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2010年2月19日 (金)

星の塚 連作

うたのうまれたところ:31文字倉庫「星の塚」
http://tanka-souko.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-4ea5.html

山下整子 五首

おほつちにふかく御魂は眠りゐて春には木々を草を芽吹かす

ひつそりと御魂ありしや星塚に咲き初むるをどりこ草のむらさき

星塚の星のかけらは砂つちとなりてくろぐろ春を迎ふる

ふかぶかと靴先を呑む星塚につぶてのごとき種芋ならぶ

人形原池を向ふに古墳を背なに星塚とふ名のなだりありけり
(ひとかたばる)

おどりこ草:http://homepage2.nifty.com/hanapapa/odorikosou.htm
種芋:http://www.jinenjo.net/taneimo/cut.html(ジャガイモも同じ切り方をしました、たしか)

なだり:斜面

姫野恭子

きさらぎの爪先きゅんと軋ませて
春雪をふむ星の塚の上

かげたちの永遠のねむりの墓ならむ
星塚あはきしづり雪して

月の輪に眩(くる)めく銀の真竹たち
処女(むすめ)でありし姑に逢ふ

宿命に殉ずるものを祀るごと
星の塚祀る老嫗となる

星の塚ひとりぼつちで此処へ来よ歌のたましひさゆるまで


竹橋乙四郎

屍の還りし壌(つち)より出づる竹
兵(つはもの)どもは星を目指さむ

八山呆夢

星眠る塚には丸き馬鈴薯の畝

1年に一度の祭り馬鈴薯植う

番外
表向き裏向き外向き下を向き笑顔の数をかぞえてる 

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コメント

こうしてながめていますと、やはり、山下整子のうたが一番よくできています。
さいしょみたとき、かんじた感動。二回目にみたとき感じた技術的なあら。三回目の今は、あらも必然とおもふ。
うたのよまれたばしょにたつということ。
そこからはなれてみるということ。

で、乙四郎ってダークホースかも。

追伸:「月の輪」は、寺田の小字名。
場所的には、松山しかのあるあたり。
なんとなく似ている小字名、連句的にできた歌がしゅうとめの歌。

さあてと。これでやっとおちついて書けるぞ。
はい。まだできていません。あしたまでに届かせるには。ひるまでにしあげる!

星つながりで。

星眠る塚には丸き馬鈴薯の畝

1年に一度の祭り馬鈴薯植う

番外
表向き裏向き外向き下を向き笑顔の数をかぞえてる

おお、ぼん、どれもいいうたじゃねえ。
あのさ。ぼんの
「古き良きレコード盤に傷がつき」
って秀逸な付け句をしみじみと思い出していました。そういうレコード盤のようなひとに、あたしもなりたい。古いレコード盤の処分法、という検索ワードでかささぎの旗へ来てくださった方がいらしたおかげで、思い出したんですけど。つながったみたいで。
さあ。ウイルスバスターを又いれてみます。

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