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2010年8月 4日 (水)

口蹄疫の正しい知識(5)                 ウイルスの生存期間の整理

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 8 月 4 日 口蹄疫の正しい知識(5)

このブログで口蹄疫の話題を書き始めたのは5月15日のことでした。

ようやく終息段階へと漕ぎ着けたところですが、本当の終息は、口蹄疫ウイルスが日本からなくなった時点ということになります。

「獣医疫学のすすめ(小河孝氏)」のホームページに口蹄疫ウイルスの生存期間についての整理があります。

http://www.sat.affrc.go.jp/sishocho/Ogawa/ekigaku/ekigaku_title.html

この情報を、さらにピックアップして整理してみました。

形態        条件       生存期間

皮膚        塩漬け生皮4℃  352日

          塩漬け生皮15℃  90日

          空気乾燥20℃    6週

堆肥(牛)     冬         24週

          夏          1週

          液状12-22℃   6週

脳下垂体(牛)   抽出物1-7℃   30日

精液(牛)     -50℃     320日

ベーコン      塩蔵       180日

ハム                  16週

牛肉        4℃         3日

          -20℃       3月

          熟成なし急速凍結   8月

豚肉        凍結      55日以上

醗酵バター     93℃15秒後4℃  4月

バターミルク              14日

乾燥カゼイン(牛)            2月

血液(牛)     塩漬け肉      50日

          凝固4℃       4月

骨髄(牛)     冷蔵屠体      73日

          1-4℃      30週

胃(牛)      4℃      4.75月

舌(牛)      -50℃      11年

骨髄(豚)     ハム       169日

          1-7℃       6週

腸管(豚)              250日

リンパ節(牛)   1-4℃     120日

リンパ節(豚)   1-7℃      10週

牛乳        4℃         6日

スキムミルク               2年

ドライソーセージ          56日以下

ソーセージ     塩熟成後1-7℃   4日

空気中       湿度60%以上 60分以上

          密閉暗室     24時間

水中        外気温       14週

土壌中       夏        3-7日

          冬         21週

敷料(わら、木屑)            4週

飼料        外気温    200日以上

包装物       室温        46日

衣類・靴・長靴   夏          9週

          冬         14週

重要なポイントは、感染のおそれがあるもので生存期間が長いものの流通を阻止することです。

4月20日以降は徹底していますが、それ以前のものについての安全確認情報はほしいところです。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

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コメント

昨日、ある大規模農場に関するニュースが一斉に流れました。
「感染が疑われる症状の牛を見つけてから、県の家畜保健衛生所に4日間届けていなかった」というもの。
5月21日朝に口蹄疫症状の牛を発見し、届出が25日。
ふ~ん、それで?
とお思いの方も多いかと思います。
この農場では、23日にワクチン接種が行われているのです。
ワクチン接種対象牛(健康牛)の補償額は患畜の補償額より大きい。
いずれにせよ、発生報告が200例目に達さんとしている頃の、関係者が皆ピリピリしている当時の、4日間もの報告遅れです。
こういう感覚のところは、もし初発だったら、隠し通そうとするかもしれません。

これ、面白い。
予算委員会実況。
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(宮日8月5日)
県は4日、県内の畜産農家7821戸(牛7404戸、豚417戸)を対象に実施している牛・豚全頭の目視検査について、「3日現在で牛農家の95%が終了し、異常は確認されていない」と発表した。
一頭の発熱もなく、よだれもなく、口内や手足の発赤もなかった、なんてことはないでしょう。
「発熱○頭、よだれ○頭、口内異常○頭、手足異常○頭を確認しましたが、全頭について抗体検査陰性でした」というような発表なら信じられますが。

日本の終わりさん。

ワクチン接種対象牛(健康牛)の補償額は患畜の補償額より大きい。

そうでした、こないだミニ同窓会で、のーさい勤務のしょうきょたん(なんか忘れたがよしだたくろうをうたってた、いうちゃわるいがへたっぴだった)が、のんだくれてはいましたが、しきりに強調して言っていたのは、病気にかかった牛は二束三文にしかならない。だけど、ワクチンをうった牛たちにはうんと出るんだ。ということでしたよ。

やっぱりあこぎなあぐらですね。あこぎなあぐら。
あこぎなあぐら。あこぎなあぐら。三回もいうてもた。

(違う、四回!)

かんさんもうそをつかなきゃいいのに。
ミッキー安川のラジオ番組での君が代斉唱でしぶしぶ起立、だけど歌わなかった。という菅さん。
ミッキー安川の名前、このブログでも出ましたね。
今年なくなったばかりでした。初盆で帰って見える、おとしまえみたいな手土産ですね。おおっと口がすべりました。いえ、筆。
(ねむい。

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