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2010年3月19日 (金)

課題句「男」「女」「行」「来」

「行」 「来」 「男」 「女」  課題句  平成22年二月二十日

到着順。未提出の方、題詠をやりたい方はまだうけつけています。
来週いっぱいまで。追加もどうぞどうぞ。
たからさん、うたまるさん。ばどさん。りかさーん。つくってみてよ。
らんちゃんとふんさんは嫁入り前の多感なお年頃で声かけきらんかった。
あそびでも日記でも未来への遺書でもなんでもいいんです。軽くどうぞ。
人の句をみていたら、むくむくと何かよみたくなるってこともあるでしょ。
ひめの句。ひどいよね。一字しか元句がのこっていない引用句がある。
いんやちがったその逆だった。自分のことばは春一字だけ。笑。
意外とみな、まともでありますなあ!

竹橋乙四郎

来:畦道に停まる二人に雲雀来る
男:学舎(まなびや)を去る男生徒竹の秋
行:行きし人さよなら言わぬシャボン玉
女:春高楼昔の女(ひと)は今いづこ
(追加)
行儀なぞどこ吹く風の雲雀かな
ほろ酔ひの男黙らせ竹の秋
シャボン玉貴女の息を封じ込め
春高楼かく来世もあらまほし

梶原呂伊利(神津呂伊利)

①「四季あるを なぜに春のみ 売る女」
②「春雨に 濡れた女の 赫い髪」

③「独身男(チョンガー)は 今度の恋も 桜花(さくらばな)」
 ※余興に次のようなのも。カタカナ発音はあくまでも参考で、直訳すると「チョンガーに赤いバラの花が咲いた」。ハングル文字は普通の日本語フォントではたぶん出ません。私は「BatangChe」というフォントを使いました。
④「총각(総角)에게 빨간 장미의 꽃이 폈다」(チョンガゲゲ パルカン ジャンミエ コチ ピョッタ)

⑤「間夫(まぶ)と寝て どこへ行(い)くやら 女郎花(おみなえし)」

⑥「また来ると 言った背中も 春霞」
⑦「恋よ来い 呼べど応えは 梨の花」
⑧「老いた母 か細く歌う 夜来香(イェライシャン)」

山下整子


男娼とふ生業のあり春の闇
男ならしっかりしなさいふきのたう


くれなゐの一夜官女の張り袴
雛さまの笑はぬ女官したがへて


来信は冴え返る日のてのひらに
初夜権を持つ王来たり孕み鹿
春が来たなばななのはな掻き分けて


春北風(はるならい)単系出自帰属性
春昼や出エジプト記読みくだす

(追加) 山下整子

男   清明とふ言葉のやうな男ゐて
    こしゃくにも男言葉の葱坊主
女   帖紙女人結界草蘇鉄
    はぶたへの女帝戴冠初雲雀
行   行商の背なのショイコのかいやぐら
    托鉢の行人ひとり草若葉
来   来て去(い)にて礫のごとき雀の子
    来客の多き生家や苗木植ゆ

青翠えめ

女》待ち合わせ女風呂出る春の宵
男》落椿傾ぐ背中の男あり
行》行儀よくモヘアの帽子猫柳
来》出来不出来いづれも旨し蓬餅

丸山消挙

(一月。釈迦岳と御前岳に登り、樹氷を見た。)

ザクザクと霜柱踏む上り坂
釈迦岳にこの冬初めての樹氷見る
あーきつかでもあゆばんとおじられん
休憩にセーター忘れて取り帰る
ラーメンに卵とネギ入れ山のご馳走
膝裏に痛み感じる下り坂

白い息真冬の電話ボックスの中十円玉がじゃらじゃらと落ちていく
パーカーのペン先インク壷にいれブルーの文字が躍りはじめる
右下がり下手な字が並ぶ便せんに飽きずに書いた君への手紙
冷たい手息吹きかけてスイッチ入れる午前1時のオールナイトニッポン

