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2010年7月16日 (金)

口蹄疫の終息に向けて                安心はどうやって手にいれる?

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 7 月 16 日 口蹄疫の終息に向けて

今回の口蹄疫禍について、「蔓延の防止」から「終息の確定」へと焦点が移ってきました。

終息を確定するためには、畜産流通の制限を解除しても再発しない安心が必要です。

逆に、再発への不安を抱えたままに制限を解除すれば、その再発の不安は全国へ拡散することになります。

不安除去のために全力集中することが、口蹄疫終息の確定のために重要な作業となります。

私たちは次の不安を抱えています(いました)。

(1)そもそも、どこから口蹄疫ウイルスが侵入したのかがわからない。再度、侵入してくるのではないか、という不安。

(2)ワクチン圏の外まで感染が飛び火した理由がわからない。ワクチン圏内でも多数の感染が報告されたことから、ワクチン圏の外の緩衝地帯(10km~20km圏内。早期出荷によって域内から家畜をなくす計画であった地帯)に残る多数の家畜に感染しているのではないか、という不安。

(3)法的疑似患畜が5頭、特例として生かされている不安。

(4)ワクチン圏内に、ワクチン接種を拒否して殺処分されていない牛(法的疑似患畜ではない)が6頭残っており、これらの牛が感染しているのではないか、という不安。

(5)これらの不安が除去されないと口蹄疫清浄国に復帰できないのではないか、という畜産振興上の不安。

(5)は、国内に3か月以上の発生がなければ復帰できますので、(1)~(4)の不安の除去に専念すれば自然に除去される不安です。

(4)は、6頭の感染の有無を遺伝子検査レベルで確認すれば払拭できる不安です。

(3)は、5頭が感染していないことが遺伝子検査レベルで確認されたので不安は除去されました。

(2)は、潜伏期間(最大21日間)を超えて発生がなければ大丈夫だろうといわれていますが、飛び火の原因が解明されない限り、残存する不安です。

昨今、(4)の不安の除去に関心が集中していますが、終息に向けて、最も優先度が高い課題は(1)(2)だと思います。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

コメント

『宮崎県に口蹄疫隠しの疑い…検査拒否し殺処分』という見出しの報道がありました。
ワクチン接種牛の殺処分中に、口蹄疫が疑われる症状の牛がいたのに検査もせずに殺処分していたと。
う~ん、宮崎県、立場がないぞ。
宮崎県は、検査結果が出るまで殺処分を中断すべきだった・・・あれ?

「典型的な口蹄疫の症状で、獣医師らで家畜防疫員に検査するよう何度も迫ったが、聞き入れられなかった」(農家)
「解除を遅らせたくないための“感染隠し”と受け止められかねない。検査すべきだった」(農林水産省)
「軽微な症状でも、まず検査するのが防疫の鉄則」(農林水産省)

