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2010年7月 6日 (火)

口蹄疫とケーススタディ(11)              292例目の検証

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 7 月 6 日 口蹄疫とケーススタディ(11)

昨日発覚した292例目の事例については、移動制限地域内での報告ではありますが、時間的には「飛び火」事例であり、全国に警鐘を発すべき重要な事例となります。

「清浄性確認検査」は、対象地域内の全頭検査が現実的には困難であることから、サンプリング検査によって行われています。

この検査により統計的(理論的)に清浄性が推定されますので、清浄性確認の手法としては現実的ですが、サンプリング検査であるがゆえの限界があることについては、関係者の自覚が必要です。

16頭の牛を飼養している農場の清浄性確認のため、16頭のうち9頭から採血しました。

9頭のうち、6頭は陰性が確認されましたが、3頭は不明確でしたので立入検査が行われました。

立入検査の結果、採血していない牛の1頭に口蹄疫徴候が確認されました。

これが292例目の発覚の経緯です。

16頭中9頭は、疫学調査のサンプル数としては充分すぎる数だと思います。

しかし、たまたまサンプリングした9頭が感染牛以外の牛ばかりであったとすれば、この農場は清浄性が確認されたことになっていたわけです。

農場内のほんの数頭が感染している初期段階であれば、感染牛がサンプリングの対象から外れることはあり得ることです。

これはたとえサンプリング率が99%になってもあり得ることで、サンプリング検査の宿命的な限界です。

近い将来、清浄化が確認され、すべての制限が解除され、以前と同様の畜産流通がなされたとしても、ごくごく低い確率では「飛び火」が起こり得ます。

相当の長期間にわたり、全国の畜産関係者には現在と変わらぬ緊張が強いられますので油断は禁物です。

追記(訂正)

口蹄疫を発症した1頭は、採血して検査陰性だった牛でした。

感染して抗体が増える前に徴候が出たものと思われます。

感染の時期が、つい最近であったろうことが推定されます。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

[ニュース]記事

西都市の移動制限解除へ=宮崎市は「陽性」-口蹄疫
《宮崎県と農林水産省は5日、口蹄(こうてい)疫に関し、同県西都市の発生農場から半径3キロ圏内の農場の家畜に対する血液採取による抗体検査の結果、全頭が陰性だったと発表した。3~10キロ圏内の家畜への目視検査でも異常が見られず、県は6日午前0時に同市で半径20キロの家畜の移動・搬出制限を解除する。
 また、4日に感染の疑いが確認された宮崎市の牛は遺伝子検査で陽性と判明した。宮崎市での新たな発生に伴い、県内の移動制限の全面解除は早くて27日となる》(時事ドットコム)
以上は、カオナシの日記『感心空間』より引用させてもらいました。

コメント

感染経路を断つ、というのが感染症対策の基本中の基本。
飛び火の可能性は、感染経路が(推定でも)明らかにならない限り、あります。
たとえば輸入稲わらが原因である可能性があるのであれば、共通流通経路の輸入稲わらのストックをすべて破棄しなければなりません。
これだけ人や車の出入りに神経質にしている中での発生ですので、他の感染ルートの可能性も検証すべきかと思います。

参院選毎日ボートマッチ。
立候補予定者に実施したアンケートと同じ質問に答えることで、各党・候補者と有権者の回答がどれだけ近いかが数値で示されます。
投票先選びのご参考まで。
ちなみに、自分は、絶対投票しないであろう政党とのマッチ度がやたら高く、愕然としました。
   ↓

http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/

読売ボートマッチ
社によって設問が異なるので結果も違ってきます。
   ↓

http://vote.yomiuri.co.jp/

設問多し。くたびれる。めためたしんどい。
とちゅう、せからしくなってとばしたくなる。
我慢で行き着いた回答をみて・・・。
はいさいなら。
設問をたてることがむずかしいことだろう。

↑やってみた。朝ッパラから。笑
設問が微妙。
じぶんの答えが、その前の設問への答えと微妙に一致してないよなあと感じながら答えた。で、一致した政党は、ぜったい投票しないと思う政党でした。ここでわだいになることのおおい政党。

ボートマッチは立候補者個人ごとの一致度も出ます。
0%近い立候補者もいました。
ここで話題になったタレント候補とは19%でした。
幸せを実現してくれる方々との一致度がやたら高い。

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コメント

忙しくて、アクセス解析をまとめる暇がありません。今ちらりとみていたら、これ、必読です。↓
クリックで新聞が大きくなるんだ。旬刊宮崎の続報です。だけど、わがブログがダントツ一位だった。(しつこく書いているからかな、何度も何度も。あぐらって名前をだしたらにらまれる、といいつつ、これでもかこれでもか。て具合にそういやなんどもかいてた。しょぼ。またあしたパソコンがうごかんごとなる・・・
あとで、時間とれたらアクセス解析やろう。

拡大鏡で拡大して、読めた文の、きになるところから文字起こしをやってみます。以下、旬刊宮崎記事。

『同社は都農町で第一例目が発生した四月二十日以前に「発生を談義していたことはありえず」と抵抗しているが、牧場内のことを隠すことなど容易なはず。問題は、県に報告したか、しなかったかだ。-中略ーその後、牧場内の口蹄疫感染に気づいた同社の獣医が、県に報告していないため「ライセンスを剥奪される」ともらしていたのも元従業員の証言で判明した。安愚楽児湯牧場は都農で発生した第一例の報告より少なくとも二週間ほど以前から騒ぎになっていたようだ。獣医は現在、宮崎支店の寮に24時間監視付き軟禁同然の状態だという。それどころか、牛の偏重は実際、四月より二ヶ月以上もさかのぼる二月中旬に始まっている可能性が高いのだ。この場合、隠ぺいしていた期間は二ヶ月半になる。韓国d絵口蹄駅が発生してわずか一ヵ月後のことだ。

▼かささぎの感想
この最後のところで書かれている、ほんとうはあぐらでは二月ころに最初の感染が始まった。とあるのは、信じられる。大手食肉業者からかささぎもききましたから。神様も意地がわるい。ちょうどのときに、ぐうぜん、そういう人とかささぎを出会わせる。ニッポンフードは三月にはすでにうわさをききつけてその事実を知っていて、すぐ手をうっているといいます。(こういうことを聞いて書いても、犯人さがしをなさらないでください。これはのがれられない縁です。)
ですから、こういう内部告発とともに、外堀をうめたいならば、流通業者をあたるべきです。かれらはプロですから。じぶんたちの生死にかかわることですから、だれよりもこういう情報の精度と入手速度には自信があるだろう。もっとも、おなじ理由で、あぐらから圧力をかけられれば、黙ってしまう恐れもたぶんにありますが。
かささぎが聞いた時点では、つきにいちど勉強会があっており、そこで、従業員はみな、きかされた話であるとのこと。あぐらで第一例、それはかなり早い時点でそういう業者に知れ渡っていて、その周りでは、もののけみたいにいろんな人たちがうごめいていた。ってことになるようですが。つまり、かなりの牛たちが犠牲になっていた。という意味でしょう。

気になります。獣医のこころ。大丈夫でしょうか。
この獣医はあの獣医とはやはり別人なのですね。
テレビで涙を流された、最初の発見者として紹介されていた獣医とは。いま、どうしておられるか。
獣医さん。あなたは悪くありません。わるいのは、隠した会社ですから。決して自分をせめないでください。気をつよくもたれてください。
なんとか、一日も早く、無事に保護してあげてください。おねがいします。
ああ。なぜだれも、こんな恐ろしい情報が流れているのに、完全に無視なんだろう。

長いけど・・・
   ↓

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