八山呆夢

小鳥来て枕辺の吾子なぐさむる


1  つくし立つ男は一心に溝を掘り

1  春一番おんなだてらにナナハンで
2  藤の花亜流の女の髪飾る
3  もつれ髪椿油を塗る女

1  着飾りて春節の灯り見に行かむ
2  行く前にすでに酔うてる梅見月

神崎さくら

お花見を 男二人で ゆるゆると
桜どき 二度と見られず 男らは
梅咲いて 湯島天神 女坂
飛行機を 桜で埋めて 空へ行き
葉牡丹も 行列すれば なまめかし
春来る 群青色の 空の色
孫子来て 梅に青空 ブランコと

杉浦兼坊

男の子産まれめでたし雛祭り


女の子産まれめでたし雛祭り


観潮や津波来るぞと避難指示


行く河の流れ流れて流し雛

姫野恭子
 高潮は一気に川を溯る

無胃庵と称す男に従(つ)きしこと

不動明王女われゐて春まひる

どこ行くも倭たましひ菜の花忌

蒼帝の来れば疼(いた)む肋あり

中山宙虫

たんぽぽの土手に来世の案内図

腕立て伏せの空を行き交うつばめかな

鳩たちに男まぎれて街黄砂

女ばかり残って村に紫木蓮

澄 たから

頻頻と生きて女の春の夢

春泥や涙流さぬ男振り 

調 うたまる

行く姿言葉とどかぬ彼岸舟
来風に雪の名残もちりぬるを
朝霞男体山へ続く路
春茜ほのかに香る海女の紅

ひめの追加(たから句につけて)

泣き虫の男の背中暮れなづむ

 

               

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コメント

たんぽぽの土手に来世の案内図

腕立て伏せの空を行き交うつばめかな

鳩たちに男まぎれて街黄砂

女ばかり残って村に紫木蓮

おお。そらんちゃんありがとありがと。
腕立て伏せのつばめ。
公園でも庭でもよかですけんど腕立て伏せしよったら突如視界に入るつばめ。つばめってそういう「切る」動きをしますね。

さいごの句につけよう。
男ばかりが残る街あり桜かな  恭子

おおう、大漁大漁!

まず一読、おおうっと思ったのはろいりーさん。
素人とおしゃってたけど、きっちり韻をおふみであります。
>間夫(まぶ)と寝て どこへ行(い)くやら 女郎花
この句、いいよねえ。
ドラマ性がある。このいかがわしさ、マジでわたくしの好みであります。
着流しの髪をひとつにまとめたおみなが、着物の袖に両手をつっこんで、下駄をからから鳴らしながら歩いてる景が浮かびます。気風のいいお江戸ことばが聞こえそうじゃない?

それとエメさん。うまくなったなあ、この人。
>落椿傾ぐ背中の男あり
背中を丸めてるのではない。傾いでるわけよ。
男に背中に色気がある。そんな句。

>出来不出来いづれも旨し蓬餅
これも、実景が浮かぶよね。
あっさりとした中に人情がある。


乙さんの、これ恋句?
色気なさすぎじゃない?
ほらほら、恋句はやっぱしわたしの勝ち。笑
ただ、この四句で一連のドラマを持たせたとこはすごいよね。これは簡単そうで、実はなかなかできんっちゃん。


ぼんの句は、さすがにぼんらしいきっちりしたのが出たね。
>もつれ髪椿油を塗る女
椿油が効果的。時代性さえかんじる。
ナナハンの句も捨てがたい。


そして、さくらさん。
>梅咲いて 湯島天神 女坂
地名だけで句になってるでしょ。
これはけっこうベテラン勢が使う手よね。

>葉牡丹も 行列すれば なまめかし
これはよくわかる。
葉牡丹って花はなんか色気も可愛げもない、そんな花。なんていうんだろ、華やかさがないというのか。でも、あれが行列してるとずずんとしたインパクトがあって、華やかで、「あら、思ったよりもずっとかわいいじゃん」みたいなところがあるのよね。たとえて言うと、色気のないせーこはんも、10人ならべてたら、あらかわいいじゃんみたいな。笑

ちょいと、こんなに集めてどうするの?
発句にするんけ?それとも又新たに発句を募集するんだべか。
そこんとこ、はっきりしてよね。いきづまっとるけん。

それは内緒。
いきづまる。はなづまる。みみつまる。どれがいい?

