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2010年2月15日 (月)

平成22年度の診療報酬改定(3)           乙四郎元厚生官僚語録

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2010 年 2 月 15 日 平成22年度診療報酬改定(3)

重点課題1-1(救急等の再建/地域連携による救急患者の受入れの推進)については、地域の連携による(入院を要しない)救急患者の受入も評価されます。

背景事情としては、救急搬送件数は増加しているものの、入院を要しない軽症・中等症の患者が多く占めていることがあります。

具体的には、

1.地域連携夜間・休日診療料の新設

地域の開業医等との連携により、地域における多数の救急患者を夜間・休日に受け入れるための救急体制を整えている医療機関について、小児における場合と同様の評価(千円)が新設されます。

施設基準は、

(1) 夜間、休日において救急患者を診療できる体制を有していること。

(2) 夜間、休日に救急患者を診療する医師(当該医療機関及び近隣の診療所等の保険医療機関を主たる勤務先とするもの)が3名以上いること。

です。

2.小児救急外来の評価

(1) 地域の医師が参加することにより小児科の初期救急体制を確保する、地域連携小児夜間・休日診療料の評価が引き上げられます(500円アップ)。

(2) 多数の受診者に対し院内トリアージを行った場合の評価が院内トリアージ体制加算(300円)として新設されます。

施設基準は、

(1)院内トリアージの実施基準を定め、院内掲示等により受診者に周知していること。

(2)患者の来院後速やかに院内トリアージが実施され、患者に説明がなされているとともに、一定時間経過後に再評価が行われていること。

です。

3.乳幼児加算の引き上げ

外来における乳幼児の診療を評価するため、乳幼児加算が引き上げられます(30円アップ)。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載)

▽わからない用語

トリアージとは災害時等の医療現場で使われる、「傷病者を重傷度に応じて選別する」行為のことを指します。

 大災害時には同時にたくさんの傷病者が出ますが、それに対して治療に当たるスタッフや器具・薬剤などが圧倒的に不足します。

 そこで「トリアージ・タッグ」を用い、傷病者を緊急度及び重傷度に応じた4段階に区分し、優先順位に応じて処置を行います。
 

トリアージ・タッグ

順位

分類

識別色

傷病状態および病態

最優先
治療群

赤色

生命を救うため、直ちに処置を必要とするもの(救命可能なもの)。

待機的
治療群

黄色

多少治療の時間が遅れても、生命に危険がないもの。

保留群

緑色

上記以外の軽易な傷病で、ほとんど専門医の治療を必要としないもの等。

死亡群

黒色

死亡している者又は直ちに処置を行っても明らかに救命が不可能なもの等。

  a href="http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/sub_file/01020112000000-20061111-triage.html">http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/sub_file/01020112000000-20061111-triage.htmlからコピペ。(感謝します。)

院内トリアージは、これを院内患者にも実施する。
非常時におこなうものを平常時に行う異常さよ。

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