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2009年10月29日 (木)

率ること ー 乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

本日、JICAの国際集団研修「病院経営・財務管理」コースで、リーダーシップと管理に関する講義をします。

11か国からの医師や病院管理者が対象です。

リーダーシップは、個(リーダー)と集団との関係で単純化できるものではありません。

個(リーダー)と個(メンバー)との二者間の関係が、集団構成員の数だけ重なってできる集団統率のスキルです。

リーダーシップは自認するものではなく、メンバーが認知するものです。

メンバーによって、リーダーシップが認められたり認められなかったりします。

個と個との関係次第です。

メンバー全員から孤立した人にはリーダーシップは発揮できません。

管理者室から命令を下すだけの人にはリーダーシップは発揮できません。

リーダーシップとは、周囲を巻き込むスキルです。

自分たちだけでは解決できないことを、解決できる(権限のある、技術のある)人を動かして、解決するスキルです。

人とのコミュニケーションがうまくゆくか否かがポイントです。

自分自身は、次の4つの部分に分解できます。

     パブリックな部分:自分がよく知っていて、他人にも知られている自分

     プライベートな部分:自分はよく知っているが、他人には隠している自分

     ブラインドな部分:他人には知られているが、自分は気付かない自分

     アンノウンな部分:他人にも自分にもわからない自分

この中で、自分と他人とのコミュニケーションが成立するのは①のみです。

自分が何を目指し、何をしようとしているかを表明し、明示することによって、プライベートな部分が縮小し、パブリックな部分が拡大します。

自分の行動がどう受け止められているかをフィードバックしてもらうことで、ブラインドの部分が縮小します。

リーダーシップのポイントは「自己表明」と「フィードバック」です。

リーダーとメンバーが(明示された)目的を共有し、状況把握、判断、企画、実践、評価のいかなる側面においても情報や意識を共有することでリーダーシップが醸成されます。

「学長のひとりごと」10月29日木曜日

▼連句的リンク
連句仲間のふうちげのひとり、函館の杉浦先生のブログhttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/kiyoshi0302/view/20091026/1256560224

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コメント

国連の職員?の方がテロで犠牲になられたようですね。
人の命をなんと思っているんだろうと思います。
自爆テロはゼロ戦を思い出すのでコメントしませんが、リーダーがどう教えるか、どのような方向へ導くのかで決まりますよね。
平和な日本が少しでも長くつづきますように・・・

空で送信してしまいました。ふうっ!

保健医療経営大学の教育理念のひとつに、「自分を知る」があったようにおもいます。
それが上記の自分とは何。という分類のなかにありますが、四つ目のunknownなじぶん=人にも我にもわからない、まだきづかれていない部分=これを発掘してくれるのが、ほかならぬ連句という文芸であろうかとおもうのであります。
かささぎがのめりこんでしまった連句の魔力とは、まさにそこにこそあります。そして、はっと気づくとこれがおそろしいことに、地下茎で繋がっている、みんなと、レンコンみたいに。
我ら、蓮根の虜囚。

明日、前田先生は東京へこられるようです。
上野へのご招待はがきをいただいていました。

えすかけど行ってみようと思います。
なんにもわからないけど、にほんごならわかるけん・・・ぐらいのずうずうしさで。
(相当向こう見ず)

今日まで税務署提出書類を作成していたので、明日行けるかあぶないところでしたので、連絡できませんでした。
何とか片付きました。

ほひゃあ!よかったですね、さくらさん。
調うたまるさんへも案内状は届いていることでしょう。
なんだかドキドキしてきた。楽しんできてください。
前田圭衛子師は姐御肌で太っ腹でとても厳しくとても優しくとても感の鋭い人です。さくらさんより少し年上でいらっしゃるので、きっと何でもわかってくださるのではないかと思います。参加しての感想など、またおしらせくださいまし。鶴首して待っています。

さくらさん、初めての体験ですね。
初めて先生にお会いした時、頭が真っ白になってなにもでてきませんでした。もし作り置きの五七五や七七があればメモって持っていかれるといいかと思います。
感性の鋭いさくらさんですから、どんな事に興味をもたれるのか気になります。報告、まってます。

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