>あーきつかでもあゆばんとおじられん

読み落としていたわけじゃないけど、
気づけば、これって奥がふかい。
歩かねば上られぬ下りられぬ。
世の常世の習い。
惰性で生きることも、惰性であるくことも、
それなりの価値がある。

>行儀なぞどこ吹く風の雲雀かな
 ほろ酔ひの男黙らせ竹の秋
 シャボン玉貴女の息を封じ込め
 春高楼かく来世もあらまほし

完全に読み落としてた。
乙さん、追加の句。
これはすべて、恋句だ、完全に。
あっぱれ。

>行儀なぞどこ吹く風の雲雀かな

特にこの句がいいと思う。
常套的にいえば、ひばりに行儀は求めないところ。
脱常識感の句。ふふん。悔しいがこれはさすがだ。

ぼんの、
春一番女だてらにナナハンで
これをよむと、外科医かわさきゆみこ先生を思い出します。(かささぎ家のすぐ西にすんでおられますんでさ。)
つくし立つ男は一心に溝を掘り
つくしと尽くしをかけてるわけではなかろうが、無意識にひびきあう。溝を掘る、がなかなか出そうで出ないよ、ふつう。実景だろうけど、つくし立つ。が生き生きと、うまい句です。こういう現場でばかり仕事をしていたのですよねえ。だから余計にそう感じるよ。

ろいりーさんの、
ちょんかげげばるかんじゃんみえ東風ぴょった

老いた母か細く歌う夜来香
は、できた句とおもう。
ハングルの意味はわかりませんが、リズムがはねるよう、ふしぎと残ります。
また、母上の句は季語がないにもかかわらず、ある時代のある断片を掬いとっている。どこからか沈丁花のかおりがしてき、おおきなボタンの花もうかぶ。

丸山消挙さんは一人ちがうところにいる。
それがとっても、いい。それとってもだいじだよ。
あたしもあゆばんとの句がすきだな。このあゆばんとって方言、がばよかけん。あゆばんと。おじられん。一家に一台、一人に一つずつ。あゆばんと。
あーきつかでもあゆばんとおじられん  しょうきょ
ザクザクと霜柱踏む上り坂        


竹橋乙四郎。
いみじくも整子さんが批評したように、さっぱり色気はありません。理屈っぽいっていうのとも又すこしちがう気がしています。たいくつな句に奥行きがある。
わたしは春高楼の句がいいとおもった。どうということない句だけど春高楼がひきずるものに奥行きがある。
それと、竹の秋。これは真正面むいている。学長の自画像だろうなあ。これだけ旧かな、今回一番のでき。
ほろ酔ひの男黙らせ竹の秋   乙四郎


さくらさん。
つたえたい思いとことばを両手にもって、さてこのちっぽけな台の上になにを載せようかと案じられているおかおがうかびました。むずかしいですよね。
地名の句はとっても鮮明に印象に刻まれます。
梅咲いて 湯島天神 女坂
湯島天神がすごくいいですね。梅、湯島天神、女坂。とりあわせが、びしっと決まっている。桜では絶対だめでしたよね。

えめさん。
待ち合わせ女風呂出る春の月

春の宵があたりまえすぎるか。月なら。
気をめぐらしすぎるのもいやらしいですが、ほかに季語がありそうな気がして。句の素材は神田川ですね。おなじ世代をかんじます。笑
落椿傾ぐ背中の男あり
おちつばき。かしぐ。おとこのせなか。うーん。できすぎかも。いろけはにおうものならん。

