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2010年5月30日 (日)

安全な輸血医療に必要なコストはどこまで許されるか

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 5 月 30 日 安全な輸血医療に必要なコストはどこまで許されるか

名古屋国際会議場で第58回日本輸血・細胞治療学会が開催されています。

http://jstmct58.umin.jp/

本日は最終日ですが、午前のパネルディスカッションのパネラーとして、リスクゼロを求め(られ)ての制度設計について発表します。

制度設計には予算(財源)上の制約があります。

輸血の安全性を高めるための必要財源は輸血用血液製剤の「薬価」へ転嫁され、最終的には国民医療費に跳ね返ります。

輸血血液中のあらゆる微生物を死滅させる「不活化」技術の導入の是非が輸血医療関係者間ではホットな話題です。

輸血によるウィルス感染のリスクはほとんどゼロに近づいてきましたが、まだゼロではありません。

不活化技術導入により、数人~数十人のウィルス感染を予防することができますが、コストがかかるのが難点です。

不活化技術導入のためには、年間数十~数百億円の追加財源が必要です。

ウィルス感染を防ぐための(1人あたり)コストはどこまで許されるか、という命題についての公開討論です。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

▼かささぎの独り言

おお!学長は今名古屋におられるんですね。

話題が転じられてるのは、時間的に余裕がなかった。

ということでもあります。
今日の発表のための準備をしつつ、学長ブログだけは一日も欠かすまい。
とするその心意気。
それにしても。
一日もかかさず、ってのは骨。

さて。動物のウイルスではなく、人へ感染するウィルスの、輸血医療の問題へ話題がシフトしました。連句をやっていてよかった。
こういう転じの視線は、問題を近視眼的に煮詰めることを防ぐからです。
かささぎが二年前初めて知った大人になった橋爪章さんの話題は、輸血製剤での諸問題で国民に対して平謝りする官僚という役回りだったのですから、詳細は一切知らないにもかかわらず、医療コストと国としてできることとの限界ラインとの問題なのかな。とはうすうす見えてきました。
結局、被爆者医療補償の問題とおなじです。
で、かささぎは一連句人として、ここで思う。

それをいうなら、子宮頸がんを防ぐというワクチンのほうが先かもしれないと。といいますのも、子宮というのは人体にとってはearthであり、heartにも等しい核だからです。引きます。

アジアでは日本と北朝鮮で受けられない予防接種がある。
がんを防ぐ初めてのワクチン、子宮頸(けい)がんワクチンだ。
ほかにもワクチン投与で防げる病気は多い。
日本のワクチンの実態を追った。
(東京新聞『子宮頸がんも防げるのに』ワクチン“後進国”)

ひえっ見出しの威力!北朝鮮と日本だけってのがすごい。

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