無料ブログはココログ

« 小箱の折り紙 | トップページ | 乙四郎学長、ドリームスFMに生出演の巻 »

2009年10月24日 (土)

政権交代と医療(49) 乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

行政刷新会議が始動しました。

来年度予算の概算要求額(95兆円超+事項要求)を削減するのが当面の使命です。

目標額は92兆円以下ですので3兆円以上を削減しなければなりません。

約20人の国会議員と、民間人十数人での11月末までの短期決戦作業です。

約240事業について3班に分かれて公開の場で精査します。

厚生労働省の事業は、事項要求分だけでも1兆円を超え、全体額が大きいだけに狙い撃ちにされます。

並々ならぬ意気込みでの始動ですが、既存予算の削減は至難の業だと思います。

厚生労働省の場合、毎年の2千億円超の社会保障費削減圧力が、すでに一般会計予算を極限に近くスリムにしてしまっています。

法令に根拠がない事業は既にほとんど淘汰されていますので、予算を削ろうとする事業ごとに法令改正が必要になります。

しかし、年内に開催される臨時国会では、そのような法令改正審議を行うだけの日程は確保されていません。

精査過程が「公開」されるのも、不透明な支出を削るのには威力を発揮できる仕組みですが、定着事業を廃止しようとする場合には利害関係者からのブーイングが押し寄せます。

事業廃止が何もできないようであれば、行政経費の節約くらいしか削減の余地がないかもしれません。

概算要求にあたり、行政経費の節約指針が出されています。

「厚生労働省における行政経費の節約に向けた取組」(抄)

     両面印刷の徹底、集約印刷の活用

     事務用品の一括調達、複数年度のリース契約

     公用車のアイドリングストップ

     昼休み時間の消灯

     20時以降のエレベーター運転数の制限

     近隣階への階段利用

     冷暖房の利用の制限

     割引運賃、パック商品の利用徹底による出張旅費削減

兆単位の削減にはほど遠いようです。

なお、予算執行の自由度が大きい特別会計については、法令改正なしに大胆に切り込むことがある程度は可能です。

特別会計によるサービスを縮小することで特別会計財源を節約することができます。

一般会計予算の削減がままならない場合、特別会計の削減が「成果」としてPRされることになるかもしれません。

しかし、特別会計財源の節約は特別会計の徴収額の低減に反映させるのが筋で、一般会計の財源へ流用するのは、理屈の上で難があります。

やはり一般会計の削減の「成果」で、行政刷新会議は評価されるべきでしょう。

「学長のひとりごと」10月24日

コメント

この学長のひとりごとの内容とはまったく関連性はないのですが、どこに書いていいかわからんようになったので、ここに書きます。

どうにも解せん。
昨夜のNHKのニュースで、高速道路完全無料化の影響でフェリー会社の存続が危ういこと、それにともなって、トラック輸送会社がかえって人件費が高くつくことになるのだという関係者のことばを報じていました。
なにがねらいなのでしょうか?この施策。
受益者負担の原則を無視して無料化にして、排気ガスを撒き散らすことなのでしょうか。愚策としかおもえません。

公共交通手段が整備されていない田舎町は完全な車社会でありますが、ある程度の歳になると運転できなくなって、移動手段を失います。車社会だから、地域の路線バスはいつだって赤字。廃線になったり本数を減らしたり、地方自治体の公費を投入したりしてなんとかふんばっているのが現状です。
高速道路を無料化することによって、いくらの国費が費やされるのかは知りませんが、その経費で地方の路線バス、あるいは福祉バスの充実に手を貸してもらえないでしょうか。
こういった地方市民の声はどこがすいあげてくれるのだろう。

そうだそうだ。
路線バス、朝夕は少し乗ってあるけれど、昼間のバスは数えるほど。運転士さんだけのときもある。
かと思えば、私立高校等のばす、結婚式場や飲食店の送迎バス、行政がまわしている地域循環バス。普通免許で運転している人も多いと思う。デイケアの送り迎えとか。
何かおかしいと思う。
1000円高速料や無料化で、遠からず我が家の家計は火の車になる事請け合いだ。

高速無料化、地方の道路は手入れもされないままになりはしないかとしんぱいです。めんてなんすにはとってもお金がいるのに、どうするんでしょう。
それとそれともう数え上げられないくらいの疑問、不満だらけです。
だいたい政権とったからといって、勝手につっぱしっていいわけ?だれが承認したんだ?やることなすことに!?がつきます。あんさつとか暴動とかでなく(笑)、はよ、なんとかせないかんちおもう人は多いのではないでしょうか。かつてないことだ。

« 小箱の折り紙 | トップページ | 乙四郎学長、ドリームスFMに生出演の巻 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 政権交代と医療(49) 乙四郎元官僚語録:

« 小箱の折り紙 | トップページ | 乙四郎学長、ドリームスFMに生出演の巻 »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31