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2009年9月 4日 (金)

政権交代と医療(5)  乙四郎元官僚語録

政権交代と医療(5)

保健医療経営大学学長  橋爪 章

民主党の医療政策を具体的に掘り下げて見てゆきましょう。

まず、「医療」をどうとらえるかの立脚点です。

政策集では「医療は提供する側と受ける側の協働作業」であるという視点が大きく打ち出されています。

現代医療ではごく当たり前の視点ですが、現在の医療制度は、もっぱら提供側の論理が幅を利かせていた時代に設計されたものです。

新政権では、受ける側の論理がよりクローズアップされた制度に再構築されることになるでしょう。

政策集には『医療における患者の尊厳を保障し、安全・納得を得られるための法律』を成立させると明記してあります。

具体的施策として、

○「医療対話仲介者(メディエーター)」を一定規模以上の医療機関に配置

○医療事故発生時の調査委員会の設置を義務付け

○各都道府県に設置される医療安全支援センターが設ける調査チーム(第三者機関)による調査や裁判外紛争処理事業者の紹介

○事故情報については、指定分析機関への届出義務をすべての医療機関に拡大

などが列挙されています。

これらの施策は、医療事故の原因究明と再発防止に役立ちますので、理念的には歓迎すべきところですが、医療経営の視点では、コスト(医療対話仲介者人件費、調査経費など)の投入が必要な施策です。

また、患者側に医事紛争のための材料が入手しやすくなりますので、医療提供側では訴訟や賠償のための経費が大きく膨らむであろうことが予想されます。

医療費の支出構造の中に医事紛争対処費用が大きな割合を占めるような時代が到来します。

増大するコストの手当て策を講じなければ、医療提供側が破綻してしまい、協働作業どころではなくなってしまいます。

(学長ブログ九月四日付記事)

コメント:

>なぜ、脱官僚がもてはやされるのか。

こんな記事がありました。抜粋します。
【9月3日 AFP】米国のカート・キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は2日、日本の官僚に対する風当たりが民主党の衆院選圧勝で高まっている風潮について、「衆院選後、最も懸念している問題の1つ」だと述べた。
「個人的経験から助言すると、わたしが日本でともに仕事をした中で最も素晴らしかった専門家の何人かは官僚だった」「官僚たちが敵視され追いやられる様は見たくない」
「新たに政権に就いた政治家たちの多くは、こうした官僚たちがどんなに有能で、過去数十年にわたって日本の国益のためにどれだけ尽くしてきたかに、やがて感謝するだろう」
 米シンクタンク「ニュー・アメリカ・ファウンデーション」のスティーブン・クレモンズ氏も、日本には「国際的に活躍する世界最高レベルの官僚がいる」と指摘する。

せいこ、そう。やどすじゃなきゃいかんちおもうた。うつすだと、てあかにまみれてるちおもうたとよ。
で、なんでやどすだと空が主体だとおもうわけ?
わからん。露がやどす、って書いてたのに。どうほかに読みようがあるのよ。
じぶんはとってもきのうは人に気をつかってばてていたんだけど、それでもあたまはくりあーだった。そのくりあーな明晰なずのうでいくら考えたとて、手をいれた人のあたまのなかはうかがい知れなかった。きっと、つかれとんしゃあとやろ。ち、おもうた。または嫉妬。とこんなふうにうぬぼれるのを、おめでたいかささぎあたまといいます。他人の足を踏んでいても気づかず、百年も踏んだままでいるタイプ。
乙四郎、官僚は嫉妬されてるだけじゃないの。

米国の高官と原爆放射線の影響調査協議を重ね、
非関税障壁の論理をかざして血液製剤の輸入を迫る米国の高官と応戦し、
途上国援助協議のために各国を飛び回り・・・
ひょっとして、本来は政治家がやるべき役割をでしゃばっていたのではないか。
海外からは日本の政治家の姿が見えない。
官僚が国を守っている、と思われても仕方ないかも。

20世紀少年に出てくる「ともだち」
乙四郎さんの顔が重なるのはなぜでしょう。
ごめんね、乙さん。
でも、乙さんにとってこのブログは精神安定剤。いっぱい書いてね。

お馬鹿なファンより。

おつしろう。
政治家→看板屋。
官僚→実務家。
ってことなんだろね。アメリカでもそうなのだろうか。

ぼん。ぼんがこないだ三潴図書館で言ってた20世紀少年のともだちが乙四郎に似てるのどうのいうの、わたしは見ていないから想像もつかん。
浦沢直樹の『pluto』は二巻まで読んだ。鉄化治虫のをかきたしたやつ。

