろ。かわいそうだから、おれはちゃんとずうっとえさをあげるよって。」
かさ「はあ~へなへなへな、ごっそさ~ん」

せいこさん。連弾のですが、短句じゃなく長句だった。あわててやってたんで、きづかなかったね。笑
で、酒が出ていなくて、ふつかよいをだしたんですが、しゅくすいに、のほうがいいかも、しゅくすいの、より。どうなんでしょう。二日酔の耳に連弾のピアノはどう響く。

あちゃ、わたしも「高級魚」に、直してあげたけど、却下されたよ。
音彦さんの見当はずれなことばがかえって生きるんでしょうね。

連弾のピアノ、ほろよひの、くらいで丁度かも。
いいきぶんのときに組合員のあの先生とこの先生がならんでひくのだ。のだめかんたーびれ。

「大漁の妻」という意味は、豊かな実りをもたらす妻、いわゆる、あげまんの妻っていう意味だとかささぎは受け取りました。
音彦さん、それで合っているでしょう?
悠々としてのどらかな語感あり。くださんの句もね。

連弾の句が短句だったこと。
アップされたものを見て気づきました。
あちゃーですね。

あちゃーといえば。ぼん。
あ、そうなの。
同じこと考えるっちゃね。笑
「あげまんの妻」
たしかに。音さんにしあわせを運んでくれた。
しっかし。どこまでも、めでてえヤツよ。
あ、いかんいかん、らんちゃんの伴侶として払うべき敬意をまたもや忘れるとこじゃった。爆

作者にひきつけて読みがちですが、読者は先入観なく、ことばだけで読みの世界を構築します。
「大漁の妻」は、ふくよかで独特の優れた表現、だれにでも出せるフレーズではない。ぼんの恋前句が俗っぽかったけど、せいこ句の変化球で自在になったと思う。ぼんちゃんのぼたん句を黒としたら、せいこ句は白と黒と赤、いずれにもふれる可塑性が魅力。音彦句はそんな恋やエロスの迷いの世界を、一気に愛の次元まで高めた安堵感が漂う。雰囲気がそう言っている。
でもね。のろけってさ。信仰ににてない。笑

ハタときづく。乙四郎句ぜんぶ短句です。
出てはいたのです。こんな句。
土にまむ氷の砕片洗ひ食む
(つちにまむ・こおりのかけら・あらいはむ)
ふしぎな世界。リズムは揃っています。
これ、このまま使いたかったけど、短句でしか使えずすみませんでした。
あと、
覆水を瓶にもどして知らんふり
も長句だったけど、花前の短句になりました。

月の句をだしてもらえばよかった。と今思ってる。

名残おもて月の句を竹橋乙四郎氏にさしかえてもらいました。
かささぎ句は、ひとつさわりがありました。
きづいてはいたのですが。
蕎麦の花、花の文字が気になっていた。
よくなったとおもいます。
やさしく暗示的、場面きりかわる。

八女グリーンピア
で、このページも紹介されていました。
ありがとうございました。↓
第一回のがよかったんだけど、それは載ってないみだいね。
ことしの合宿、ここがいいだろうか。
みなさん場所どこがいいか、今から考えておいてね。予約しなきゃいけないから。
わたしは父の法事をここでしたかった、けれども、予約がいっぱいでできませんでした。ちょうどお花見のころでしたから。

ここ、読み返していましたら、らんさんと音彦さんののろけ話がでてきました。
いまもおんなじで、ほほえましい限りです。
こないだのひとがたばる連句ではそのままを挙句近くで出してみました。発願応答、みたいなかんじというか。あてられるというか、ここまでくると立派だと感心しました。ありがとうございました。まわりもしあわせよ。

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