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2009年10月 1日 (木)

政権交代と医療(30)  乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

民主党政策集による産科・小児科医療の記述です。

○周産期母子医療センターのもつ機能を明確化・再分類・整備拡充し、産科病院のネットワーク化を推進

○都道府県の責任で救急本部業務と連携させながら周産期情報システムおよび搬送先照会システムを改善

○医師・助産師・看護師の業務範囲の見直し

○共同体制(スキルミックス)を促進

○現在の出産一時金を見直し、国からの助成を加え、出産時に55万円までの助成

○開業医が地域小児科センターで時間外外来を担当する共同化

○小児救急医療のシステム化

○小児医療診療報酬引き上げ

○小児医療の自己負担軽減

○新生児特定集中治療室(NICU)を現行2000床から当面2500床へと増床し、後方支援病床を拡充

少子化対策のためには母子医療への投資が必要です。

出産一時金を13万円増額するのに、年1400億円を要します。

NICUを運営するのに1床あたり年間4千万円近い経費を要しますので、500床の増床には年200億円を要します。

「学長のひとりごと」10月1日付

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コメント

旧政権の妊婦支援策が、またまた大臣の鶴の一声で、ひっくり返りました。
八ツ場ダムほど報道されていませんが、当事者(妊婦)にとってはたいへんな事態です。
詳細は明日の学長ブログで。

3月に広報周知されたものです。まだ消されていません。
   ↓

9月29日の大臣記者発表後の記者とのやりとり記録です。
(記者)
出産育児一時金の関係ですが、10月以降、今まで妊婦さんはこれから立て替える必要のないと思っていたお金をいきなり請求される可能性も出てくると思いますが、4ヶ月での周知では不足だったという趣旨の発言もされていましたが、制度の始まる2日前になって妊婦さんに負担が生じるかもしれないという制度設計をする、そのこと自体が拙速のような気がするのですが、その辺の御対応をどのようにお考えですか。
(大臣)
速やかにそういう猶予をする期間については周知をしていただくということで、突然この通知を出して、何ヶ月かした後に知らずにということがないように、万全を期していきたいと考えております。後は、これは妊婦さんの経済的負担というのが我々が案じているところでございますが、その一方で、熟慮を申し上げたと言いますのは、診療機関におきましても、本当にこの制度が入った時に、御存知のようにある一定期間の支払いまでタイムラグが生じて、それによって診療に大きな支障が出るという懸念も出ております。本来はかなり早めにそういう診療所も含めたところにもお金が何時来るのかも含めた周知をきめ細かくしていればその時点で色々な御意見をお伺い出来たのではないかということもございまして、ただ、診療が立ちいかなくなるところが一定程度出てくると、これは逆に妊婦さんにも御迷惑をおかけしてしまうのではないかということで、我々としても、厳しい選択でございますが、そういう選択をさせていただいたということでございます。
(記者)
突然に肩代わりを求められる妊婦さんへの手当はお考えでしょうか。
(大臣)
これは、丁寧にお話をして、手持ちの現金が中々苦しい方についても色々な対応の選択肢のご紹介をしていくということや、フォローの体制で、そういう猶予をした医療機関における妊婦さんの御要望などもきめ細かくお伺いをして、改善点があれば我々としても取り組んで参りたいと考えております。民主党のマニフェストでも、出産育児一時金というものを申し上げておりまして、その制度設計の中では、そういう問題が生じないように、制度設計をしていきたいと考えております。

厚生労働省の旧政権のペーじをみました。妊婦さんにお金の心配をさせまいとして、今年の十月から直接保険者が医療機関に支払うような仕組みにかわるはずだったのですね。ところがこんどの大臣がひっくりかえしてしまった。とこういうわけですね。
もう話きいているほうも、なにがどうなっているのか、わかりません。ねらいが見えない。ただ政権が交代したよ、けんりょくをもったら政治家は何でもできるんだよ、っていいたいだけなら、もうわかったから何もせずにひっこんでよ。っていいたくなります。

なにはともあれ、まずは財源を確保してから物申していただいたいというのが、大方の国民のいつわざる気持ちでありましょう。

ふと思うのでございます。
大臣の命で日夜数字をたたき出しているであろう官僚の姿を。制度設計とやらを試算する官僚たちの姿を。まあ、それが仕事だからやむをえないのでありましょうが、官僚とて人の子人の親。濁流にもまれもまれ浮き沈みする黒子のみなさま、ごしゅうしょうさまでございます。お体にはくれぐれもおきをつけいただいたい。

生もうと計画してにんしんしたひとたちはいいけど、若い人にありがちな「できちゃった婚」に該当する人、あるいは親には迷惑な話である。
これで又中絶する人が増え、少子化が進んだら、それこそ日本の未来は無いわけで・・・
大臣の返答もいまいちよくわからない。「生命尊重」の会合にも欠席しているから、Tさんのところに行って、よく話を聞いてこなくっちゃ。

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