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2010年7月14日 (水)

口蹄疫対策特別措置法(6)              条文にある発生年月の重さ

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 7 月 14 日 口蹄疫対策特別措置法(6)

口蹄疫の蔓延防止のためには、関係者との意見調整や感染経路の究明が欠かせません。

第14条と第15条が該当条文ですが、ここでも第1条と同じく、あえて年月表示がなされています。

14 国及び地方公共団体は、平成22年4月以降において発生が確認された口蹄疫のまん延を防止するための措置を講ずるに当たっては、できる限り関係者の意向を十分尊重するなど、当該措置が円滑に行われるよう適切な配慮をするものとする。 

15 国及び都道府県は、平成22年4月以降において発生が確認された口蹄疫の感染経路及びそのまん延の原因の究明、口蹄疫の予防及びまん延の防止のための研究開発の推進及びその成果の普及並びに調査研究の体制の整備、口蹄疫に係る検査体制の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 

想定の必要はないのかもしれませんが、万が一にでも平成22年3月以前の発生確認事例が発覚した場合、これらの条項は適用されないことになります。

感染経路としては、野生動物など、気になることがあるのですが、特別措置法には次のような条文があります。

16 都道府県知事は、偶蹄類に属する野生動物に係る口蹄疫の発生の状況の監視その他の当該野生動物に係る口蹄疫の発生の予防及びまん延の防止のために必要な措置を講ずるものとする。 

17 家畜の所有者は、口蹄疫のまん延を防止するために、農林水産省令で定めるところにより、畜舎及びその周辺において、適切な消毒を実施するほか、その病原体を媒介するおそれがあるねずみ、昆虫等の駆除を実施するよう努めるものとする。 

特別措置法の施行により、都道府県知事による野生動物監視の責務が明確となっています。

法が遵守されているのであれば、不安感は減じます。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

▼参院選をうけての政治の動向

公明・みんなに連携打診へ
 菅首相は、与党が参院で過半数割れしたことを受けて、公明党とみんなの党に対し、国会運営での連携を求めていく方針を固めた。首相が12日、周辺に伝えた。当面、政策や法案ごとに賛成を求める「部分連合」を念頭に協力を要請するが、将来の連立政権参加も視野に入れている。首相は9月の民主党代表選までに政権安定の枠組みにめどを付け、再選を確実にしたい考えだ。参院選の結果、非改選を含む与党の議席は110議席となり、過半数に12議席届かない。首相は、安定政権を築くには、野党の中で比較的政策が近い公明党(参院19議席)か、みんなの党(同11議席)との連携が不可欠と判断したとみられる。

以上、『博士の独り言』よりニュース記事引用。http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-3633.html

▼コメント

(時事通信)
 山田正彦農林水産相は13日の記者会見で、宮崎県の東国原英夫知事に対し、同県の畜産農家が口蹄(こうてい)疫ワクチンの接種と殺処分を拒否している種牛6頭を処分するよう命じたと発表した。14日にも都道府県に対しては全国初となる地方自治法に基づく是正指示を文書で出し、県に殺処分を指示する。しかし、知事が処分を拒否する姿勢を崩していないため、農水省は同法に基づく代執行の手続きを取り、国が殺処分する方向で検討に入った。
 農水相は13日午後、東国原知事を同省に呼び、是正指示を口頭で行った。農水相は会談後の会見で、今後も口蹄疫のような感染力の強い家畜伝染病が発生した場合、地域を定めて家畜にワクチンを投与する封じ込め策が必要になると強調。ワクチン接種の免除を例外で認めれば「日本の畜産は守れない」と強調した。
 一方、東国原知事も記者会見し、「6頭は目視検査で感染していない」などと延命を主張したが、「国がやるなら致し方ない」とも語った。

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コメント

四月上旬だという説がここにきて、でてきました。
大型牧場の感染。なるほど、そういうことだったのか。これはすでにきめられていたってわけですね。四月以降、との法律条文とのきわどい一致。法案を作る側と法曹界にあのかたがたの仲間が大勢いるということでしょうね。
↓よんでみてください。連句的にね。もうかささぎはそのものずばりのなまえをかきません。こりごりです。ふりかえれば、それさえ書かねば、バイオス画面にはぶちあたらないことがわかりました。

アクセス解析を二時間ほどやっていました。
今日、「あ○○ 口蹄疫」の検索用語でここを訪問されたお方がいて、そのルートをたどっていましたら、その結果のほとんどをかささぎが独占してるのがわかりました。以前引用させてもらったこともあった、じゅんかんみやざき記事がアップされていたブログが蹴散らされていました。よめないようになっているのです。たちまち了解しました。それをアクセス解析に残すのは、止めます。それなのに、それなのにです。新規投稿の二時間もかけて打ち込んだ解析記事が、すうーっと消えてしまいました。
ヤフーが信じられません。じいっとスパイされているのがわかります。
で、グーのほうで、おなじ用語で検索してみました。すると、80件どころか万以上の記事がでました。
そのなかから、これを。

「えすの独り言」ブログは、鋭い指摘が多く、ためになります。
彼は、種牛6頭が17日に処分され、18日に移動制限が解除されたことに食いつきました。
もし種牛が感染していたなら、殺処分完了の三週間後までは移動制限の解除はできないはずだ。種牛が感染していないと確信しているから移動制限が解除できたわけで、感染していないのなら殺処分の必要はなかったはずだ、という論理です。
山田大臣は、種牛に感染の可能性があるから、という論理で一貫していました。ならば、移動制限の解除は感染を広げる行為であり、危機感が足りなさすぎます。最低限、血液検査をして6頭に感染がないことを確認してからでなくては、移動制限の解除はできないはずです。農家の周囲14キロ以内に家畜はいませんが、野生動物や小動物、飼料等の汚染のリスクは即日でゼロにはなりません。3週間の確認が必要です。
論理破綻しています。

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