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2010年7月31日 (土)

脇起歌仙『海の果』裏6句目、冬の月  

落日を拾ひに行かむ海の果     檀一雄  雑(夏)
 紅輝よ波間にわが身を照らせ   香川宜子 雑(夏)
榎から衢へ延びる路ありて      姫野恭子 雑
  猫の瞳が街をとらへる       中山宙虫 雑
ヴィオロンの屋根に谺す月の客   竹橋乙四郎 秋
  夜長を子等は思ひのままに    ひよこ    秋


曼珠沙華風の抜けゆく畔ますぐ   ひよこ  秋
   工場群に煙がたたぬ      宙虫    雑
この命とろとろのぼろ恋の坂    ひよこ   恋
    
初めて挑む絶叫マシーン    乙四郎   恋
寄り添ふて違ふ景色の見ゆるごと  八山呆夢  恋
  月もろともに凍る水甕       山下整子 冬




裏6冬または冬月案

1月もろともに凍る水甕
2村の夜明けの越冬つばめ
3大根洗うこちら島原
4大雪原の涯の夕月
5カンと割れそな凍てし月在り
6凍て滝しぶく天上の月
7滝音のうえ月から凍る
8つぶてとなりて鶴つきささる

4は大景でいい句でしたが、はてが発句にあるのです。
字はちがいますが、気になりました。
2の越冬つばめ、6・7の凍て滝の句、8の鶴の句、どれをおいてもいいのですが。

大根洗うこちら島原。
これですと、日常の労働へぬける恋離れとなり、雰囲気が明るくなります。
あかるくなりすぎかも。のうてんきすぎかも。
ワンクッションおいて次へ進めたいので、水甕の月光が凍る句を。
冬月と水と甕。
どこにも割れたとはかかれていない、それなのに、この句を読んでイメージするのは、氷に罅が入っている、そのヒビに濃い月光がさしているというもの。まさに女の情念の一句です。むかしから女は水汲みをさせられてきましたよね。そういうことも思い出させる。うまいなあ。

ところで。そらんさん。ぼんの凍滝の月を焼きなおしてつけられましたが、それに意味はあるのでしょうか。(あるとおもう。人のでもなんでもすべて句材にしてトライする、これぞど根性!ほう、と感心しました。)

冬の月がでましたので、次は冬の季語をいれて、なんでもいいです、どうぞ。
恋はよまない、無常や病態や述懐はいいです、現代的な批評の句でもいいし、堅苦しい言葉てんこ盛りの句でもいいし、のんびらあっとした面白い冬の句でも。
とにかく、あっという付け、待っています。

みんなで作りましょう。

▼さいごに、よしこさんのメールのご紹介。

連句合宿へのお誘いありがとうございます。

八女は、私はよく知りませんが、ひょっとしてムツゴロウがいるところあたりでしょうか?
時間があれば、是非行きたいと思いますが、お盆すぎくらいまで予定が
わからないのです。
でも、たぶん台風シーズンでしょう。そちらは大丈夫ですか?
夢診察室で使われている致知という雑誌に使われてこれはいいという
ものを貯めてるのがあって、それを使用して、実際に登校拒否の子に
応用したら3ヶ月で治って、いまはなんと薬剤師になりたいと勉強に励んで
学校に通ってます。生きる目的がはっきりとたてば、人間って心配しなくても
荒れたりしないものですね。でも、夢は叶えられるとかいう啓発本はたくさんあるけど、
大概の人は夢を持つこと自体、どうしたらいいのかわからない人がほとんどです。
一郎だって、ゴルフの石川君だって、みんな、幼いときから親が期待をこめて
そのように、育てたのですから、気がつけば親の夢が自分の夢となってるので、
そういう人と我々一般の人とはまた、違うのです。これを読んでくださって
少しでも希望が見える若者が増えるとうれしいです。
むすこさんに読んでくださってありがとうとお伝えください。
また彼のために、ちょっと一段落したら、致知の切り抜き記事をコピーして
お送りします。また、よろしければ、学校に講演にいってあげますよ・・・
といっても、まだ有名でもないから呼んでくれるようになったらね。
http://namba.keizai.biz/headline/1417/ なんば経済新聞のヤフー配信記事です。
(かささぎの感想)
学校に講演にいってあげますよ。というこのことば、うれしいですねえ。

