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2010年3月16日 (火)

高良山十景歌 6 中谷の紅葉その1         柳原侍従秀光の漢詩

   中谷の紅葉
                     
柳原侍従秀光
青女染成す日夜の功 満山処として霜楓ならざるはなし
疑う瀑布千尋の白きを将て 変じて秋梢一様の紅と作すかと
                     日野中納言資茂
秋をしる 色もみえけり 松竹は ときはの中の 谷のもみじ葉
                     源寂
山間の秋景天功を見る 飛瀑高く懸て岸に酒ぐ
風後一泓中谷の水 玻璃盆裏猩紅を貯ふ

滝の糸に もみじの錦 おりはへて あらふと見ゆる 中谷のみづ 

(以上の引用は、http://snkcda.cool.ne.jp/kourasan/siika.htm

▼柳原侍従秀光

藤原北家日野流。日野俊光の四男資明を祖とする。出雲大社・法隆寺等伝奏。

家紋 鶴の丸。
家業 文筆。
江戸期
石高
202石。明治2(1869)年6月、前光が永世禄三百石を賜る (戦功鳥羽伏見及
奥羽役賞典表)
明治期爵位 伯爵。
菩提所 浄福寺(京都市上京区)・明治以降は東京都目黒の祐天寺。
居所

中筋東側中程。

秀光は二人いました。入江坊光誉上人弟子(資料がない)と、以下の人。
実中御門資熈男。
元秀熈。
寛文4(1664)年7月6日生。
右少弁。
正五位下。
天和3(1683)年正月12日卒19歳〔没年齢は或20歳〕。
馨光院。

以上は、ここで頂いた資料です。http://www.geocities.jp/okugesan_com/meika4.html#mimurodo

日野家、柳原家、入江家・・・今につながる姓、連句的に色々ころがりおちるものがございますね。たとえば。
柳原、最近とりあげた、白蓮さん。
元オットの名前が堂々と刻まれた石の鳥居が太宰府天満宮参道に。
写真、これです。
http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-14.html
高良山十景歌は当時の上流階級の人たち、公卿と僧侶との政治的交わりの場でもあったのですね。政治的な、あまりにも政治的な人たち。です。

青女染成す日夜の功 満山処として霜楓ならざるはなし
せいじょそめなすにちやのこう。まんざんそうふうならざるところはなし。
青女が日夜染めなす甲斐あって 全山はみごとな紅葉だ.



言葉の栞:

せい‐じょ【青女】 
《「淮南子」天文訓から》霜・雪を降らすという女神。転じて、霜や雪。

http://eijo-ochi.jp/works/work34.html(染成をつかった漢詩の見事な実例。英語詩みたい。)


霜楓そうふう:霜がかかって紅葉した楓(かえで)


疑う瀑布千尋の白きを将て 変じて秋梢一様の紅と作すかと

うたごう。せんじんのしろきばくふをゐてへんじてしゅうしょういちようのくれないとなすかと。
広大な滝の白い飛沫を率いて、かように秋のこずえを一様にくれなゐとなしたのだろうか。

言葉の栞:

いる【率る/将る】 別ウィンドウで表示
[動ワ上一] 人を連れて行く。ひきいる。 「従者(ともびと)としてて往きき」〈記・上〉 物を身に携えて行く。 「内侍所、神璽(しんじ)、宝剣ばかりをぞ、忍びてて渡させ給ふ」〈増鏡・むら時雨〉 

  1. せん‐じん【千尋/千仞】 別ウィンドウで表示
    《「尋」「仞」は長さの単位》山などが非常に高いこと。また、谷や海などが非常に深いこと。ちひろ。「万丈の山、―の谷」
  2. ち‐いろ【千尋】 別ウィンドウで表示
    ⇒ちひろ(千尋)
  3. ち‐ひろ【千尋】 別ウィンドウで表示
    1尋の千倍。転じて、非常に長いこと。また、きわめて深いこと。「―の海」「―の谷底」◆ 中世、近世には「ちいろ」とも表記した。
  4. ばく‐ふ【瀑布】 別ウィンドウで表示
    高い所から白い布を垂らしたように、直下する水の流れ。滝。飛泉。「ナイアガラ―」《 夏》
  5. ばくふ‐せん【瀑布線】 別ウィンドウで表示
    同方向に流れるいくつかの河川の滝や早瀬が、山地と平野の境に生じてほぼ一線上に並ぶ地形。北アメリカのアパラチア山脈東麓と海岸平野との間などにみられる。滝線。

(すみません。よぶんな情報までついてきちゃって。)

  次号へつづく。

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コメント

おお
いま、ここを読んでたら、ベストテンが目に入った。
いつから?
ガイドブックになりますね
アクセス解析してなかったから

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