立場上実名で主張しにくいことが、ここでは覆面を被って言えます。
精神安定剤ですね。

以前、自衛隊がイラクへ派兵された時に流れたニュース映像ですが、自衛官たちが拳を上げて「と・も・だ・ち!」と叫び、現地の群衆がそれに唱和して「と・も・だ・ち!」と拳を上げていました。
何年も前のことですが、当時、20世紀少年を愛読してたので、気色悪かった。
民主党のスローガンは「友愛」ですね。
友民党みたいにならなければいいのですが。
8月31日は血の夏晦日として語り継がれることになるかもしれない。
ブログで敢然と立ち向かった誰かさんは極悪人とされるかも。

ちょいとちょいと。おまいさんがた。
編集の身にもなっておくんなさい。笑
下から父はおらぶは、おーい、ゴミ一輪車につんどるぞおーはよう出してこい。
わかったわかった。いまいくって。
時間のリズムが前とかなりちがう。
20世紀少年はみなきゃいけないのだね。わかった。
きのうは『東京日和』をみていた、そのまま眠っていた。

コメント

おはようございます。 今日はもんぺスタイルで頑張ります♪
☆★☆
消費税を払い始めてからかなりの金額をみんなで国に納めてきたけど、ちゃんと使われてきたのでしょうね?
介護保険料と毎日払う消費税、各種税金・・所得に対する%って全部あわせるとどのくらいあるんだろうね。
本来、介護保険と消費税はなかったものなのにね。。

税金の無駄遣いをなくして財源にする、という政権党には、その財源を別の無駄遣いに振り替えるようなことはやってほしくないですね。
母子加算の扱いが、まずはお手並み拝見の試金石。
今日のニュース。
マニフェストの目玉のひとつ、「子ども手当」は、関連法案を今秋の臨時国会で成立させる方針だそうです。
秋に成立すれば、制度を来年度当初から開始でき、来年度予算成立が年度明けにずれこんでも、来年4~6月分(子供1人当たり3万9千円)を来年6月にまとめて支給することができます。
参院選は、来年7月です。
なお、子ども手当の財源に充当するとしていた、配偶者・扶養控除の廃止については、来年の通常国会以降に提出する方針だそうです。
子供のいない専業主婦世帯への大打撃が実感できるのは7月以降。

>配偶者・扶養控除の廃止については

永年給与計算にはつきものだったこれが全廃になるとは、画期的な転換ですよね。
(こういうとき、パソコンシステム会社は改変の仕事が発生し、売り上げとなります。)
今までこういうのは、そっと税金から引いてあげるね・・・みたいなつつましい国のおもいやりみたいに感じていたけど、子供手当て3万9千円は露骨なプレゼントのようだ。
採算が合えばこれにこしたことはありませんが。

政治が右傾化しようが左傾化しようが、官僚は自らの意志を貫いてきました。政権党に迎合する人も多いですが、少なくとも意志を主張する自由だけは与えられていました。
政府(官僚)と与党が対立することもしばしばで、そのような場合、官僚は足繁く与党議員の説得に通い、理解を取り付けています(このような現状が「官僚支配」と揶揄されるゆえんです)。
官僚の中には、辞職して政治家に転身する人もいますが、その所属政党はまちまちです。これも官僚の精神的自由度のあらわれでしょう。

民主党の政権構想では、この官僚のありようが激変します。
政権構想の5原則のうちのひとつにこんなのがあります。

原則2 政府と与党を使い分ける二元体制から、内閣の下の政策決定に一元化へ。

何のことかわかりにくいと思いますが、一元化ということは、政府(官僚)が与党に迎合するか、与党が政府に迎合するかです。後者ではないみたいなので、新政権では官僚は与党に迎合しなければなりません。

原則を実現するための5策は次の通りです。

第1策 政府に国会議員約100人を配置し、政治主導で政策を立案、調整、決定する。
第2策 事務次官会議は廃止し、意思決定は政治家が行う。
第3策 総理直属の「国家戦略局」を設置し、政治主導で予算の骨格を策定する。
第4策 政府の幹部職員の行動規範を定める。幹部人事は政治主導。
第5策 天下り、渡りの斡旋を全面的に禁止する。