「夢診察室は大繁盛」に書かれていた実話にこんな話があります。
高校生の女の子が元気がない体調が悪い、と診察室へきます。
話をきいていたよしこ先生は、いろいろと問診されるのですが、それがだいぶ普通の問診とはちがうのです。
ここがゆめしんさつしつ、と銘打ってあるゆえん。
あなたのすきなものはなんですか。すべての項目でこたえをかきこんでください。
たべもの、てれび、しゅみ、勉強、スポーツ、本、スター、エトセトラ。
また、あなたがきらいなもの、したくないものはなんですか。すべてかきこんでください。
勉強が嫌いならそう書き、父が嫌いならそう書き、母のこんなときのこんな反応が大嫌いだとか、ともかくなるべく具体的にすべて書き込ませる。
それをやっているうちに、自分のこころの奥ふかくに眠っている、欲望がみえてきます。
この欲望を、ゆめとなづけて、かいならしてゆきます。
そのゆめをさがす筋道をつけてくださるのが、よしこ先生です。
ちゃんと締め切りをもうけて、書かせ、提出させる。
その過程で、この元気がない病気は半分なおります。
この少女は、人に化粧をしてあげたら褒められたという経験をもち、それが自分の得意なことだと知ります。
その上で、大きな庭付きの家に住みたい。お金持ちになりたい。などの現実的な夢が加わり、ではそうするためには、どうしたら。というところで、細かく夢発見問診票をみていっているうち、英語を勉強して、ハリウッドへ渡り、一流のメイキャップアーチストになることを決意。そのために今なすべきことまで、きっちりと自分の足とあたまで考えさせ、よしこ先生は病気を治す手伝いをしてくれた上、成功へのはげましまでしてくれるのです。
数年後。少女は本当にハリウッドで成功して、プール付きの庭のある家に住み、先生が尋ねていったときには自家用飛行機で迎えに来てくれたそうです。(ここまでよみますと、ハリウッドへの道、がザヴァイオリンには約束されているのがはっきりみえてくるってものですよね。)

先生がかかれていますように、わたしたち大人は、こどもに夢をもて。といいながら、自分も夢をもたないし、子の夢はせせら笑うし(かささぎ)、ほんとうにかわいそうなくらい夢のない暮らしを送っています。
それを根本から、かえてくれる、あっと驚くプラス思考の本です。
読まれたい方は、かささぎの旗までご連絡ください。

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コメント

三里木でサンタ乗り込む豊肥線

◆滝の句は偶然。
おんなじ取り合わせが浮かんだんだろうと。
ぼんさんに先を越されたけれど。
ぼんさんが滝と月を並列に置いていたから。
違う。
月を読み込むなら月に焦点を合わせなきゃ。
夜なので滝の存在は音だけにして、空から震える寒気が降りてくる景色にした。
凍った滝に滝飛沫も変かなとも思ったので。
てな訳。

ふうん。了解。
11時ころ解散、夕方ミニ同窓会、福島(八女)で。
二次会まで全員。いつもすぐ帰るけどみんないた。エイテン、しょうきょさん、井上なおきさん、新婚三年目くまもとくん。新婚幸せ太りらんちゃん、仕事帰りぼん、ケアマネやまちゃん、文才ブン。以上、9人。高校の同級生、みんな落ち着いた。といえば聞こえがいいが、単にとしよりになったってことだよ。割にいい年のとり方かもね。二次会では歌を歌った。吉田拓郎、テレサ天、、サザン、イルカ。古い。眠い。

