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2009年10月 7日 (水)

政権交代と医療(34) 乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

行政刷新会議の担当官に厚生労働省の官僚が抜擢されました。

村重直子課長補佐で、5日付での異動です。

医学部卒業後、日米で内科医として7年の臨床経験を積んだ後、平成17年から厚生労働官僚(医系技官)として働いていた人です。

必ずしも官僚の代弁者ではなく、対外的にも歯に衣着せぬ情報発信を続けていたところが舛添前厚生労働大臣の眼鏡に適い、省改革メンバーに抜擢されました。

大臣側近(大臣政策室政策官)としての活躍の様子が、行政刷新会議の仙谷大臣の眼鏡にも適ったものと思われます。

http://video.aol.com/video-detail/-1/1223385/?icid=VIDURVENT01

(村重氏の講演映像)

舛添前大臣の打ち出した医療政策には村重氏が影響を及ぼしています。

仙谷大臣へも少なからず影響を与えることでしょう。

官僚としての立場を離れた発言を繰り返す官僚は、通例、官僚組織から爪弾きされるものですが、村重氏は「官僚を改革する」という時流に乗って、医療改革の中枢に遡上することができました。

村重氏は官僚の代弁者というより医療現場の代弁者としての意識が強い方です。

官僚経験が短いから、というわけではなく、官僚経験の多くを官僚組織を敵に回すような職務で過ごされたからでしょう。

仙谷大臣と同じく医療費抑制政策への反発が強く、医療現場としては力強い人事ですが、日本の医療を守っているのは医療の現場だけではありません。

財源を確保する現場や過疎地の交通アクセスを確保する現場など、さまざまな現場の声に耳を傾けて、行政刷新にその手腕を発揮していただきたく思います。

「学長のひとりごと」10月7日

▼暇ならこれまでのを一気よみしよう:
http://www.healthcare-m.ac.jp/app/gm/archives/category/%e6%94%bf%e6%a8%a9%e4%ba%a4%e4%bb%a3%e3%81%a8%e5%8c%bb%e7%99%82

▼かささぎの連句的
(ま、どんぐらい付いてるか、かささぎの知ったこっちゃありませんが):

FACTA編集長あべしげさんのブログ:「鳩山政権『後見人』稲盛の報酬」
http://facta.co.jp/blog/archives/20090925000898.html

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コメント

乙さんが書いてくださってる詳細部分が少しづつテレビでやるようになりました。
今朝のテレビで、地方の医師不足はどうしておこったか?などをやっていました。
国家試験に受かったら昔はどこで研修を受けるか強制されて「ここへいきなさい」と言われて山村や漁村にも行っていた医師の卵さんが、自由に場所をえらべるようになった結果、施設の整った条件のいい都会の病院に集中したため・・・と言っていました。
乙さんのブログさかのぼると同じようなことが書いてありました。

さまざまな病状を経験して勉強するのが目的ならば地方の病院でも同じはずだとも言っていましたが、
すべての業界がそんな風潮のような気がします。
都会へ都会へ・・・・。
自分の意思で選ぶならどうしてもそうなるのでしょうから、昔のように強制でばらまいてもらえば民には良かったわけですが、一部の医師が犠牲になるのは良くない・・・って訳なんでしょうね。
世界規模で人権尊重主義だから?

これもテレビで、各県の医師会が民主党支持にまわったことをやっていましたが、
出産費用のところでせっかく10月1日から妊婦にとっていい方向へ行こうとしてたのにまた逆戻りして病院経営側にたったのは、医師会の民主党支持と関係ありますよね。

こういうことを真剣に見たり聞いたりするようになりました。政権交代の良かったことはこの点だけです。今のところ。

同じ番組で小沢幹事長を思いっきり持ち上げる内容にはうんざりでした。
たとえば
小沢さんはこわもてのイメージだけど、実際はこんなにやさしいんだよ・・・と言いたい為に、飼ってる鶏に毎朝話しかけながらえさをまくんだとか、たわいもないことを。
ある経済評論家が「私には鶏がえらい高そうな品種にしかみえません」には、喝采しました。

さくらさん。ほんとですね、交代がなければ、こうも監視するような気分にはならなかった。
上につけたファクタのあべしげさんの文章をよみますと、郵政の失敗を挽回するため、政治家はまたもとに戻すことを画策しているように思えます。それができるかどうかはともかくとして。
先月グリーンピアで連句合宿をして感じた、この施設は郵政がもたらした大いなる無駄っていうけど、さすがにお金がかかっているところはそれだけの価値がある、もっと大事にしなきゃいけないよね。

竹橋乙四郎とであったことで、普通なら知ろうともしなかったさまざまなことを深くしることができ、政治が以前より身近に感じられるようになりました。
それと、橋爪章という一人の人を一年半観察してきて感じることは、官僚という人種のもつなんともいえない潔癖さとまじめさ、であります。
決して人に甘えません。それはびっくりするくらい。
そしてこれも書いておきますが、かれはきちんとした一定の距離をだいじにします。見習いたいことの一つ。かささぎは人にくっつきすぎる時があるからです。

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