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2010年6月20日 (日)

家畜伝染病予防法(1)-飼養衛生管理基準(1)

2010 年 6 月 20 日 家畜伝染病予防法-飼養衛生管理基準(1)

以下の解説の原資料は、農林水産省の飼養衛生管理基準解説に依っています。

(私は獣医師ではなく畜産の専門家ではありませんので、人畜共通の疫学的コメント以外は、専門機関による解説の引用に留めます。)

一 畜舎及び器具の清掃又は消毒を定期的に行うとともに、家畜及び作業衣、作業靴等を清潔に保つこと。

この規定は、家畜の飼養環境に伝染病の病原体が含まれていた場合に、その病原体が家畜にうつる可能性があることから、この経路をしゃ断することを目的としています。

「定期的に」とありますが、家畜の種類や飼養形態、器具の使用頻度などによって、畜舎や器具が汚れる程度は様々であり、畜舎などを清潔に保つために必要な清掃や消毒の間隔も農場ごとに異なりますので、この基準では清掃や消毒を行う間隔について具体的に定められてはいません。

普段の飼養管理の中での継続的な取組が「定期的に」であるといえます。

「清潔」は、畜舎や作業衣などが汚れていないことを意味します。

家畜を衛生的に取り扱うことが目的ですので、畜舎や器具の清掃、洗浄、消毒に努めることが重要です。また、飼養家畜についても、敷料の交換、ブラッシングなどを行うほか、必要に応じ家畜の配置、畜舎の構造等を工夫することにより清潔に保つ必要があります。

 畜舎に出入りする場合には、手指、作業衣、作業靴等について、家畜の伝染性疾病の病原体がひろがるのを防止するために必要な消毒その他の措置をとること。

この規定は、人の移動(病原体が付着した手指、作業衣、作業靴など)によって、家畜の伝染病がひろがっていく可能性があることから、畜舎に出入りする場合には、手指、作業衣、作業靴を消毒することなどにより、病原体の侵入及びまん延を防ぐことを目的としています。

基準の一において、作業衣、作業靴等を清潔に保つことが規定されていますが、畜舎に立ち入る場合には、こうした措置に加え、消毒等の必要な措置をとる必要があります。

また、飼養管理に用いる器具等については、当該畜舎専用のものを用いるべきですが、畜舎外から持ち込む必要がある場合は、これらについても、その都度、消毒等の必要な措置をとる必要があります。

消毒等の実施に当たっては、畜舎の出入口部分に踏込消毒槽と手指消毒槽を設置します。

「その他の措置」とは、畜舎に出入りする場合に、作業衣、作業靴などを交換することやその都度、新しい使い捨ての作業服を着用することなどを指しています。

こうした措置によっても、消毒を行った場合と同等の効果が期待できます。

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