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2010年3月24日 (水)

平成22年度診療報酬改定(40)          回復期のリハビリ推進

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2010 年 3 月 24 日 平成22年度診療報酬改定(40)

回復期リハビリテーション等の推進についての改定です。

各疾患の特性を踏まえた発症早期からの集中的なリハビリテーションが予後の向上に寄与します。

1.疾患別リハビリテーションの充実

・脳血管疾患等リハビリテーションの評価が引き上げられます。

また、廃用症候群に対するリハビリテーションについての評価が新設されます。

・運動器リハビリテーションについて、より充実した人員配置を評価した新たな区分が新設されます。

・心大血管疾患リハビリテーションについては、その実施が可能な施設が少ないことから、施設基準の見直しが行われます。

[旧施設基準]

届出保険医療機関(循環器科又は心臓血管外科を標榜するものに限る。)において、循環器科又は心臓血管外科の医師が常時勤務しており、心大血管疾患リハビリテーションの経験を有する専任の常勤医師が1名以上勤務していること。

[新施設基準]

届出保険医療機関(循環器科又は心臓血管外科を標榜するものに限る。)において、循環器科又は心臓血管外科の医師が心大血管疾患リハビリテーションを実施している時間帯において常時勤務しており、心大血管疾患リハビリテーションの経験を有する専任の常勤医師が1名以上勤務していること。なお、心大血管疾患リハビリテーションが行われていない時間については、患者の急変等に対応できる体制を備えていること。

2.発症早期からのリハビリテーションの充実

・早期リハビリテーション加算が1単位につき300円から450円へ引き上げられます。

3.維持期のリハビリテーションについて

維持期のリハビリテーションについては、平成21年度の介護報酬改定において充実が図られています。

診療報酬改定においては、介護サービスとしてのリハビリテーションを提供することが適切と考えられる患者に対して介護サービスに係る情報を提供することを要件として、維持期における月13単位までのリハビリテーションの提供が継続されます。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』)

用語:

運動器とは

身体活動を担う筋・骨格・神経系の総称であり、筋肉、腱、靭帯、骨、関節、神経(運動・感覚)、脈管系などの身体運動に関わるいろいろな組織・器官によって構成されており、その機能的連合が運動器です。http://www.bjdjapan.org/what/index.html

廃用症候群とは:引用はウィキペディア
(※下線部クリックしても何も出ません。

廃用症候群(はいようしょうこうぐん、: disuse syndrome)とは、安静状態が長期に続く事によって起こる心身のさまざまな低下等を指す。

  1. 萎縮
  2. 関節拘縮
  3. 褥瘡(床ずれ)
  4. 廃用性萎縮(骨粗鬆症
  5. 起立性低血圧
  6. 精神的合併症
  7. 括約筋障害(便秘・尿便失禁

などが挙げられる。

生活不活発病という呼び方もされる。

disuse=dis+use使わない、使われない。

▼きのうのコメントより

コメント

アメリカのオバマさんが提案した医療改革、国民皆保険が僅差で成立しましたね。テレビのインタビューの中で反対派の国民のひとりが「われわれ国民の自由を政府に侵されることを望まない」と言ってましたが、それって「自由の侵害」とはちょっと違うのではないかと首を傾げました。同時に日本の国民皆保険の制度充実振りを身に沁みて感じました。

国民皆保険にはたしかに膨大な国費が必要となります。問題点もいろいろあるでしょう。国歌疲弊の一因となりうるかもしれません。はたして、すでに経済疲弊しているアメリカにうけいれられるのかどうか。注目したいと思います。

同感です。
乙四郎先生に、ぜひこの話題について書いてほしいところですね。

保健医療経営大学生の長男ですが、今なにをしてるのかとたずねてみましたら、春休みで民法のゼミには時々通っている。といいます。なにをやっているのとさらにたずねると、医療関係ではないふつうの民法上の事件を学んでいる、来期は医療関連の事件に入る、とのこたえ。そうなんだ。
(まだ、進路が決まっていない、君、あなた。
保健医療経営大学はまだ間に合います。
どうか扉をたたいてください。)
けさ、日本鋼管の病院が違法をしたニュース。こういうえげつない水増しまでして過大請求をしなければならない病院側の苦しい経営事情を知りたくなります。
俗のほそみち、かささぎの思いとしては、ここまでひどくなくても、一人二人の水増しは恒常的にやっている病院が普通ではないだろうか、故意にでなくとも勤務体制の手続きの遅れなどの理由から。以下に、新聞記事を参考につけます。ひとごとではない、と、読みたい方が多いとおもいますので。

日本鋼管病院(川崎市)が08年、入院患者の医療費算定で基礎となる診療報酬の「入院基本料」最高ランクの施設に該当すると国に届け出た際、常勤看護師数を30人以上水増ししていたことが分かった。「入院患者7人につき看護師を1人以上配置」との要件を満たす証明として、育児休業中の看護師らも含めた架空の勤務計画表などを添付していた。診療報酬を1億5000万円以上過大に受け取った可能性もあり、関東信越厚生局神奈川事務所は近く、病院を立ち入り調査する方針だ。同病院は08年7月、神奈川社会保険事務局(現厚生局神奈川事務所)に、一般病棟7病棟の看護師配置を、それまでの「10対1」から「7対1」とする施設基準の届け出を提出。添付した看護職員名簿では、207人の常勤看護師(准看護師を含む)がいるとした。

 だが、毎日新聞が入手した08年7月1日現在の職員配置表によると、207人中15人は隣接するクリニック勤務で、14人は病院の中央手術室など病棟以外の勤務だった。また、3人は育児休業中、1人は産休中だった。

 病院事務局は取材に水増しを認め、「当時の病棟勤務の看護師は175人で、人繰りを円滑にするためクリニックからも非常勤で応援に入れたが、手続きの理解不足で全員常勤扱いにしてしまった」と説明。勤務計画表では育休中も含めほぼ全員をフルタイム勤務としていたが、「記載ミス」とした。そのうえで「正しい勤務時間を計算し直した結果、7対1を満たしていた」と説明するが、再計算結果は「内部資料」として示していない。

 厚生労働省保険局によると、労働時間の要件を守って7対1基準を満たすには、患者1.4人に対し看護師1人の常勤雇用が必要。同病院の申請時の平均入院患者は282人で、必要な看護師は202人になる。応援の非常勤看護師も常勤で働かない限り、基準は満たせない計算だ。同病院は09年3月、施設基準を10対1に戻す届け出をしたが、それまでの約8カ月分は過大請求の可能性がある。

 厚生局神奈川事務所は「当時の看護師の勤務状況が7対1基準を満たしていたのか、病院に説明を求める」としている。【清水健二、野口由紀】
【ことば】看護師配置7対1の施設基準

 医療の質向上を目的に、06年診療報酬改定で導入。患者1人当たりの1日の入院基本料が1万5550円になり、それまでの最高ランクだった10対1(現行1万3000円)より医療機関の収入が増える。しかし、看護職員の総数が大幅に増えない中、大病院による看護師の囲い込みが過熱し、08年改定後は手厚い人員配置が必要な医療行為を行う施設でなければ加算が認められない。

(以上はネットの毎日新聞記事)
これは、「診療報酬のおおもとにある人員配置基準数を求める数式」で適正な基準配置数を求めることができますね。↓

http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-ef0b.html

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