杉浦兼坊

男の子産まれめでたし雛祭り


女の子産まれめでたし雛祭り


観潮や津波来るぞと避難指示


行く河の流れ流れて流し雛

観潮ということばを教えてもらいました。
時事句。そのまんまの句ですが、潮を観察している人はどうなるんでしょう。避難指示してじぶんは逃げ遅れる。
さいごの句、行く川の流れは絶えずして行き交う人もまた旅人なり。と詠んだ芭蕉を彷彿とさせます。あれ。ちょっとちがったかな。芭蕉の文章もつぎはぎだらけだったんだな。杉作さんの句も「行く川の流れ」までが鴨長明の方丈記からの引用。さらさらと流れゆく句とおひなさま。

山下整子。

くれなゐの一夜官女の張り袴
雛さまの笑はぬ女官したがへて
初夜権を持つ王来たり孕み鹿
はぶたへの女帝戴冠初雲雀
清明とふ言葉のやうな男ゐて


という恋句っぽいきらびやかなグループと

行商の背なのショイコのかいやぐら
托鉢の行人ひとり草若葉
来て去(い)にて礫のごとき雀の子
来客の多き生家や苗木植ゆ

という生活派の句たちと。

さっさかさっさか出来ている割に、よくできている。
かいやぐらは、海にたつかげろう、海市(かいし)でした。
苗木市も春。
山下整子はじょうずだなあ。ほんとに。

ってことで、出ていない人たち、だしてくださいましな。

あら。中山宙虫、わすれちゃいけない。笑
中山宙虫。

腕立て伏せの空を行き交うつばめかな

これ。とってもいい句だとおもいました。うまいなあとかんじた。それは腕立て伏せの「空」とすんごい省略がはさまっているのが、まるで必死こいて腕立て伏せをじっさいに自分がやっているところに急につばめが急降下してきて斜めに宙を切り裂く、その瞬間、目はつばめに奪われこころもつばめに奪われ。。。一句のなかの時間が前半は人時間、後半はつばめ時間である。それ、何よりおもしろし。

>たんぽぽの土手に来世の案内図

そらんさんの句はすべてうまい。
そらんワールドの作品だもの。
そらん句の魅力は、意外性だと思う。

はとたちに紛れる男らってのも、浮かびそうで浮かばないフレーズ。
ま、彼はベテランじゃけんね。
悔しいから、褒めてやらん。笑

たんぽぽの。来世案内。
これさ。すぐろのの野焼きの死人あんないみたいでなんかぶきみっぽい句だよね。去年だったかな。いや、おととしだ。九州俳句の講演会で民俗学者の先生が山の民のくらしってのを詳しくご紹介くださった。そのとき、野焼きのやり方をご伝授されたのですが、下から火をつける。下から上へ火はのぼってゆくから。こわいね。とても。ここんとこ、ずいぶん野焼きで人がなくなります。風がからんでいるらしい。

このブログ、記事が多くて、自分がコメントしたいところが直ぐに埋没して困っちゃうよ。笑
探すのに一苦労するわ。


乙さんと消去さん。いや、消挙さんか。
対極的な人間性を感じるのね。
このふたりをいつか同席させたいと思う。
おだやかな風貌に人一倍の負けん気、闘志を秘めて生きてるヤツと、見かけどおり鼻っからひょうひょうと生きてるヤツと。でも、意外な共通点があるような気がして。それがなにかはわからん。

それは、どちらも誠実な人間であるということだよ。

たからさんから、いただいています。
あとのこりの半分もだしてもらいますので、それまでおあずかりしておきます。

たから句とうたまる句を追加していますので、どうぞごらんください。
ひとつきのあいだに、というより二ヶ月の間に、春はろうたけて、花爛漫となってきました。
花句をだしてもらわねばなるまいて。こんどの発句は。ことしの花句、みなさん何句か考えてくださいね。かささぎの旗は機会を提供するだけです。

ところで、たから句。
ひんぴんと、頻頻と。たびたびと。転じてちょこまかと。気ぜわしげに。というような意味でしょうか。頻頻と生きるってどういうことか。どんな春の夢をみるのでありましょう。これはたからさんに聞かねばわかりませんね。
春泥や涙流さぬ男振り
この句の背景をたずねてみた。トヨタの社長とかオリンピックなどでも男がすぐなく。それより泣かないで堪える男がみたい。というような答えでした。春泥とのとりあわせが、なんともにくいですね。
おとこぶり、ということばも、とてもなつかしいです。
かささぎはこの句をよんで、一句うかびました。ありがとう。

