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2010年5月25日 (火)

口蹄疫とケーススタディ(2) データ記事            守りぬいた牛にワクチンを打つのか

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 5 月 25 日 口蹄疫とケーススタディ(2)

口蹄疫の判明農場ごとに、詳細情報が農林水産省のホームページに公表されています。

たとえば5月23日の判明農場については、当日の22時53分に「宮崎県における口蹄疫の疑い事例の182例目~193例目について」という情報が公表され、確認場所や飼育頭数、最寄りの判明農場との位置関係などの情報を得ることができます。

5月23日は、12か所のうち8か所が「川南町」で、概略は次の通りでした。

185例目(繁殖牛7頭、子牛8頭)
       129例目の農場から北東約300m

186例目(山羊2頭)
    44例目の農場から北約500m

187例目(繁殖牛4頭、子牛2頭) 
        93例目の農場から南約150m

189例目(肥育豚321頭) 
        160例目の農場から北西約300m

190例目(繁殖豚39頭,育成68頭,子牛179頭,肥育豚67頭,種雄豚2頭)
       102例目の農場から西約400m

191例目(繁殖豚410頭,育成22頭,子牛497頭,肥育豚4,252頭,種雄豚11頭) 
    126例目の農場から南西250m

192例目(繁殖豚102頭,育成26頭,子牛106頭,肥育豚831頭) 
    42例目の農場から西450m

193例目(繁殖牛12頭、子牛11頭、育成牛1頭) 
    145例目の農場から東約150m

これらのケースを、川南町から8か所も発生している、と捉えることができますが、これまで発生させずにいたところが8か所もあった、と捉えることもできます。

川南町のような農場密集地で、かつ、殺処分もままならずあちこちに口蹄疫ウィルスが常在している状態が1か月も続いている中にあって、これらの農場は「ちまちまと」防疫対策を行い、つい数日前まで患畜を出さずにいたのです。

川南町には、いまだに患畜を出さずにいる農場が、まだまだたくさんあります

今後はワクチン接種が行われますので、それらの農場が最後までウィルス侵入に抵抗できたか否かを確認することはできなくなりますが、それらの農場の防疫活動についてケーススタディを蓄積し、今後の(あるいは他地域の)防疫活動に役立てたいものです。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

用語;

繁殖牛とは
育成牛とは

種雄豚とは

以上の違いがよくわかりません。

繁殖牛は繁殖させる牛なのか、繁殖期の牛なのか。雌牛のことですか。
育成牛は育成中の牛なのか、ということは、大人になる前の状態?

種雄豚だけはわかります。

ちょっと、時間がないので、のちほど調べます。
とりあえず、牛の日本への渡来などが書かれているこれ、↓

http://www.tajima-beef.jp/about/himitu.html

百済からきたんだ。牛も。そういえば、ソウルのもともとの語源、牛に絡むんだった。

▼かささぎの独り言

言葉に詰まりました。

感無量です。

ワクチン投与が決まって、実行されるまでの、農家の皆様のお心を思うと、どんなにか無念であったろうといたたまれない。

▼コメント

これもまた報道が少ないのですが、「政治主導確立法案」が審議入りしています。
公務員削減のご時世に、内閣官房長官や各府省の政務三役を補佐するため、内閣政務参事や政務調査官などのポストが新設されます。
常勤定数が22名も増えます。
政務参事は月額85万~72万6000円、政務調査官は62万1000~37万6000円の俸給です。
党職員が充てられるようですが、縁故採用との違いがわかりません。
なお、比較が躊躇われるところではありますが、戦前のドイツでも、ナチス党員が行政機関の高級ポストを得て行政の支配権を握り、独裁体制を築いています。

ついでの話題。
こちらは反対運動が多くてネット露出も多いので詳細は省略。
国会法改正案も国会提出されています。
副大臣、政務官は増員です。
官僚答弁禁止が盛り込まれているので、ちまちましたことは国会で審議されなくなると思います。
それはそれとしていいのですが、大所高所の議論ばかりで世の中が動くわけではないので、国会がどんどん浮世離れしてゆくことでしょう。
法解釈のスペシャリスト集団のトップである内閣法制局長官も国会答弁できなくなりますので、誤った解釈のままの国会審議で法案が可決されてしまう危険性もあります。

きょうの午後のラジオから流れたNHKのニュース。
みやま市が、宮崎の口てい疫被害の酪農家への義援金募集をいち早く始めたことが報道されました。酪農がさかんな当市にとってもこの事件は他人事ではないという理由で。さすが、動きが早い。これって、学長の影響???ってことは、まさか、ないよね。

ちまちまやってしか生きられない。
庶民感覚とはそういうことを指すのです。
ま、わからんじゃろね。
緊急事態の時期に外遊なんかにうつつをぬかしている御仁には、
とても。

みやま市は消毒薬の確保も早く、臨戦態勢は万全です。
種牛49頭の救命要請について、政治家(副大臣)は門前払いでしたが、官僚(農水省)は結論を保留しています。
「最終的には大臣が判断する」とのことです。
官僚、頑張れ

みやま市が・・・ていうニュース、そういえば、かささぎ一家とお客さんとでご飯食べているとき、だったかな、流れていたような。
そういうことだったのですね。
未曾有の災害、しかもこれは失政による人災。
とっても恐ろしい後々まで響く大事件だと思います。流れをみていたら、いても立ってもいられなくなります。同じ九州の人間として、知らない顔はできない。
八女市も農業高校のある市だし、その農校には牛もいます。息子の小学校時代の友人の家にも牛が飼われている。(上妻)
どうか万全の臨戦態勢をと願うのみであります。

追伸
日本の終わり。さんへ。
政治主導確立法案や国会法改正案に関することは、正直いって、いまいちよくわかりません。
ただ、従前からの力を徹底的に殺ぐ構えの布陣なんだろうな。とは感じます。ということは、その新たな勢力で、なにかをやろうとしているんだな。とも思います。たとえば、憲法改正。たとえば、消費税アップ。
それがこんなどさくさまぎれにきまるんだろうか?

