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2010年4月22日 (木)

乙四郎先生に学ぶ診療報酬と介護報酬(22)        医療保険でのリハビリ実施の留意事項

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 4 月 22 日 診療報酬と介護報酬(22)

医療保険のリハビリテーション実施に当たっての医療機関における留意事項は次の通りです。(平成18年厚生労働省通知「医療保険及び介護保険におけるリハビリテーションの見直し及び連携の強化」)

(1)サービス開始時のリバビリテーションの意義等の説明

リハビリテーションの開始に当たり、リハビリテーション実施計画を説明する際に、急性期、回復期及び維持期のリハビリテーションの意義及び内容の違いについて十分説明を行うとともに、身体機能が改善し、維持期になった場合については介護保険のリハビリテーションに移行することの説明を行うこと。

(2)介護保険サービスの利用支援

平素より、地域の介護保険サービス事業者等の福祉サービス資源について把握を行うこと。

医療保険におけるリハビリテーションの終了後速やかに介護保険におけるリハビリテーションを受けることが重要であることから、早期の段階から、患者が要介護認定又は要支援認定(以下「要介護認定等」という。)を受けているかどうかを確認し、当該患者の意向等を踏まえ、要介護認定等の申請の手続や居宅介護支援事業者への連絡等について計画的な支援を行うこと。

また、医療保険におけるリハビリテーションの終了後速やかに介護保険におけるリハビリテーションを受けるためには、医療保険におけるリハビリテーション期間中から居宅介護支援事業者との調整が必要となるものであり、特に要介護認定等を受けていない者については、要介護認定等の申請から認定されるまでに約30日を要することに留意しつつ、利用者への支援を行うこと。

(3)算定日数上限と適用除外疾患

適用除外疾患を正確に把握すること。

リハビリテーション料の算定日数上限に到達した後であっても、適用除外疾患を有し、リハビリテーションを継続することにより状態の改善が期待できると医学的に判断される者であれば、医療保険によるリハビリテーションの継続は可能であり、算定日数上限をもって医療保険によるリハビリテーションの実施を機械的に打ち切ることは適切でないこと。

なお、リハビリテーションの継続により状態の改善が期待できるか否かについては、ADLの改善にも十分に配慮し定期的に客観的な評価を行った上で医師が適切に判断すること。

また、リハビリテーションを行った後、急性増悪等により心身の状態が著しく悪化した場合には、再度該当するリハビリテーション料の算定が可能であること。

(4) 医療保険のリハビリテーション終了時の説明・指導

ア 入院患者が医療保険のリハビリテーションを終了する際の説明・指導

入院患者が急性期及び回復期のリハビリテーションを終了し、退院するに当たっては、入院患者の状態や意向等を踏まえ、退院後の調整に努めること。

特に維持期のリハビリテーションとの継続性に配意し、在宅に復帰する者に対して、居宅介護支援事業者との調整等について支援を行うこと。

また、改めて急性期、回復期及び維持期のリハビリテーションの意義及び内容の違いについて十分説明を行い、介護保険における維持期のリハビリテーションは、医療保険における急性期及び回復期のリハビリテーションと同様に、医師の指示の下、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等の専門職が提供するものであること、及び、主にして身体機能の維持及び生活機能の維持・向上を目指したリハビリテーションを行うものであることの説明を行うものであること。

また、地域包括支援センターヘの相談も可能であることの情報提供を行うこと。

イ 診療報酬における評価

入院患者が居宅に戻る場合には、退院前に、診療報酬上評価されている地域連携退院時共同指導や、退院前在宅療養指導、退院時リハビリテーション指導などを行い、退院後の療養生活を支援するよう努めること。この場合において、地域の医療機関への紹介を適切に行うこと。

ウ 外来患者が医療保険のリハビリテーションを終了する際の説明・指導

アと同様に、急性期、回復期及び維持期のリハビリテーションの意義及び内容の違いについて説明を行うとともに、(2)にあるような平素からの活動をもとに、当該患者が速やかに介護保険におけるリハビリテーションを受けられるよう、居宅介護支援事業者との調整等を行うこと。

エ 介護報酬における評価

入院患者が、医療保険のリハビリテーション終了後、介護保険の居宅サービスを利用することとなる場合には、居宅介護支援事業所は初回加算()(退院又は退所に当たっての加算)を算定することができること。

(5)当該医療機関における維持期リハビリテーションの実施

今般の制度見直しにより維持期のリハビリテーションについては、介護保険によるサービスとなったが、従来、維持期のリハビリテーションを医療保険で行っていた医療機関等においては、急性期から維持期までの一貫したリハビリテーションを当該医療機関において実施できるよう、当該医療機関において介護保険のリハビリテーションを実施することについて検討されたいこと。

なお、保険医療機関については、介護保険における指定訪問リハビリテーション事業所等の指定があつたとみなされており、当該指定に係る申請は不要であること。

用語;

要介護と要支援(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%81%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E8%AA%8D%E5%AE%9A

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

コメント

デイサービスとデイケアの違いがようやくわかりかけた介護者です。高齢で、足元がおぼつかなくなった父。予防、あるいは現状を維持するためにデイケアを利用したらどうだろうと思い始めました。家族以外の人間との交流が、父のボケ防止にもつながると思うのです。ただいま、要支援1の父。週に一回は利用できるそうですからね。

医療におけるリハビリは、漫然とではなく、目標に沿って日数の上限が設けられていて、介護保険のリハビリは介護度によって受けられる日数が決められるってことになるのかしら?

せいこ。
その立場にならないとなにもよくわからないね。
ぼんが、毎日介護や保険のことを書いているかささぎはさぞ精しくなったじゃろっていうけど、まったくそれはない。ただ移しているだけだからね。
理屈っぽい話はすうすうと目の前を通過していく。

ところでさ。
たからさんにこないだ「河童」ビデオを貸した。
なんで河童なの?
って聞かれたけどさ。なんでよ。私がききたいよ。
石と竜のつく監督と河童とは結び付かないし、乙四郎とその監督もあんまり結び付かない気がするけどなあ。

ってことで、きのうアクセス見てたら、こういうブログにであった。おお。この視点はなかったな。とはっとした。ちょっと暇ならみてください。開業医の妻のブログ。「勤務医と開業医の月収の格差」を比べるなら、借金の格差も是非・・・↓

http://blogs.yahoo.co.jp/harenihiamenohi3/9070234.html

この中の、医師の経験値が考慮にいれられない診療報酬はおかしい。
、それはまったくおっしゃるとおりだとおもいます。

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