うたまるさん。
彼岸舟という季語、はじめて知りました。
彼岸に出す船でしょうか。それとも、長崎のしょうろうながしのような宗教的な船でしょうか。どうもよくわかりません。しらべましたが、あんまりわかりませんでした。どなたかおしえてください。
海女の紅の句がすごくいいとおもいました。具体的なイメージがうかぶからです。ありがとうございました。

では、これからさくらが次々とさいていきます。花の一句をどうかひねり出してくださいませんか。おねがいいたします。

 あのね、褒めていただくのはありがたいけど、本名は出さんでチョンマゲと言ったでしょうが。名とは名前という意味と名字(苗字)という意味、両方であります。以後くれぐれもよろしく。名字(苗字)がないといかんとおっしゃるならば、既に「神津」というのを勝手につけられており、それは仕方ないからご自由に。私は私で「夢野呂伊利」「ロイリーあけぼの」などを名乗ります。
 「チョンガゲゲ パルカン ジャンミエ コチ ピョッタ」、文法は日本語と同じなので、「パルカン」=「赤い」の連体形、「ジャンミ」=「バラ」、「エ」=「の」、「コッ」=「花」でこれに助詞の「イ」がつくとリエゾンして「コチ」=「花が」となるので、「東風」ではありませぬ。「咲く」という動詞の原形(日本語文法でいう終止形)が「ピダ」で、それが過去形になると「ピョッタ」。以上、ハングル講座入門編を終わります。
 3連休久留米に帰っていて、このブログ見るのは5日ぶりぐらい、「最近のコメント」の一番上から順番に遡って、これから見ていきます。

ハングル講座入門編の続き
「チョンガゲゲ」は「チョンガギェゲ」のほうが現地語に近いかもしれません。「…エゲ」は日本語でいう助詞で「…に」という意味。こんだけ文法そっくりなのに、同じ言葉から枝分かれしたのでもなさそうな、不思議な関係の日本語とコリア語です。
「夜来香」、確かに季語ではないでしょうが、渡辺はま子や李香蘭(山口淑子)が歌った日本語バージョンでは、「あわれ春風に 嘆くうぐいすよ…」という歌詞なので、この際無理矢理にでも春の季語にしてはいかがでしょ。そういやこの歌は昔、福岡系のTVCMで聞いた覚えがある、中華料理屋の店名でそのCMソングで使われてたんだろうけど、誰か覚えちゃなかですか。

夢野さん。というと九州俳句の夢野はる香編集長を思い出します。
ろいりさん、マラソン応援にいけず失礼しました。
がんばられたみたいですね。
ハングル講座もありがたし。日本語と語順がいっしょなんですね。知ろうともしなかった自分がなさけねえ。
イエライシャンはむずかしい歌です。どっちかってえと、蘇州夜曲のほうがポピュラーですよね。最近若い人たちがたくさん歌っていますのはこっちです。

日本が大陸へ雄飛しようとした時代の夢の残欠みたいな歌です。

残欠。

石人等残欠。

これが、イワイの墓を守る一番りっぱで一番完全なかたちの石人につけられた等級だったそうです。
明治天皇が八女の岡山公園(みごとな円墳、だれの?)上で軍事大演習をなさったとき、拝見なさったという光栄に浴した「天覧石人」を「石人等残欠」というひどい名前をつけられた当時のお役人こそが、いまの九州国立博物館のトップにおられるおかたであったそうな。
杉山洋先生はなぜそれほどまでにそのことにこだわってこられたのか。それは長峰村役場でむかし、石人の絵をおかきになっていたからだそうです。
中島道夫先生、これをごらんになっておられるといいのですが、杉山先生はそのとき、初代八女市長の中島市長と仕事をなさっておられたようですよ。(かささぎあたまには、八女市役所と長峰村役場の関係がよくわからないのですが。)