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コメント

福岡出身のホリエモンさんが、口蹄疫にかかった牛なんで食べないのかなあ、って言ってますよー、ブログで。ウィルスばらまけってか?アホか。
自給率100%目指すのはやめたら?みたいなことも。牛は百済から韓牛を輸入すればいいじゃろ、っていうのは半島に近い福岡の共通の認識なんですか?

殺してしまってからでは後の祭り。
口蹄疫対策の国際基準が、患畜でなくとも同一環境下で飼育されていればすべて殺処分としているのは、遺伝子検査レベルでの一頭一頭の経過観察より殺処分のほうが経済的に優位だから現実的であるという事情が背景にあります。
しかし、種牛の経済的価値を考えると、決して殺処分のほうが経済的に優位だとはいえません。
2001年に口蹄疫が大流行した英国でも、種牛など血統にかかわる牛に関しては、感染区域内であっても、例外的に処分を免れたそうです。(未確認情報)
種牛の保存は国際的に認められているようです。(未確認情報)
殺してしまってから“実は国際的には認められていました”なんて情報が出てきたら大臣は窮地でしょうね。
よく調べた上での結論でしょうか。
国際農業食料機関の口蹄疫専門家チームの受け入れを拒否したりして、こういうことでは国際的な常識の入手も困難でしょう。
ところで、韓国では、口蹄疫終息のようです。
一段落したところで対策責任が出てきます。
非常事態にもかかわらず勤務を怠ったとして、課長級の19人に対して辞表の提出を命じたのだそうです。
(おまけ)
   ↓

「ホリエモンは」さん、どうも。
フクオカンもんは、かなりおめでたいたちですが、そういうふうに一人をつかまえて、いっしょくたにして論じるのはどうでしょう。
ほりえもん、なつかしい名前です。
またおいでくださいね。そうそう。
半島、と書かれていたのが目を引きました。

 「一人をつかまえて、いっしょくたにして論じるのはどうでしょう」のセリフ、まさしくおっしゃる通りで、私は常々そう感じてます。某東京都知事のように「この犯罪は、日本人のDNAがやったとは思えない」~つまり、暗に中国人の犯罪だろうと言わんばかりの、ネオナチ、排外主義的発言がウヤムヤにされてしまう、血液型が何型だからこうだという非科学的性格判断がまかり通る、そんな日本国の私たち。

石原慎太郎ののうといえるにっぽんがべすとせらーになったころ、読んでおやっこれは違うと思ったことの一つに。
国宝第一号広隆寺の弥勒像。あれはほんとは日本のものか朝鮮のものかはっきりしないのに、きめつけてる。半跏思惟像のことですが、あれはたしか赤松でできているのです。赤松は半島に多い材で、朝鮮にもそっくりのものがあるため、出自が疑われている。小原二郎、日本人と木の文化に詳しい考察がある。日本人は優秀だっておもうのは勝手だけど、。(→きになって、しらべる)
以下、ウィキ。
「中でも有名な京都府京都市太秦の広隆寺霊宝殿に安置されている「宝冠弥勒」(国宝彫刻の部第一号)は、右手の薬指を頬にあてて物思いにふける姿で知られる。しかしこの像は、当時多くの仏像が楠で造られているのに対して赤松で造られているため、日本書紀記載の推古31年新羅から伝来したものとする説もあった。ところが1968年、大きく抉られた内繰りの背板に楠材が使用され、背部の衣文もこれに彫刻されていることが判明した。この像の右の腰から下げられた綬帯(じゅたい)は、以前から楠木であることは知られていたが、これは後に付加したものとして考慮されていなかったが、二箇所の、特に背板に楠材が使用されていることは、楠が朝鮮半島では自生してない為、これが日本で造像された可能性が高くなった。制作時は漆で金箔を貼り付けた漆箔像であった。弥勒菩薩の微笑みは「アルカイク・スマイル」として知られている。 像高123.3cm(足元からの高さ、台座からは約147cm)」

ふうん。だけど、はっきりとはわからないんじゃない。それだけをもってしても、独自とはいえない。

追伸。
連句的といってはなんですが。
広隆寺の10月12日の「牛祭」。
これです。↓

放送法改正案が強行採決されたそうです。
放送された?

みとらん。しらん。

それも気になるが、今日仕事中、はたときづいた。
広隆寺の牛祭(10月12日)のこと、ふと思いついて早朝書いた。そこの半跏思惟像の弥勒が赤松でできているので、朝鮮半島でできたものかもしれない。という話とともに。
で、出勤間際には一行記事、宮崎の牛議員のブログの又引き、大臣のフルネームも書いた。それ!!すごくどきんとしない?赤松広隆って!
広隆寺。
牛祭。
朝鮮半島の赤松でできた国宝の仏像。
あわわ・・うそみたい。罰当たり大当たり。

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