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2010年1月12日 (火)

歌仙「ちゃっきり節」 ナウ2

名残裏
お彼岸の長蛇の列の端につく    神崎さくら(秋)
  ポケットのなか秋は時雨るる    せいこ秋)

575                    (雑)
  77                   (雑)
575                    (花)
  77                   (春)

名残裏2句目

乙四郎案

英訳できぬ吊し柿なり
「一個の干し柿なら、dried perssimonでよかろばってん、吊し柿だと、dried JUZU-chained perssimonかな。」→ここまで読んで、前句の長蛇の列の移り句だとわかった。英訳できぬ柿暖簾なり。のほうが意味が鮮明。
そもそもの暖簾は、結界であり、タペストリーであり、玄関であり、商標であり、視界をさえぎる役目もするものであり。国の文化って訳せない。
それと似て、地方の文化も、ちゃっきり節の歌詞を読んでいると、白秋は茶所に近いところで生まれ育った人だったからこそ、静岡のあの歌が作れたのだなと知れる。たとえば、茶摘しながら口説くナンパする。これ、かささぎが以前入力した八女人のおばあちゃんの文章にも確かにあった。おもしろい。合いの手は、ちゃっきりちゃっきりちゃっきりな。という風に覚えていました。「きゃあるがなくんで、あめづうらあよ。」30番までの歌詞すべてにこれがついてる。意味、蛙がなくので雨面よ。と思い込んでいたが、づらは~ずらっていう方言語尾だったのか。

せいこ案

1、裏は里山高きに上る
2、田を打つばかりセグロセキレイ

あ、ここで発見「黒」ふたつ。→黒既出
2、ハクセキレイは田を打つばかり
3、ポケットのなか秋は時雨るる

a案

   芋きんとんを宴の仕上げに     たから(秋)
お彼岸の長蛇の列の端につく    神崎さくら(秋)
  ポケットのなか秋は時雨るる     せいこ

b案
   芋きんとんを宴の仕上げに       たから(秋)

お彼岸の長蛇の列の端につく    神崎さくら(秋)
  英訳できぬ柿暖簾なる         乙四郎

さくらさんの句はまだかわるかもしれませんが、とりあえずこのまま置いて、二つの案ができました。ハクセキレイはアオバズクが出ていたので没。時雨、ほしいところですが、おおうちこしに月があります。それをかささぎは躊躇。ここでしっかり句の素材分類をおさえる。まだ一回もやっていない。連句辞典を引いた窪田薫の『モーツアルトが俳諧を巻いたなら’98』からの引用。式目これはいろいろあるので。だいたいのところを。

▼素材・用語分類

天象(てんしょう)・・・月、地球、太陽、星、天の川、空など。
聳物(そびきもの)・・・雲、霧、霞、虹、靄、蜃気楼など。

風体(ふうたい)・・・吹く、そよぐ、風、風鈴など。
火体・・・煙・煙突・焚火・炭・灯など。
山類・・・山・峰・丘・坂・谷・島など。
水辺・・・海、川、港、汀、浜、泉、など。
居所・・・家・門・壁・天井・戸・窓など。
人倫・・・人・亭主・兄・老翁・童など。
生類・・・魚・鳥・虫・獣など。
植物(うえもの)・・・木・草・竹・茸など。
時分・・・朝・夕・昼・晩など。
夜分・・・暮れて、曙、灯火、寝るなど。
神祇(じんぎ)・・・宮、社、伊勢、祭、榊などの神さんごと。
釈教(しゃっきょう)・・・寺・堂・坊・出家・観音など。
述懐(しゅっかい)・・・うらむ、かこつ、昔思うなど。
無常・・・入水・卒中・埋葬・死など。(と書いてありますが、どうも病態のことばと一緒になっていますね。死にからむことばは無常です)
旅・・・関送り、駒、草枕、船路など。

