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2010年6月 3日 (木)

口蹄疫とケーススタディ(6)             一日の発症報告からみえるもの

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 6 月 3 日 口蹄疫とケーススタディ(6)

6月に入りましたが、判明報告は続いています。

1日判明は次の6例です。

248例目 都農町 豚4,680頭 
      182例目の農場から約
1.5km

5/30飼養豚に鼻鏡のびらん・蹄の出血等を確認。
          (
5/25、ワクチン接種)


249例目 都農町 牛
5頭 
      247例目の農場から約
1km

5/30飼養牛に流涎等を確認。
          (
5/26、ワクチン接種)


250例目 高鍋町 牛
43頭 
           130例目の農場から約
550m

5/30飼養牛に流涎等を確認。
           (
5/24、ワクチン接種)


251例目 都農町 牛
26頭  
           230例目の農場から約
1.5km

5/31飼養牛に流涎等を確認。
          (
5/26、ワクチン接種)

252例目 川南町 牛291頭  
           15例目の農場から約
200m

5/31飼養牛に流涎等を確認。
          (
5/25、ワクチン接種)

253例目 西都市 牛779頭 
           235例目の農場から約
50m

5/31飼養牛に流涎等を確認。
          (
5/24、ワクチン接種)

いずれのケースもワクチン接種から1週間を経ての発症です。

ワクチンには発症予防効果がありますが、効果が期待されるまでに長く(1~2週間)かかる場合もあるということ、効果も100%ではないということから、現在も発症報告が続いていること自体は不思議なことではありません。

ただ、既に多くの接種畜にはワクチン効果が期待できる頃でもありますので、この時期に6例も判明し、かつ最寄りの発生農場から遠い農場でも発症しているということは、ワクチン効果に隠れて、相当広い範囲に感染が拡大していることを意味します。

まだワクチン防波堤は破られていませんが、警戒を怠ってはなりません。

252例目の川南町の農場は、15例目から200mの至近距離にありながら、1か月間、291頭を守り抜かれました。

感染防御のケーススタディとして貴重なケースです。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

コメント

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今朝のニュースで「風評被害」が流れていました。
「宮崎産、返品の山」みたいなテロップだったかと。
取引先から、宮崎県産牛は売れない、と出荷を断られた。
スーパーで宮崎産が売れ残って返品の山になっている、と取引中止となった。
宮崎県産の牛肉は取り扱っていません、の張り紙があった。
みたいな内容でした。
視聴者としては、風評被害がすごいことになってるみたいだから報道機関はあまり騒がないほうがいいよね、といった印象を持つ報道でした。

事実を報道するのが報道機関の使命です。
例外的な「事実」を全国へ紹介するのもいいでしょう。
でも、例外的なことをさも全国的傾向だみたいに報道すると、風評被害が深刻であるような「風評」を招きます。
皆さんの地域の「風評」はいかがでしょうか?
「返品の山」の気配はありますでしょうか?

某国首相の長い5日間(フィクションです)

5月28日午前8時5分、オバマ米大統領と電話。
「OKAY. Is it the “FUKUAN” that you said?」
「No, “FUKUAN” is the ”HARAKIRI” plan. You will know later.」
5月29日6時24分、夫人とともにソウルへ出発。
午後、済州島のホテルで李明博大統領と日韓首脳会談。
「ご多忙のところ、よくおいでくださいました。本当の来韓目的は例の件ですね」
「報道は規制していますが、ネットと東スポと女性自身には断片的に漏れています。旬刊宮崎に詳しく書かれてしまいましたので、追及をはぐらす次の手を打たねばなりません」
5月30日午前、済州島の国際会議場で李明博大統領、温家宝首相と首脳会談。
「ところで例の件についてですが・・・」
「追って、個別にお時間をいただきたいのですが」
午後5時23分、羽田空港着。
5月31日午前9時44分、訪日の温家宝首相と会合。
「やってきました。聞かせてください」
「実は・・・」
「追求をかわすには辞めるしかないということですね。わかりました」
10時24分、日中首脳会談。11時26分、食品安全に関する覚書などの署名式。11時33分、同首相を見送り。
午後4時19分、赤松農水相と会合。6時16分、迎賓館。首相主催の温首相歓迎夕食会。
6月1日午前9時6分、航空自衛隊のU4多用途支援機で羽田空港発、10時36分、宮崎空港着。
午後1時11分、空自機で宮崎空港発、2時28分、羽田空港着。
4時56分、日本医師会役員就任披露パーティーに出席し、あいさつ。
6時1分、民主党の小沢幹事長、輿石参院議員会長と会合。

ここで、こんなところで急転、退却というテをもってくるとは、卑怯な。崖からおちるというところで手を放すブルートみたいだ。当て逃げダンプよりもひどいぞ。
どさくさまぎれに法改正は成立したから、もう用はないってことですね。
小沢さんも赤松さんも全員はいさようなら。
アングラ疫禍は、だれが責任を負ってくれるのか?
このまま闇に埋れさせるのだろうか。
闇の裂け目から南天の木が伸びる。

『電子号外』なるものを初めて見ました。
岩手日報、みごとなり。

http://app.f.cocolog-nifty.com/t/comments?__mode=red&user_id=6513&id=71248291

mixiの記事、読みました。
壮絶な、また重い哀しみの現場報告。
なまなましい現場報告は誰を責めるでもなくつづられていて、それが却って糾弾の声につながるのではないかと、胸を衝かれる思いで読みました。
生産者のかたがたのご労苦を推し測りながらこのひと月を過ごしたように思っていましたが、とんでもない。実際はそんな生易しいものではない、想像を絶するものでありましたね。
ありふれたことばですが、命を絶たれた多くの牛や豚たちの冥福をこころからいのりたい、いまはそれしかことばが見つかりません。

国民の耳を塞いでおきながら
聞く耳もたぬと嘆くルーピー

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