あのぉ・・・ワクチン接種してるので、検査しても陽性に出るんですけどぉ・・・
そんなに検査が必要だったら、種牛の検査をしてくださいよぉ。

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コメント

テーマ:県は口蹄疫を疑ったのに隠蔽したのか。
まず、症状について。
読売新聞の取材に応じた複数の獣医師「舌の奥に白い水ほうができ、赤い斑点が歯茎に数個」
県畜産課の児玉州男課長「唇に赤い斑点はあったが、疑わしい症状とまではいえなかったと報告を受けている」
県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監「殺処分前日に異常はなく、当日は上あごの歯茎に帯状の発疹があったものの、潰瘍など口蹄疫の特徴的な症状はなかった。県の家畜防疫員と県対策本部が協議し、口蹄疫ではないと判断して処分した」
次に、国への報告について。
同県畜産課「疑われる症状が見つかった場合の通常の確認作業をし、口蹄疫ではないと判断した。農水省の担当課にもその後、対応を説明し『問題がない』と回答を受けた」
現地対策チームの篠原農林水産副大臣「7月上旬に感染疑いの家畜ではないと県から説明を受けた。問題は無いと思う」
問題がないのに、報告から二週間以上も経った7月15日になって、全報道機関が問題だと報道したことについて。
同時進行の国と県との対立。
国は、殺処分が移動制限区域の解除条件だという姿勢を崩さず。タイムリミットは16日。
国は、専門家(FAO、疫学チーム、法律家等)の意見を聞かず独自判断。
国は、県への交付金の財布の紐まで握っている。
県知事記者会見「大臣との話の中でですね、勧告をしろと言われたんですね。」「恫喝されたんですよ。」
(7月16日7時37分配信 読売新聞)↓
宮崎県の口蹄疫問題で、県が民間種牛を殺処分する方針に転換した15日、種牛を育ててきた高鍋町の薦田長久さん(72)は疲れ切った表情で、どのように対応すべきか迷っている様子だった。
一方、種牛問題の影響で、予定されていた移動制限区域の解除が先延ばしになった地域の住民は「制限が続けば続くほど生活に影響が出る。一刻も早く解除してほしい」と訴えた。
薦田さんと代理人の後藤好成弁護士は15日夜、宮崎市で対応を協議した。午後9時頃、弁護士事務所から出てきた薦田さんは記者の問いかけにもほとんど応じず、「明日決めたい」とだけ答え、車に乗り込んだ。
薦田さんは当初、6月29日の殺処分勧告の取り消しを求める訴訟を起こす意向だった。しかし後藤弁護士は「薦田さんは『県はよくやってくれた』という気持ちがあり、それだけに県を提訴することに悩んでいる」と語った。

ナチスと同じ。
アウシュビッツ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎県高鍋町の種牛農家が口蹄疫対策特別措置法に基づく殺処分を拒否している問題で、種牛農家の薦田長久さん(72)は16日午前、東国原英夫知事と面会し、殺処分を受け入れることを伝えた。
これを受けて、県は17日に薦田さんの種牛6頭を処分する。
面会後、記者会見した薦田さんは「県や農家のために使ってほしい牛を処分しないと県民のためにならないということに本当にショックを受けた。国の対応には不本意だが、牛を処分しないと国は移動制限区域を解除しないと言っており、県民に影響を与えてはならないと決断した」と沈痛な面持ちで話した。
家族によると、薦田さんは15日夜、種牛の処分を拒否しているために、同県東部の移動・搬出制限区域と県の非常事態宣言が解除されなかったことについて、「迷惑はかけられない」などと話していたという。
薦田さんは5月、ワクチン接種を拒否し、特例での助命を強く求め、県も助命する方針を決めた。しかし、山田農相は殺処分しない限り、制限区域の解除に応じない姿勢を示した。
東国原知事は15日、「制限区域や非常事態宣言の解除が重要」として、薦田さんに面会し、殺処分を受け入れるよう要請していた。
(2010年7月16日12時31分 読売新聞)

学長記事の(1)(2)をほったらかしにして制限解除ですか?
ほんとに大丈夫?

unndaijyoubu.mosidetemo,
kakusu.

これでだいたいの意味がわかりました。
きのう、よくのみこめなかったのです。
知事が怒っていたのは、国に補償金やいろんな制限をとくのとひきかえに種牛の殺処分を迫られたからなのですね。
そしてこもださんはその政治的圧力にどうすることもできず、命の牛たちを守れない。頼みの綱だった知事に見放されたから。
一日も早く制限をとくために殺されてくれ。とにじり寄られ、みんなからあんたのせいで、といわれたら。
それは最初から判っていたこと。政治がまもってくれなければ、死しか、ない。知事は今までよくがんばった。というべきか。それとも、今日まで守ったのなら、なぜ最後まで守ってやらない。とせめるべきか。
あした。
種牛たちはしぬしか、ないのだろうか。
いかす道は、どこにも残っていないのだろうか。
だれか、たすけてください。神様。

種牛たちが殺されること以上に、こもださんの善意が理不尽に殺されることが辛い。


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ま、こんな駄目チ ン ポでも何とかなるもんだな!!ヽ(・∀・)ノ
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