ああ、そういえば、ぼんから誘われてた。
来れたらおいでよ、って。
土曜日だったんねえ。忘れてたわ。


って、その面子、みーんな、隣のクラスじゃんかよ。笑

どこの子かわからぬ子がいるひなたぼこ

KBCラジオ乱れる夕時雨

迷い犬土蔵通りが落葉す


ほんに仲良いことですね。
いいことです。


恭子ちゃんは中島みゆきに似てるといわれ、歌を歌うように言われましたが、テレサ・テンのつぐないを二人で歌いました。優しい声でした。

不思議なくらい仲の良い面子、40年続いているんだもんね。女性軍の顔ぶれが変わらないと言う批判を浴びましたが、なんとか考えましょ。

凍て滝・・・水は絶え間なく落ちているはずで、凍っていてもしぶきはあるはずだとあえてこうしました。
付け句、今から考えます。

ほう。ぼんのいいぶん、まっすぐ。

私は中島みゆきより松田せいこがすきで、マツダセイコは歌をつくれないけど、歌のこころを何倍にもして表現できる声と容姿をもつ。それは努力とは異なるとこからやってくる才能で、すごいとおもう。
ところで、ううあ(ua)、って歌手ですが、写真をみたら、インデアンみたいなかんじの人でした。強烈なインパクト。あのひとの「モンスター」を聞いて、ピンクレディの踊りやみてくれの色気が隠してしまっていた、歌の詞のもつ悲しさ、孤独感がじかに伝わりました。この人がうたうべき歌だったんだ。と思いましたねえ。阿久悠はさびしかったんだろうか。
それがなきゃあんなにたくさんの歌詞かけなかっただろうね。
えめさんは、ううあをずいぶん前からご存知だったのですね。そういうアンテナ、すごいですね。
きのう、なんでせいこさんがきてないんだろう。と思ったのですが、そうか。クラスが違っていたのだ。

こんにちは。 バリ暑いですね。 午前中、ちょろっと草取りをしたら草臥れて(こう書くのね☆)しまいました。
そらんさん、迷い犬ですか。 わが家の犬もどこかで迷ったままの今です。
昨日は炎天の道路で道に迷ったおばあさんに遭遇。
いっしょにいた知人と相談しておまわりさんに連絡しました(ご本人もそうしてほしいとのことだったので)
日陰で冷たいお茶を差し上げたら少し落ち着かれて会話ができましたが、たぶん認知症のようでした・・。

えめさん。道に迷って遠くまで出てしまうお年寄り、これからも増えるでしょうね。じぶんもなりそう。
こないだ、真夜中十二時すぎ。私は二階にいて、父は母と階下でねているはずだったのに、話し声がしますので、降りていくと、父が茶の間でテレビをみていた長男に制止されて往生していた。
父「帰らねば」、
孫「どこに?」
父「軽トラの鍵出してくれ」
孫「今からどこに行くとね」
父「うちさん帰らんと」
私「おとうさん、ここ。ここどこ。」
父「316番地」
私「ここがおとうさんの家でしょうが。」
父「ああそうかー」
あっちの世に帰りたいのかと思って、ぎくっとしました。臨終間際の伯母が、しきりに帰ろうごたる。といっていたから。何処へ?

寝起きがひどいようです。夢と現実がごっちゃになっている。とてもあぶない。一人にしておけない。

いずれはわが身かもと思いますね。いつかくる道です。
押し車のおばあさんは交通量の多い道路をやたら横切ろうとされてとてもパニックでした。
お茶を飲んだら少し落ち着かれたので、年齢を聞いたり(93)しました。
初めは自分がどこからきたのかわかられていないようでしたが、杖にある名前でよぶと自分のことだとわかられました。
他人が怖いといけないので飴玉を数個あげました。
押し車にネームカードがあったけど白紙でした。
持ってらしたバッグに身元のわかるものが入っていたかもしれませんが胸にしっかり抱えてあったので私達はさわらず、すべてはおまわりさんにお願いしました。
お父様も落ち着かれたので大丈夫でしたね。
息子さんがいらしたのでよかったです。

