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2010年3月25日 (木)

与謝野晶子vs藪秀野、はみだし口はどっちだ?

今日発売の『月刊俳句界4月号』(文学の森)に姫野が書いたことです。

ある気の流れのなかで一気に書き、事実の確認をしていません。
気になる箇所が何箇所か。
そのなかの一つ、文化学院時代の藪秀野(のちの俳人石橋秀野)と学監・与謝野晶子について。

杉山洋先生は秀野の50回忌おまつりのとき、こんなお話をなさいました。
石橋家の墓地のある八女の無量寿院で、です。
ちょうど取材旅行から戻って見えたばかりだったのだと思います。
先生の口紅、はみだしてますよ。と言って秀野は学監晶子のはみだし口を指摘し、晶子は晶子でひねもすその口のまま、平然としていた。・・・。
そのとき杉山先生はこんなエピソードも話してくださった。
亀山文夫(左の映像作家)と秀野とは交際があったのだろうか。
大陸へ文夫がわたるという日、学院の女友達が駅に見送りに行ったが、そのとき文夫は彼女に「秀野さんをよろしくたのむ」と頼んだのだそうだ。それというのも、そのころすでに秀野の家は没落していて、学費にさえことかいていたからだという。

短い紙幅で秀野の俳句を紹介するには、どのように書けばいいのか。

姫野ははずかしながら、俳句総合誌というのがわけもなくきらいで、買ってよんだことがありませんでした。今回じぶんにも送本してくださったのを読んで、おわわ・・安見子さんも『二人の母』を書いておられる!そうか。ずうっと連載されていたのだなあ。・・・とわかり、自分の不実をなじられたような情けないきもちになりました。いや、知ってはいたのですけどね。

私にとって、秀野と健吉の物語は、もう終わってしまったことだったんです。
だけど、何の因果か、こうして又引き戻されてしまいました。

出版社って、前田圭衛子師の「れぎおん」とおなじで、原稿を筆者に一度返し、筆者校正をさせます。その〆切が3月3日でした、急に気になって、それで杉山洋先生宅へでかけたのです。(2日のブログにかいています)。

先生は秀野のご学友のかたからの手紙を持っておられるのです。
秀野が句集には収録されていない句の短冊も託していたとかで、その短冊も先生宅にあります。(健吉資料館にあるのはレプリカみたいです。)

先生の書かれているブログでは、秀野の化粧が雑で学監の晶子がそれを注意し、しかし秀野は気にする風でもなくそのままいた。と、こうなっていました。

それを読んで、どっちが本当なんだろう。と混乱したかささぎ。
ききにいきましたよ。だけど、てがみが、なかったのです。

それで、。えーくそせからしか。しょんなかたい。このままよか。

と、こうなったしだいでございます。
もし私の記憶が違っているとしたら、それはこういう記憶の組み換えが働いていた。
晶子の着物姿の写真をみますと、ほんとにだらしなく着崩しています。あーごめんなさい。子孫の方がおおぜいいらっしゃるのですよね。気遣いをまったくせんかささぎでごめんなさい。でも、これはほんなこつやろ?(ばってん、与謝野晶子はほんなこて、すごか人やんね、大震災の火事でやけてしもた源氏物語の千何百枚もの原稿ば、も一回最初っから書き直した、すごか人。)
一方の、藪秀野はとってもおしゃれで可憐な少女であり、少女時代、虚子が書かせた俳句への思いの一文を読んでも実に毅然としている。いっぽん筋がバシッととおっている。鼻筋もとおっている。(ローマンノウズの君と呼ばれていたそうですからね。これも杉山先生談。)長じてからは、モガと騒がれたほどの流行の先端を行っていた人。
でありますから、こんなふうに記憶が組み変わったのかもしれない。
が、私はこの話をきいてすぐれぎおんにも書いたので、おかしい。

どっちが本当なのか、わたしは知りたいのです。
そのご学友の方の手紙、私的なものだと存じます。
けれども、歴史的な文学資料として第一級のもの、どうか杉山先生、公開をお願いできませんでしょうか。
臥してお願い申し上げます。

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