無料ブログはココログ

« 踊る佐田茂名誉教授 | トップページ | 久留米駅 »

2010年5月21日 (金)

狂犬病について

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 5 月 21 日 狂犬病について

つい近年まで、口蹄疫はわが国で忘れられがちな動物の病気でした。

長年、国内の動物での発症がないために油断されがちな病気のひとつに狂犬病があります。

人での発症は、1970年に1例、2006年に2例ありましたが、いずれも海外で犬に噛まれて帰国後に死亡しています。

人の致死率が高いので、日本へ狂犬病ウィルスが侵入してきたら大騒ぎとなるでしょう。

口蹄疫に国民の関心が寄せられている今だからこそ、狂犬病についての知識も身に付け、狂犬病侵入時に万全の対処ができるようにしておきたいものです。

狂犬病は、狂犬病予防法の適用です。

狂犬病予防法は、イヌ、ネコ、アライグマ、キツネ、スカンクなどに適用されます。

ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、水牛、シカ、イノシシの狂犬病については家畜伝染病予防法が適用され、口蹄疫と同様の殺処分命令が出されます。

発病後の効果的な治療法が存在しないので、狂犬病は感染の予防が最も重要です。

日本国内で感染が獣医師によって確認された場合には、患畜の速やかな届出と隔離が義務づけられています。

狂犬病の疑いのある動物が発見されると、発生区域での一斉検診と予防接種が行われ、イヌ等についての移動制限がかけられます。

また、狂犬病の疑いのある動物の発見場所付近の交通を遮断したり、通行制限を行います。

係留されていない犬は抑留されたり薬殺されたりします。

日本は、狂犬病に感染している動物がペットとして海外から持ち込まれる危険に晒されています。

日本には年間50万匹のハムスターが輸入されていますが、海外ではハムスターが狂犬病を持ち込んだ事例があります。

海外から不法上陸した犬が確認されたこともあります。

日本では犬以外のペットに対する狂犬病予防接種は義務化されていませんので、また、犬の予防接種も必ずしも徹底していませんので、いつ狂犬病がわが国に侵入してきてもおかしくはありません。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

▼かささぎの独り言

狂犬病の疑いのある動物が発見されると、発生区域での一斉検診と予防接種が行われ、イヌ等についての移動制限がかけられます。」

犬はこうていえきと違って、予防接種をすれば殺さなければならないわけではないですよね。
牛豚の場合は、ワクチンを打っても速やかに処分されなければならないのは、「商品」だからでした。

でも、よくよく読めば狂犬病は、牛にも馬にも豚にも移るって書かれています。ということは、どういうことになるのでしょうか。ここでかささぎ頭は思考停止になります。
きのうから、NHK朝の番組で口蹄疫の説明が始まりましたね。

▼コメント

この話題、まさに進行形で大変な問題です。
全ては人間と同じ動物として見るか食肉として捉えるかで対処方法が変わってくるところを冷静に判断しないといけませんね。

予防や対処法は既に話題にあがっていますので特に触れませんが、過去天変地異と疫病や飢饉等は密接に連動していますね。
太陽の黒点の周期も影響あるとされています。
長期的な予防策として、視野を拡げて科学的に大きな因果関係も見なければならないのでしょうね。

« 踊る佐田茂名誉教授 | トップページ | 久留米駅 »

コメント

うちのひこまる、実は狂犬病の予防接種未接種なんだよねえ。
室内犬じゃけん、いいかなーと思ってたけど、
そうなんですね、家畜にも影響を与える危険性をもってるんだ。わかりました。勤勉な実直な国民のひとり(オーバーな。笑)として、今年は初の狂犬病予防接種を受けさせたいと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 狂犬病について:

« 踊る佐田茂名誉教授 | トップページ | 久留米駅 »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31