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2010年2月 6日 (土)

これが汚職を招いてしまった国保の財政状況だ!    乙四郎元厚生官僚語録

保健医療経営大学学長
 
 橋爪 章
2010 年 2 月 6 日 国保の財政状況

成20年度国民健康保険(市町村)の財政状況の速報値が発表されました。

それによると、市町村一般会計からの赤字補填分(2,585億円)を除いた実質的な収支で、2,384億円の赤字でした。

単年度収支差での赤字保険者(市町村)は1788保険者中812保険者で45%です。

保険料の収納率は88.35%に低下し、国民皆保険となった昭和36年度以降最低となっています。

収納率低下の要因は、収納率の高い75歳以上の者が市町村国保から後期高齢者医療制度へ移行した制度上の理由もありますが、景気悪化などの影響もあると考えられます。

市町村国保の全世帯に占める滞納世帯の割合は20.8%でした。

5世帯に1世帯が滞納しています。
九州各県の収納率と滞納世帯率は次の通りです。

収納率(%)     滞納世帯率(%)

福岡県  90.11   18.0

佐賀県  91.84   16.4

長崎県  91.10   18.9

熊本県  89.80   22.3

大分県  89.40   19.0

宮崎県  90.80   23.2

鹿児島県 90.22   17.0

沖縄県  91.27   19.7

全 国  88.35   20.8

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載)

▽かささぎの独り言

(ただいま帰ってきました。はあ~大変でしたねかささぎさん!
パソコンにつながらないって、はじめてのことでしたよ。
メール設定でパスワードを何度も間違えるうちに、何かをつぶしてしまったようです。でも、こんどは完全ですからね。)

今朝の新聞を勤め先で走り読みしたところ、第一面に載っていましたね。汚職事件のこと。毎年会長に就任した時点で20万円のお花をもらっていたらしい中島さんは今回は100万円で金額が大きかったので、便宜を図った謝礼金だとおもったと本人は認識してる、というように記事は書かれていましたが。そうでしょうよね。
警察って別々に事情を聴取しますよね。その点、こどもがわるさをして、学校に呼び出されて、こども一人一人別々に先生から事情を聞かれるのとまるでおなじです。(いや、ぎゃくだわ、学校の取調べのほうが警察に似ています。)まったく、ひとりきりにして、気をそぎます。ひとりきりになったら、人は弱気になる、必要以上に。きっとテレビでよく見る刑事もののあれと似た場面が再現されるのだろう。正直にはけ。そうしたら楽になるぞ。

でも、中島さんだけをせめてすむはなしではありません。
こんなところで同族にエールを送ってもしようがないのですが、かささぎの祖先にも中島一族がいまして、つい同情をおぼえてしまいます。どうかめげないで、でも、反省すべきは反省し、県民すべてになにか言葉を残してほしいとおもいます。なにがいけなかったのかという心の声をぜひきかせてください。
また、収賄をした側も、人事のように責めてはいけない。
事情を考えれば、共感はある程度できるから。
お金をやりとりしたことではなく、便宜を依頼したことに。


ということで、さすが乙四郎学長、ここへズバッと斬り込んだ。

単年度収支差での赤字保険者(市町村)は1788保険者中812保険者で45%です。」・・・赤字の市町村が全体の半分も?!

「保険料の収納率は88.35%に低下し、国民皆保険となった昭和36年度以降最低となっています。」

市町村国保の全世帯に占める滞納世帯の割合は20.8%でした。

5世帯に1世帯が滞納しています。」・・

二割強の所帯が滞納!!なのに、なんで収納率は九割なのだろうか?

