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2010年2月 8日 (月)

献血制限見直しのうしろにあるもの          乙四郎元厚生官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2010 年 2 月 8 日 英国旅行経験者の献血

先日(1月26日)まで、1980年から1996年までの間に英国に1日(1泊)でも滞在したことがある人は献血ができませんでしたが、制限が緩和されました。

この期間中の英国滞在が通算1か月未満であれば献血ができます。

そもそもこの制限は、2005年2月に我が国第1例として確認された変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者の方が1990年に24日程度の英国滞在歴を有していたことから、実施されていたものです。

病原物質(異常プリオン蛋白)混入の可能性が大きい肉骨粉が英国で使用され始めた時期が1980年で、英国での牛の危険部位の流通規制が徹底されたのが1996年です。

1980年から1996年までの英国は、それ以外の時期、国よりも感染リスクが高いといえます。

我が国の献血制限は世界でもっとも厳しいのですが、それは血液製剤によるHIV感染の経験を行政が重く受け止めている証左でもあります。

それにしても、1日でも英国に滞在していたら牛の危険部位を口にした可能性があるので献血ができない、というのは厳しすぎる制限かもしれません。

献血希望者のうち約4%が、かつての英国旅行を理由に門前払いされています。

感染リスクがある献血者の排除は重要ですが、一方、献血者の確保も重要です。

毎年冬には血液の供給量が厳しくなります。

血液の供給が途絶えると、命を失う人が生じます。

今冬は新型インフルエンザの流行と相まって、血液の安定供給に支障が生じる恐れが例年以上に高くなったことが、献血制限の見直しの背景にあります。

リスクが完全にゼロであるとは言い切れないなかでの制限緩和です。

行政的には厳しい決断であったろうと慮ります。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載)

▼かささぎの独り言

慮る。周囲の状況や相手の心情によくよく思いを巡らす。
昔は先生の話などでよく耳にすることもあった、美しい日本語の一つです。

日本は世界で最も献血制限が厳しい国だとは、しりませんでした。
過去の血液製剤によるHIV感染を行政が重く受け止めている・・・。
かささぎがこの元厚生官僚の日記を俳号の竹橋乙四郎文書として保存しようと思ったのは、なぜだったのか。と、いまごろふっと自分の心の不可思議さをおもんぱからずにはおれません。そういえばまだ、血液製剤と輸血のはなしは一度もでていませんでした。

きのうのコメントから

コメント

財源が足りないのだから、子ども手当に年収300万円の所得制限を設けるべき。
橋下知事は7人の子供がいるので、毎月18.2万円、年間218万円の子ども手当がもらえる。
これから3人の子供を生むとすると、総額1千4百万円の他人のお金(税金)がもらえる。
在日ももらえるのが最大のみそ。
注)2.6万円x12ヶ月x15年x3人=1.4千万円
防衛費よりも多い毎年5.3兆円を使って高所得の家庭まで支給する必要は無い。
社会主義に偏向した民主党は何でも一律が公平だという偏見と誤解を持っている。
政権交代という目的を達成するために、いかに他人のお金をばら撒いて集票するかというのが出発点であるから理念が無い。
実体は、こども手当ではなく、集票を目的とした大人票手当である。

おっしゃるとおりだとおもいます。
精神がくさる。
どっちが早いだろう。

市と町村の綱引き。
これってすげえのよ。がばシビアじゃけんね。
で、町村ってのは常に「市」に対してコンプレックスがあるわけ。罵倒されるのを覚悟していえば、多くの市職員はじぶんたちの方がシゴトがデキルという自負がある。てへっ、田舎の町村でしか働いたことのないもんの僻み根性かもしれんけど。

広川町に同姓同族が120軒もある村があるんだって。で、合併問題のとき、その村がまっぷたつに割れてしっちゃかめっちゃかたいへんだった。という話をそこの年輩者から聞きました。まだそのしこりがとけていないそう。
二月一日、八女市の合併を報じる記事に、広々と新八女市がある横に広川町がぽつんとある地図があった。
実はかささぎは何をもめていたのかすら知らない、てへっ
市と町村との綱引き。
立場の弱いほうがいつも強い。そんな気がする。 (かささぎ)

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