第1策で、政府の立案、調整、決定する政策は、与党べったりのものとなります。
第2策で、省庁間の調整機能が政府から奪われます。
第3策で、政府予算づくりの主導権が政府から奪われます。
第4策で、与党に迎合しない官僚ははじかれます。
第5策で、有能な官僚は自力で再就職できますが、そうでない官僚が重要ポストに居座り、官僚組織が老齢化してゆきます。

こうまで右傾化や左傾化へのブレーキが利きにくい仕組みになってしまっていいものでしょうか。
このような仕組みの国が滅びなくてもすむ唯一の道は、政治家が有能であることです。

ここで閑話休題。
おつしろうが今も官僚だとして、どっちの政治家とくみたい。どっちがくみしやすい。またはどっちが得意なタイプですか。まことちゃん。or くによしさん。
くによしさんはああみえて、呑めば楽しいらしい。
よめさんがとびきり強い女性らしいけど。笑
そんなことより、乙四郎自身は、なぜ中途半端な時期に官僚をやめて学長になったの。天下りっていうのでしょう。官僚のあちらがわの政治家になりたくはなかったの。あーでもあれだな。想像したくない。おつしろうが政治家になった姿なんて。
かささぎは古賀のまことちゃんに興味がある。それは以前からあって、戦争体験などを聞いてみたいのだけど。父上の。

えめさん。消費税、半年分ずつ納めますか。ざっといかないですね。一年分ともなればかなりの金額になりますものね。
例年ボスがお金をかき集めて、にがいカオをして納めにいってました。
○○データシステムって名前の信用調査機関であちこちの受託先を調べてもらいましたが、幾社か消費税を納めていないところがありました。消費税を納めていなければ、入札の資格が得られません。だから必死でお金をかき集めて、ボスは支払っていました。りっぱな中小企業のボスでありましたね、専務は。(社長はじっさいは雇われ社長で、かげの社長はマイボスの専務でした。おんなながらも、度量の広いたいした人物でした。政治家を父にもつってことはすごいことだな。とかささぎは感じていた。)

有能な官僚は自力で再就職できますが


これか。

かささぎには一種のテレパシーが搭載されていて、ちょうどのときにボスに首をきってもらい、ちょうどのときに一つ空いたポストにつくことができました。

案内状はありがとうございます。

消費税>>個人もしっかり取られるけど、仕事の分もかなり大変です。
同じくかき集める感じ★ 
今はきっとどこの事業所も同じだと思います。
よっぽど上手にしてるか景気のいいところではない限り。
結局、経済対策(緊急融資)で得をしたところは、大きい会社か中小でもあるていど社員をやとっているところだけじゃないでしょうか。。
ま、、極小にはまったく縁のなかったお話で・・・(^_^;)
ええい!忘れようっと

今日は映画を1本借りてきました。
見ようか、いずれにしようかと、迷っているところです

政党じゃなくて人物ですね。
仕事の説明で、数多くの政治家と協議した経験があります。
社会保障の見識において官僚を凌駕していたのは橋本総理(自)。
こんな若造役人へも、説得力ある丁寧な切り返し。
教育的配慮もしてくれていたのでしょう。
その後、消費税導入を主張して失脚されました。
社会保障の哲学が言葉の端々に滲み出していたのは村山総理(社)。
どこまでも気持ちよく議論を展開できたのは坂口大臣(公)。
やはり、上に立つ人は違います。
ほとんど説明を聞いてくれなかったNK氏(民・元大臣)。
上に立つ人でも尊敬できない人もいます。

>政党じゃなくて人物ですね

行き着くところは、そこですね。政治屋ではなく、政治家。この国は政治家が少ない。だから優秀な官僚ばかりがめだって、外の国から政治家がみえない。大臣はみえるでしょうけど、政治家の姿はみえない。

もともと、民主党に脱官僚をマニフェストにさせたのは、財務省の裏金事件やタクシーチケット事件、社会保険事務所の年金記録放置事件など、国民、いえ庶民の感情を逆撫でするような無神経ともいえる所業がつづいたことだったのではなかったでしょうか。
優秀であるはずの官僚の一部が、「われわれがこの国を主導しているのだから、こんくらいのことは許されていいはずだ」という、つまり驕りたかぶりにとりつかれ、ついには国民視線や生活感覚の違いを失念した結果、国民から信頼を失わざるをえなかった。結局ここも、官僚も「人物しだい」ってことになるのかな。

