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2010年9月26日 (日)

国際協力論講義(2) ~恩返し~

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 9 月 26 日 国際協力論講義(2)

国際協力の必要性 ~恩返し~
日本の現代生活は電力や石油などのエネルギー資源によって支えられていますが、電力エネルギーの自給率は20%しかなく、石油は99.7%を海外に依存しています。
世界各国が日本との関係を断ち切れば、今の生活を維持することは不可能です。
国際社会は助け合い(相互依存)で成り立っているのです。
日本人が納めた税金をよその国の発展のために使うべきではない、というような偏狭な考え方は捨てなければなりません。
日本も、かつては海外からの援助を受けていました。
日本の戦後復興は、世界中からの援助によって成し遂げられました。
医薬品や食料の援助で、多くの日本人の命が救われました。
製鉄や自動車の産業基盤も援助によって確立しました。
東海道新幹線も東名高速道路も黒部ダムも国際援助の賜物です。
援助によって経済大国に成長した国が、わが国へ援助を求めている国々に対して知らんふりでいいのでしょうか。
日本が国際協力を続けてきた国の中には、経済成長を遂げて、今や援助する側になった国もあります。
世界中の半分の国が援助をする側に回ることができれば、地球には素晴らしい未来が約束されます。

(保健医療経営大学「学長のひとりごと」)

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コメント

これを読んで、わたし自身の中にあった「国債という借金まみれのわが国、よその支援どころじゃなかろーもん」という偏狭なせこい考え方を恥じました。支援は恩返し。
ところで、やはりどこまでもせこいわたくしは思うのです。
日本を抜いて、世界ナンバー2の経済大国になりつつある(あるいはすでになった気でいる。いや、実質アメリカさえぬいて、影のナンバー1かも知れない)中国に、発展途上国への支援をどんどんやってもらわないかん、と。そして、世界的大国として、「愛という伸び代のある堪忍袋」をお持ちいただきたい、と。

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