むかしの用語ですよねえ。
これらの分類と同じものが打越にこないように句を出します。
たいがい五句はなれたら大丈夫です。

生類なんて、生類憐れみの令をおもいだすほど古。
その生類ですが、たとえば、動物でも虫と犬は違います。
異生類嫌わず、といって、うちこしに動物がきて、虫があったとしてもかまわないというのがある。頭の中で分類して、そういう素材が出たら、おなじ範疇のことばは出さないようにするという配慮がいります。あーせからしさ。

なぜこんなことを書いているかといえば。
発句は天象でした。
五句目に出した月句は、聳物のおぼろ、さわりません。
そびきものは天と地をつなぐものとして大事に扱われます。
降り物もそうです。そびきものと同じ範疇。
雨とか雪とか時雨とかがそうですね。とても大事なものです。
で、ちゃっきり節には出ているでしょうか。
でています。
梅雨の月(これは雨で月がみれないという意味ではなく、晴れ間に見える月)、雪(森山さんの賀状句から、終はり世→無常釈教くさい)。
さばきは一巻のバランスを考えるけど、。
ポケットのなかのしぐれを選択すれば、詩的で余情深くなる、乙四郎句だと俳諧の知的な理に傾くが明るい。
これは好みの問題。しぐれをいただきます。三つも降り物がでてしまった・・・
これで花吹雪はだせませんね。

つぎは、花の打越句です。雑、季語なしで長句。
感慨をまっすぐのべてもらっても結構ですし、なんでもどうぞ。
おだやかに、。

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コメント

歌に乗り粉々になるビスケット

「歌」は「ちゃっきり節」にさわるかな?

あれま。ビスケットは大打ちこしにくりきんとんがあるじゃありませんか。また、歌はぎっくり腰じゃなかったちゃっきり節があるじゃないですか。

風にのり粉々になる家付婆
ああ。こんな句かいてみたかった。
風にのり粉々になる車折(くるまざき)
風にのり粉々になるカモノハシ
風に乗り粉々になる筆頭家老
風に乗り粉々になる三十年
風にのり粉々になる龍之介
お。これ、いいかも。人名でていない。
風にのり・・・ああつかれた。

かぜにのりけっきょくやっきょくけんけんぱ。
やりなおしだとおもいます。

九十九の魁皇場所の汗の跡

おつしろう。むずかしい付案ありがとうです。
連句人は底意地わるいから、いうです。
年中あってる相撲は俳諧では秋の季語なので、何場所とする必要がある、でもこの句はかいおう関の場所を称える句なので、季節を超越している。問題は、汗。夏の季語。こんなことを言う自分が情けない。だけど言う人は言う。お手間とらせますが、またちゃちゃっとつくってつかあさい。あと何がでていない。酒はでた、旅はでていない、スポーツも。地名出てない、人名も。
かささぎがわからなかったのは、九十九、これなに。ああそうですよ、じいばあは相撲熱血ファンだけど私はよくしらないので。おしえてください。

九十九場所目での記録達成でした。

九十九の魁皇場所の四股の跡

これでいかがか。

そうです。魁皇関の快挙です。
怪我の多い大関でもありました。
横綱へ一番ちかい大関と思っていたのに、怪我で綱取りの夢も破れました。そんな辛さは語らず、淡々と相撲をとり続けて来た、四股を踏みつづけてきた。彼はやっぱり九州んオトコです。

九十九場所魁皇関は四股を踏む

おおそうだったんだ。名前のよみも、かいこう、とずうっと思っていた。かいおうねー。ごめんねー。九州のおとこかい。
ところで。乙四郎にくれてやったのがくやまれる、大和町史の巻末に相撲の歴史がのっている。
吉田の中島人柱翁の墓の前で10月にちびっこ相撲がありますね。あそこらへんでは、十年前くらいからどんど焼き、ほっけんぎょうも復活してるみたいです。見に行こうと思ってたけど忘れとった。

魁皇の九十九場所四股の跡
九十九の魁皇場所の四股の跡

跡、という字には検証し顕彰する意味合いがあるのですね。元句をならべかえてみた。で、おもう。
意味がわかれば、乙四郎ならべの方がリズミカルでずっといいってことに。しかし、私みたいに意味がわからんうすらとぼけもなかにはいるので、99には場所がついてたほうがいい。で、どうする。ここへせいこ句の助け舟。整理しました。