杉山先生の岩戸山古墳にまつわるおはなしを。↓

昼下がりっていいですね。って今日はどんより雨です。。(笑
やっぱり短時間集中(素人付け焼刃)では句は難しいです。彼岸舟は三途の川をあの世とこの世を結ぶ渡し舟。だと思ってました。

54部作の大河ドラマ「チャングムの誓い」(原題:薯童謠(ソドンヨ))は、西暦578~610年の百済の王位継承争い、百済と新羅の国境を越えた愛の物語とか。
磐井の乱より半世紀ほど後。
百済王国の再現は韓国ドラマ史上初。
この物語の中に、「七支刀」の発明から製作までを伝える部分があります。
博士の位を授ける七支の儀式では、捧げられた七支刀を手に「三韓の知恵を与えよう、天を知れ・・三韓の技術を与えよう、大地を拓け・・三韓の文化を与えよう、海をあやつれ・・それが我が連盟体、三韓の精神なり」と唱えられます。

七支刀は百済のスピリット・・・であれば、新羅に接近した磐井から奪還して、百済に便宜を図った継体天皇へ・・・というストーリーが成り立つのでは。
こうやの宮の七支刀を持つ人形は百済の兵士だ!

ところで、最近、半島とヤマトが急接近しています。
ヤマト政権のファーストレディは李瑞鎮(イ・ソジン)氏の大ファンだとか。
イ・ソジンのWikiから拾った接近記録です。
2009年9月14日 - 総理就任を控えた鳩山由紀夫民主党代表・幸夫人を表敬訪問。
2009年11月27日 - 幸夫人の個人事務所を訪問。
2009年11月28日 - 東京・赤坂のホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」内のカフェ「カフェ&デリ」で鳩山首相夫妻と会食。
2010年1月8日 - 東京・紀尾井町の「ホテルニューオータニ」内の日本料理店「なだ万」で鳩山首相夫妻と会食。
2010年3月17日 - 首相公邸での夕食会で鳩山首相夫妻と会食。

お互い超多忙スケジュールというのに、いくら何でも会いすぎでしょう。

幸さん、菅さんの奥さんほか、民主党の方の連れ合いには、そちら系の方が多いと言う話を聞いた事があります。

イ・ソジン氏>>セソン様ね☆ 毎週見てます♪ 

コメントに埋もれがちなので、再再々度ご案内。

3月28日(日)連句興行
七支刀の謎ツアーの部
9時時間厳守 保健医療経営大学駐車場集合
連句興行の部
10時頃、ツアー組が帰ってくるまで駐車場待機

乙四郎理事長、ご案内ありがとうございます。
日曜、九時までにこなきゃ、おいてけぼりだそうです。学長がもどるまで部屋はあけてはもらえないから。てことは、駐車場で待っていなければならんてことだよ。どうか時間厳守でおねがいします。
佐々木くらのすけのチャレンジドを見た。ハンチョウも時々みている。チャレンジドは盲目の教師の話、毎回感動する。涙がでるドラマ、あんまりないので貴重だ。チャングムみてない。まだあってたの。ひ~

うたまるさん。
彼岸舟は、あの世とこの世の渡し舟ですか。
そうでしたか。なるほどね。行く姿、を推敲すべし。

えめさん。俳句界って4月号をよんでいたら、こんな句が載っていましたよ。ならべたくなりますね。

女湯に声かけて出る近松忌   石井雅之
待ち合はせ女湯を出る春の月  青翠えめ

 私は大学時代に夢野久作に凝り、その「猟奇歌」も読み、学校の宿題・課題等以外で初めてこんな歌を作ったことがあります。
 「ザアザアと どしゃぶる中を 気違いが 
  ギャアギャアわめいて 走っていった」
 それ以後、56歳に至る去年まで、歌や句とは無縁の文化生活でした。ちなみに夢野京太郎=竹中労の本もよく読んだものです。というか、竹中労の影響を受けて夢野久作を読んだと言うべきかな。
 昨今の韓流ブーム、お前どんな今ごろ何ば言よるか、こっちゃぁ25年ぐらい前から韓国映画にはまっとる。韓国映画最高の男優は安聖基(アン・ソンギ)たい。という気持ちです。

