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2010年5月29日 (土)

口蹄疫と日本経営                和牛輸出が不可能に

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 5 月 29 日 口蹄疫と日本経営

口蹄疫の発生で、日本は国際獣疫事務局(OIE)から「非清浄国」に認定されました。

和牛の主要輸出先であるベトナム、米国、シンガポール、マレーシア、カナダ、アラブ首長国連邦へは、「清浄国」であることが条件であるため輸出できなくなりました。

これらの国は牛肉の輸出額の8割を占めます。

清浄国へ復帰するためには、口蹄疫ウィルス汚染がなくなったことを証明しなければなりませんので時間がかかります。

ワクチンが接種された家畜が生存している限りは、それらの中にウィルスの保菌畜がいる可能性があるため清浄国とはみなされません。

清浄国へ復帰したとしても、これまでの取引国でのシェアが回復できるとは限りません。

清浄国へ復帰できなかった場合、清浄国でないことを理由に輸入を拒んできた国々から、安価な牛肉の輸入要請が強まります。

安価な牛肉の輸入は、日本の畜産業にとって壊滅的な経済的打撃となります。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

▼かささぎの独り言

昨夜、国民放送で口蹄疫特集が放映された。
最初に発病した牛をみた獣医さんの涙。
どの人も涙を流されて・・。たまらない。
いつ終わるのか先が見えない。
まさに日本経営を揺るがす、壊滅的な打撃だ。
番組では現状の報告がなされたのみ。
気になる発端の本当の第一号は隠されていた。
なんらかのちからが働いているのだろう。

みえないところで、何かが、闇にうごめく。

コメント

「高鍋より」さん、ご指摘ありがとうございます。
農林水産省の発表資料や報道を断片的に(想像力をフル回転させて)拾い上げて書いていますので、裏付けが万全でもなく、間違いも多々あるかと思います。
気になってずっと裏付けを調べているのが、「国際的には種牛の保存は殺処分の例外として認められている」という情報ですが、英語資料を読みこなすのが大変でまだ真偽がわかりません。
元官僚の感覚としては、おそらく真実だろうという気がするのですが・・・
俗世間では、何事も杓子定規に法令や規則を無慈悲に適用することを「お役所仕事」「官僚的」と言ってるのですが、実際の官僚は、実情に応じて規則の解釈を臨機応変に変えたり、規則そのものを変えたりと、結構、融通を利かせているのですよ。
規則通りにやればいいのだったら官僚なんて存在意義がなくなりますから。
それにしても、今回の件、政治家はあまりにも「官僚的」ですね。

野生の鹿にも感染が静かに広がっている。
とする。目には見えないところで。
そうなったら、こういう努力はことごとく水泡に帰することになりませんか。
むしろ逆に、ワクチンをうつより、守り抜いたものたちをさらに守る努力の継続こそが求められるのでは。
宮崎市は種牛全頭処分をうけいれた、と言ってましたが。なぜ牛たちを恐ろしい口蹄疫から守れても、なぜゆるふん政治家の作った法律からは守りきれない。腹がたたないか。無性にはらがたたないか。

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コメント

保身の為に失策を隠蔽し、更なる失策で覆う

結赤松、山田、辻本の御三方が対処すべきところを対処しなかったのを、宮崎県の隠蔽と言い換えた。用は認知しなかった訳だが、それを認知させなかった宮崎県のせいにした。

宮崎県は国に損害賠償を請求すべきだろ、それも兆単位の

現政府に政権を委託した国民もその爪腹を切ることになるが・・

おっしゃるとおりです。
まことにきびしいことながら。
たとえそのために破産したとて、そうしなければならない。

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