そこのところがわからないのですが、かささぎが想像するに、滞納通知がいって、支払わなければ受診できませんよ。という脅しに屈して、(という言い方はまずいです)、という警告を受けて、背に腹はかえられないと支払う場合が一割ほどはあるってことだと想像しましたが。
以前の職場で、保険料の督促はひんぱんにみてきましたので。
こんなところでその知識が生きるなんてねえ。まったく。

▼きのうの記事についたコメントです。

コメント

今回の山本会長のリードはまったくもってミスリード。
擁護する気は毛頭ありません。
たとえ、高齢化率の高い小規模町村のことを思ってのことであっても、してはならないことだから。
民主主義そのものを無視(否定)したやりかたは、一町村の最高責任者を長く務めたお方がなさることではない。
議員が多ければ多いほど議論はまとまらないし、時間調整はただただ無駄な時間を食うし、たとえ少ない議員報酬でもタダではないから無駄な経費にはなるし、県広域連合にとってはメリットはないと思う。少額であっても、県民からの税金、預かりものの金であります。県民として許せることではない。
今回の事件で、一番のメリットを受けているのは高齢化率の高い小規模町村であろうと思います。だからこそ、ここで山本氏は画策なさったのですよ、たぶん。

ご批判を覚悟で言えば、中島さんは被害者かもしれんと思う。あの発言力の強い、影響力もかなりのものであったあの山本氏に収賄を持ちかけられて、断る勇気があっただろうかと推測します。あとからの報復がなかことなかろうもん、とも思う。

山本氏の書かれた書物を読んで、一時期たいそう感動したことがあったのですが、どんなに高尚な独自の理論を持っておられたかたでも、このような大きな思い違いをなさるのですね。「おれは万能である」という思い込み。今回の事件は、それにつきると思う。

せいこ。よく書いた。そういうものなのでしょうね。
わたしは厚生官僚乙四郎のこの文章を朝よんで、これは制度自体にそのような犯罪を招く隙があるんだな。と感じたよ。乙四郎はあからさまには責めていないけど、そういうゆるさがたしかにあったのだろう。
「市町村事務費負担金の出費を数千万円少なく誘導することが可能」って、おいおい、ちょっと待ってよ、なんでそんなに信じられないほどに高額な差ができるの?しくみはさっぱりわからないのですが、素人考えで考えてみても、数千万円のために捨てる(または投資する)百万円ならちいとも惜しくありませんからね。それに自分のためにやるんじゃなくて、弱者保護のためという大義名分があるのですし。また、副知事も正義のためくらいの認識だった、つまり日本人特有の弱者の見方ってやつ、だから犯罪としての認識はあまり感じなかったのじゃなかろうか。これはたぶんそう思っていたに違いない。

こないだ、鳩山さん事務所のインタビューをきいた。いろんな陳情がくるんです、こまるんです。っていうのやっていたのですが、交通違反のもみけしとか身内の就職の世話とか入試の合格依頼とか、ほんとに多彩だって。で、むげに断ったらあとが大変な場合もあるから、とっても対応が難しいと語っておられました。選挙絡みだからです。
それをきくにつれ、民主主義ってほんとうにむずかしい。正義っていったい何。っていいたくなるものね。

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コメント

収納率は金額ベースでの回収率。
たくさん納めるべき人、すなわち保険料は高いけれども所得も高い人が滞納せず、保険料は安いけれども所得が低い人が多く滞納すれば、未収納率よりも滞納率のほうが大きくなります。

そうなんですか。それはそれは。なんだかさ。ちりめんじゃこが歯にはさまったようなかんじです。
あの便宜がどのくらいの苦労をともなうのかが、しろうとにはわからないのですが、ほかにもしりたいことはたくさんのこっていて、
①便宜を図らなかったら、どうなっていたのですか。
②うかせることができた数千万円、というのは、市町村がかぶらねばならないはずの数千万円でしょうが、それは県側がかぶるのですね?たりないときはどうするのですか。国がだしてくれるのですか。
③なぜ市議会が決定できるのですか。汚職ができるだけの自由な裁量権があった、ということの意味は何でしょう。われながら言ってる意味が不明ながら。

「議会」は市議会でも町村議会でもなく広域連合の議会です。広域連合はれっきとした地方公共団体なので議会があるのです。
そして、この公共団体が必要とする資金を、県内の全市町村でこれだけ拠出しましょう、ということを議会で決めます。
町村が出さなかったら、その分を市が負担することになります。市と町村との綱引きです。