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コメント

乙四郎が心配していることを読んで、なるほどと思うと同時に、あれを思い出しました。あれというのは、電話やネットの料金が今よりお安くなりますよ、と言っては自社のプランに乗り換えさせようとする通信競争のことです。
つい勧誘に乗って切り替える、しかしけっして前より安くならない。よく見るとどんどん別のものがくっついてきて、だんだん料金はたかくなっていく。
芥川龍之介の話に、欲をだせばだすほど取り上げられていく話があったね。

官僚主導から政治主導へというのが民意なので、政治主導が健全に発展するすることを願うばかり。
戦争だけは起こしてほしくない。
政治主導で一番怖いのがこれ。
イラク開戦の例があります。
情勢展開次第では、今頃は日本も泥沼だったかもしれない。
そんな大事な決断を政治主導に委ねてもいいのかという不安。
イラク戦争の開戦経緯はこうです。
民主党が政治主導の参考としたイギリスの対応に注目。

2003年3月7日、国際連合監視検証査察委員会がイラクの大量破壊兵器査察の中間報告を行った。その結果、国連安全保障理事会では攻撃に関する決議が否決される可能性が高まった。
アメリカとイギリスは決議無しでの攻撃に踏み切ることにし、3月19日、『イラクの自由作戦』と命名した作戦に則って、攻撃を開始した。
イギリス・ブレア政権の閣僚は相次いで辞任を表明し、この方針に反対した。

ブッシュ、ブレアともに、情報操作によって官邸主導型政策決定を行った疑惑がある。
開戦の際、仏独は反対したが、小泉首相は「アメリカの武力行使を理解し、支持いたします」と表明し、米英正当化の流れを作った。
小泉首相の声明文は官僚が周到に準備した文書では「理解する」までだったが、政治判断で「支持する」が加わった。

イラク開戦に関する世論は賛否こもごも。
日本の自衛隊員が一人でも戦死していたら、政治主導の危うさの世論も高まっていたことでしょう。
現実は、派遣任務に就いた2万人の自衛官のうち35人が派遣中・派遣後に何らかの原因で死亡している。海上自衛隊員が20人。陸上自衛隊員が14人、航空自衛隊員が1人。
死因は事故・死因不明が12人、自殺が16人、病死が7人。
あまり知られてはいないが、重要なことなので情報操作すべきではない。
情報操作がうまいキナ臭い人が政権の中心にいると不安が募る。

おつしろう。
十六人も自殺しているのか。
こいずみさんが攻撃を支持する、というのをきいたとき、いくらなんでも。と思ったことをわすれない。私は反戦へいわしゅぎしゃでは全くありませんが、だけど、だからこそ、これまで代々の政治家たちや世論がひっしでまもろうとしていたことをあっさりと一人で蹴落としたかんじがした。こんなもんか。と。

きのう、みんしゅのえらいポストについたひとたちの紹介をちらちら何かしながらみてたら、かんさんのときにうしろのほうでにたすにたすわらっている官僚がいた、ありゃあ。おつしろうだ。とおもった。

四半世紀前頃までは、官僚への風当たりは強くなかった。
当時は「族議員」なるものが跋扈しており、官僚の意思決定プロセスに、何かと与野党議員が介入していた。政治主導の時代だったと言えるかもしれない。
したたかな官僚は、その後、政治介入しづらいルールを次々に打ち出し、族議員の活躍の場が狭まった。
族議員の息の根を止めたのは「情報公開法」。
議員からの圧力の記録が、開示請求されれば公開されることになった。
利益誘導がこそこそとできなくなってしまった。
法施行以来、与野党議員からの圧力が激減した。
もはや行政を政治家の思うようには動かせない、官僚主導の時代の到来。
しかし、この頃より、与野党ともに、官僚支配の打破がスローガンとなった。
選挙区のあなたに利益が誘導できないのはすべて官僚が悪いのだ、と。
しかし今回の選挙後、民主党議員が、情報公開を恐れず堂々と役所に接触している。
たとえば母子加算の復活圧力。
族議員の時代が復活した。

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