芋きんとんを宴の仕上げに     たから(秋)
お彼岸の長蛇の列の端につく    神崎さくら(秋)
  ポケットのなか秋は時雨るる     せいこ
魁皇は九十九場所四股を踏む    乙四郎

つぎは、花前句、さらりと雑でおねがいします。季語いれないでくださいね。

む。
これだと前句との間はいいのですが、顕彰の意味合いがない。それともう一つ、動詞止めが続くんが気になる。四股の跡を夢の跡にかえよう。
と、あれこれやってみたけど、どうもきまらんので、次の形。名詞止にするの超むずかし。ほかにあるならだせや。
魁皇は九十九場所夢を踏む    乙四郎

名詞止め

魁皇の九十九場所四股の跡
魁皇が九十九場所踏みし四股
四股を踏む魁皇場所が九十九と

ふみししこ。これにします。言い過ぎず、しかも前句と合わせると何かを十分語っている。どうもありがとうございました。くじゅうく。苦渋苦、屋上屋。坂本九。つくも。
花の座、匂いの花はぼんがあの日作っていたのですが、らんちゃんと音彦さんを無視したら祟りがこわいので、声かけしました。きっとたくさんよんでくれそうなので、それぞれをにおいの花、しおりの花にあてます。花前は。そらんさんにたのもう。挙句は杉作さんにたのもう。ばどさん、。ちょっとまってね。さがしますので。自分の出した句で、しようもな。と
後でいやんなる句があって、それは胴上げの句のあとのドクターヘリ句。いかにも句の典型。きっと前田師なら、けっといわれるだろう。これの大方の意をそこなわず、他になんかないだろうか。あ。もう時間がない。

【筑前の古歌】

ほうげんぎょう     
ほうげんぎょう     
泣くもんな口焼こう  
なかんもんな尻焼こう
アカギレ焼こう     
ヒビ焼こう

野菜づくりが上手くなったね

やさい→芋きんとん

むむ

パッチワークが上手くなったね

ああよかった。そらんさんだしてくれて産休産休。
そらんブログに「出さんなら出さんって書きやがれ、こんどあほう!!」ってなぐりこみかけようとして、あまりにも字がよみづらいページ設定に閉口し、やめて正解だった。それに今年は上品になるんだった。
ぼん、髪もばさばさはやめるからね。ま、かわりばえはせんが。長男が自分用に買ってきたシャンプーリンスをこそっと使ったら、毛がたつんだよ、ぶわっと。ここで問題です。そのシャンプー名はなんでしょうか。ヒント、容器はブルーです。
ああ、関係ない話をしてしまった。
ちょっとまってね。せいきします。せいき、きよくしるす。字がでない。性器正規世紀生気精機精気生起精器せいき。以上でわがパソコンは変換を終了する。清記、あるはずでしょうが。とめはねっ!っての、みた?おもしろかったね。あの池松くん、かわいいよね。砂時計の池松くんもよかったけど、ラスト・サムライのが一番よかった、いや、大和もよかった。

 芋きんとんを宴の仕上げに     たから(秋)
名残裏
お彼岸の長蛇の列の端につく    神崎さくら(秋)
  ポケットのなか秋は時雨るる     せいこ
魁皇が九十九場所踏みし四股   おつしろう
  パッチワークが上手くなったね   宙虫
匂いの花
さあ。らんちゃんにたのみます。音彦さんには、枝折の花をおねがいします。すこしまってください。

あのう。ろいりさんは非ボタン縛徒の句、とちゅうまでです。どうしますか。
  

 え、私やるんですか?ルール無用の唖句(悪)党に正規(せいき)の下の句ぶちかませとは、タイガーマスクにもできそうにない。色もダメ、体の部位もダメ、もちろん女もだめでしょうな。
 「昇り龍vs.(対)唐獅子牡丹」
 「虎と龍とが賽の目にらみ」
 「食いねえ食いねえ寿司食いねえ」
 「壺振り博徒が墓穴を掘って」
 「壺振り博徒が命運決める」
 「下手なバクチも数打ちゃ当たり」
なんだかやけくそですね、アレンジよろしく。