「議会」は市議会でも町村議会でもなく広域連合の議会です。広域連合はれっきとした地方公共団体なので議会があるのです。
そして、この公共団体が必要とする資金を、県内の全市町村でこれだけ拠出しましょう、ということを議会で決めます。
町村が出さなかったら、その分を市が負担することになります。市と町村との綱引きです。

きょうこさん
メール出したけれど、繋がっていないかもしれないと思って、ここに書きます。
明日7日八女市民会館に行きます。
2時から目黒教授の「絵本の森へ」のお話があるからです。
無理しないで会えたら嬉しいです。
講演後の目黒さんに絵本カーニバルと「テレジン収容所の幼い画家たち展」についてお願いをするんです。

市と町村との。県と市町村ではなくて。そうでしたか。

じゃ、県のナンバー2おかみの中島さんは市vs町村のたたかいを見守る行司役をする人だったのですね。保険料は、大きな財布の外側からみたら、市の赤字だろうが町村の赤字だろうが、保険料自体の赤字にはかわりないと思うのですが、地方自治上、なにかのちがいがあるのでしょうね。ほかの予算をくむのにしわよせがいくなどの。
こまる度合いが、市より町村のほうが大きかった。鉢に墨滴をおとせば小さい鉢のほうが同じ量でもまっくろになる。

鍬塚さん、すみません。きのうはすっかりばてて早くねてしまいました。で、朝はさむくてかぜ引きそうで起きれませんでした。
もう、でかけられたでしょうか?
かささぎの旗としては、きょうは初子の日、上津の本山天満宮の小松引神事を見に行きたいのですが、それについてちょうどきのうみえた長靴じいちゃんが言及されてもいたので、いきたいのですが、らんちゃんとこにもいく約束があり、。
こういう場合、おろおろしてるうち、一日なにも実現せずにおわっていた。ってことがよくあります。
目黒先生。いつぞや三潴近くの木工家具店であった絵本カーニバルにてご紹介くださった偉い先生ですね。八女市民会館。あれ?今ないよ。のっぺらりん。こないだ通りかかったら、なくなっていた!
文化会館かもしれませんね。

かささぎ家。
パソコン五年たち重くてたまらなくなっていた。それで長男のものを邪魔と消してしまったら、あっちも怒って有無をいわさず全体を初期化してしまった。というわけです。ほんとになんでんかんでんきれいさっぱりきえて、軽い。大事なものがきえるって、そりゃこまるけど軽くなるのは素敵だ!
ワードエクセルきゃのんのコピー機ぜんぶきえた。
最初から入っていたソフトでしたので、どうしたものかいな。あたまかかえる。今日、ベストいってきいてこよう。保証期間だったとおもいます。

鍬塚さん、いつも「樹」でおせわになっています。呆夢です。

お会いしたかったけれど、ちょうどその時間に勤務が入っています。残念。
次の機会はあるのでしょうか。

ひめのさん
そうです、図書館で絵本カーニバルで、文化会館で講演会(入場無料)2藍~です。
急だから、気にしないで。
断然小松引き神事がいいです。
会えるときに会えますから。
らんちゃん(気安く呼んでごめんなさい)よろしく。

パソコンの重くなったけん、息子のデータを無断で消去したとな?
なんとまあ、あっぱれな暴挙でありましょ。
あーあ、わたしゃ、あんたの息子にしんから同情すっばい。笑

超データ量の多いえっ地裁とでも?かささぎはそこまで甘くない。同情するよなばあいかよ。

はい?けっちさいと?
親と共有のパソコンで?
いやー。あーたの息子もいやいや、なかなかどうして、あっぱれじゃ。いやー、すげえ、見上げたもんじゃ。さすがにかささぎに育てられた息子のことはある。(へんなところで感心してしまった)笑

あ。えっちさいと、ね。

そ。

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