えめさん。93歳!それはそれは。
道路を横切るのは危ないけど、自分もおなじことをしそう。わざわざ遠回りしたくないから。車が、きづいてまってあげるべき。あぶないけど、そうおもう。
おなじく、
大病院にいき、あちこちまわされるのってつらい。カルテや検査票をもち、あっちこっちへ移動。ことに精神科。西の果て。受付から精神科までてくてく歩かされた日には日が暮れるよ。
(ほんとに、「この世のはて」ってかんじなんだよ。)
年寄りの身にもなってくれ、といいたい。自分が設計士なら、すべて受付を中心に放射状に作るよ。

冬の句

足焙やけどの痕は丸いまま

足焙せかして祖母のこごと聞く


一度書いたような気がするんだけど思い過ごしかな。暑くて1日ぼーっとしていた。掃除もほとんどできなかった。
ザ・バイオリン読みました。ご指示通りそらんさんに回します。

そこの精神科って西の果てにありますか★
果てならせめて「東」にあって欲しい。希望の日が昇る場所☆
ほとんどの(間違っていたらごめんなさい)病院の「西の果て」は亡くなられた方が出て行かれるドアがあるはずです・・。

俳句>>まだ1句も出来ず。 頑張ります(^_^;)

ひめどん。
寝起きは要注意ですね。
日中はいいのよ。
朝と夜。これがあぶない。
たった今、のできごとを忘れる。
お昼、することがなくて眠ってばかり。
だから夜の眠りが浅い。
昨夜は4回くらい起きてきたらしい。
娘が夜更かししていたので、彼女が対応した。
昼夜逆転にならないように対策を講じる必要があるのですが、ひとりではなにもさせられないし、できない。これがいちばんのネックかなあ、わが家は。

わたしも読み終えています。
エメさんに届けますね。

付句
冬の長句

1、背後霊を一匹飼ふて竈猫
2、鋭角にまた鈍角に折れて冬

連句ちょっと煮詰まってない。
うんとあばれていいんだよ。
文芸調じゃなくてもなんでんいいっすよ。
そうだねえ。どんな句がよかじゃろねえ。
俳句でもかけず、タンカにもよめず、川柳ではなにか物足りず、小説では長い。格言にするほどのタダシサはなく、ちょっとにんまりの陽だまりのおかしさ。すてるにやおしい。そんなさ、奥歯につまったにらたまのにらみたいな句。
トイレに座りながら、ハンバーガーかっくらってるみたいなさ。うっへえそりはきしょくわり。

えめさん。よくぞいってくださった。
精神科は東にあるべし。ほんとうに。
むかしは二階にあったのだ。

ぷちぷちとつぶすぷちぷち大根煮る

ぶり大根割って割り勘割り切れず

ひめのさんのコメントが面白くて肩の力が抜け 出しやすくなりました。お世話になります。

冬の長句
積雪に人拓つくり はしゃぐ大将


つらら食う怒とも哀ともつかぬもの

鬼の爪蜜柑の筋をとっている

冬林檎また伸びている鬼の爪

凩に赤鬼が買う便秘薬

母子手帳持って青鬼ひつじ田に

そらんさん。どうしたん?
えらい意欲的っすね。
ひょっとしたら、本家本元の俳句ですらんぷ?
って、
わたしがすらんぷまっさいちゅう。
短歌ができんっちゃん。


で、付句。笑
3、だるまさんがころんだ冬の奥座敷
4、雪が好き 雪気(ゆきげ)雪暗(ゆきぐら)雪冠(ゆきかむり)

seikoさん、すらんぷというか俳句の材料を求めて。
なんでもいいから言葉をつないでたら俳句になりそうなものができそうで。
短歌・・・・そういう意味では言葉多いからな・・・。
がんばれー。

おはようございます。 今朝も朝から猛暑ですね
冬の句>>
払えない言い訳の業(わざ)増す師走
居留守決め催促かわし寒鴉
居留守決め催促かわす年の暮れ
年の暮れ貸した相手に頭下げ
肝溶けてあんこう鍋はコクを増し
キムチ鍋囲む家族の掘り炬燵

えめさん、ありがと!!
迫力ですね。
生活の。

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