ザアザアと どしゃぶる中を 気違いが 
  ギャアギャアわめいて 走っていった  
      夢野呂伊利

きちがい。きちげ。と申しますね、筑後圏では。
なぜ、きちげにこれほど憧憬みたいな思いがあるのだろう。
安西均の詩にもあります。村の狂女の。

竹橋乙四郎先生。ろいりさん、しらべさん。さくらさん、せいこ、らんちゃん音彦さん、えめさんぼんちゃん。ばどさん。杉作先生。たからさん。そらんさん、ファクタのあべしげさん。りかさん。太宰府のてるさん。大江希望さん。鍬塚さん。杉山先生。高橋先生。前田圭衛子先生。連句仲間のみなさま。英友会のみなさま。俳句仲間のみなさま。そしてこのブログにいつも集ってくださっているたくさんの霊の方々。
一つの山でしたが、アクセス千越え、今日達成しました。ほんとうにありがとうございます。
訪問者数はきのう五百人越え、今日は六百人を超えています。おっかないことです。でもま、ほとんどが医療環形。しゃくですが。
ここでシャンペンでもあけましょう。ポン!まあぐぐっとのみねえのみねえ。炭酸が一気のみしたらむせるってば・・・。

おめでとう!
アクセス1000超えというのもすごいけど、訪問者数に驚くわね。
わたしがこのブログに気づいたのは、まだ仕事してるときだったからもう五年も前ってことになる。あんときは、ライターが誰だかわからずにしばらく訪問してたけど、いやいや、ひめ、いっぱしのブロガーになっちゃったわねえ。おのれのことのように、感無量であります。笑

おはようございます。
アクセス1000越えおめでとうございます。
女湯の句、ありがとうございます。
共同風呂の頃、男湯から女湯によそのおっちゃんが「お~いあがるばい」ってのを聞いてました。
あがる」・・よかね、方言ち~♪
ろいりさん、「シルミド」ですね


ごめん、あがるは方言じゃなかった、あほや~ん

 そうそうエメさん、「シルミド」でも渋い役で出てましたね、アン・ソンギ(安聖基)。私は20数年前に見た、韓国文化会館ちゃらなんちゃらいう所から借りた2本目「霧の村」という映画で、これは韓国の若松孝二映画かと思った、その主人公として強力インプレッション。ほ~、今調べたら私より1歳上で、チョー・ヨンピルと中学の同級生げな、「釜山港へ帰れ」、コリアン語で歌えまっせ。アン・ソンギに比べれば、ヨン様も、私のヨメが好きなイ・ビョンホンもまだ尻が青い。
 「おーい」と男湯から呼んで、女湯のほうへ石鹸を滑らす、そんな粋な生活も、今は昔の今昔物語ですね。何だか歌になりそでウッフン、なさそでウッフン。

 昨夜のメールで1つ尋ね忘れたこと、かささぎさん、「蘇州夜曲のほうがポピュラーですよね。最近若い人たちがたくさん歌っていますのはこっちです」ってホントですか。どんな人たちが歌ってるのでしょうか、劇団四季の「李香蘭」の影響でしょうか。
 実は私も「蘇州夜曲」のほうが好きです。こっちは完全な日本人の作った歌ですね(作曲:服部良一)。実は私がこの歌を初めて(意識的に)聴いたのは、1971年頃、加藤和彦がTVで歌ってるのでした。うちのばあちゃんが、「古か歌ば歌いござっね」とか言ってた気がする。でも、良い歌だなと思いました、これも私のカラオケの十八番です(笑)
 しかし数年前、実際に蘇州の寒山寺にいったら、あ~た、日本人をはじめとする観光客だらけで、幾らか払って次から次へと鐘を突き、風情も何もあったもんじゃない。といいつつ、私もその風情を乱した1人だったが。

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