あ、「虎と龍」はタイガー&ドラゴンだった。「獅子と龍」の間違いです。ま、どっちでもいいけど。

炉入りさん。号、白金快呂入里でもいいですね。
いいっす。けちつけるけどいいっす。いいっす。

昇り龍vs.(対)唐獅子牡丹
ボタンは晩春だから背中のしょいこも晩春。
食いねえ食いねえ寿司食いねえ
すしは夏。あっしは今日は一年分疲れているんでさ。けちつけるのもくたびれてて力ないっす。
で、
虎と龍とが賽の目にらみ

獅子と龍とがにらむ賽の目
壺振り博徒が命運決める

壷振り博徒が決める命運

この句の位置においてみますと、

茶摘女のちゃっきり節で幕が開き
  獅子と龍とがにらむ賽の目
快楽か自己満足か芸術か


茶摘女のちゃっきり節で幕が開き
  壷振り博徒が決める命運
快楽か自己満足か芸術か

3茶摘女のちゃっきり節で幕が開く
  獅子と龍とが決める命運
快楽(けらく)とは自己満足か芸術家

こっから恋句に入っていくんでやんすが、ワイングラスに残る口紅、は、いかにも句です。ですが、一度に酒と恋がでているので、これでいきたい。
さあ。この三つの中でどれがいいやろうね。
けらく、といった場合、快楽は仏教用語になるでしょうなあ。なんでやろ?

壺ふり博徒と緋牡丹博徒でイメージしてみました。
・任侠映画緋牡丹博徒
・ポスター眺め緋牡丹博徒
・お竜参上緋牡丹博徒
・流れ流れて壺振り博徒
・渡世の義理か壺振り博徒
・映画のタイトル緋牡丹博徒
・・・・

タイガー&ドラゴンは面白かったですよね^^

送信したら、もう案ができてました
2番が好きよ^^

コサックダンスが上手くなったね

コサックダンスはひょっとして字あまり。

ベリーダンスが上手くなったね
天気予報でこころうきうき

 まろ的には1番でごじゃるよ。ただし「龍と緋牡丹」としたいところを、「緋」は色なのでだめじゃろうと(あ、ボタンもだめとな)、緋牡丹を健さんの唐獅子牡丹に変えてみたのでごじゃる。龍は純子さんではなく恭子、じゃなかった杏子さんをイメージして。
 その後、前句の「茶摘女のちゃっきり節…」見て、「壺振り博徒もチャチャチャのリズム」というのも思い浮かびましたが…はい、わかりました、ボツですね。
 快楽(けらく)はもともと仏教用語が先にあって、時代とともに読みも意味も変わったのでは?例えば利益(りやく)が「りえき」と読んで意味も変わったように。一期(いちご)→「いっき」もそうかいな。他にももっとありそうな気がする。エロス(愛)がエロに、こりゃちょっと違うか。

わたしも1を支持。

3の快楽をケラクと読ませるところは好きだが、
「とは」にしちゃうと説明っぽくない?

うん。そうおもいます。3は単ににやがってつけてみただけ。まりさん元句はなにも手を加える必要はありません。
けらく、とか、らいはい、とか、おうじょうあんらこ(往生安楽)。とか、仏教用語はよみが独特で、なしじゃろかっていつもおもいよった。差別化することで権威をもたせたっちゃろうか。ち。
ところで、花句は昨夜らんさんがだしてくれました。
そらん句にさわりがあったので、それをまっていた。

エメさんへ

かささぎさんが言わないから私が変わって・・・
たくさん出してくださってありがとう。が、しかし、全部「四、三」なんです。ごめんなさい。

今日の夜、先日忘年会をしたお店に、次女たちと行きますよ。予算を言っていたほうがいいのかなあ。

こんにちは
ぼんさんへ
ああありがとうございます。 四・三ですね(^_^;)

お店>>予算を伝えてたほうがだんどりもよくお得かも☆
わが家も今夜は次女の家族がやってきます。何作ろうかな~^^

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