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2009年6月 2日 (火)

『ややこ生る』  裏6、7

1寒月ゆれて立ち止まる君

2 ふりむく君と冬の三日月

3 刹那煌めく冬の満月

             青翠えめ

1秋扇追ひ払ふものと救ふもの   ぼん
2 鳥栖に栄えし久光製薬      恭子
3切れっぱしばかり溢れる抽斗に  さくら
4 心の宝こはしてごめん       乙四郎
5なみだ雨素知らぬふりの地蔵様    たから
6  寒月ゆれて刹那きらめく   えめ

えめさんは俳句も連句もはじめてなのだそうです。
ですが、どことなく句がサマになっているのは、歌をよく聞かれているからではないでしょうか。このかたの写真、麦畑の。打たれます。

選句最初ぱっとみたとき、3の刹那句にひかれた。
ところが、そのままおいてみると今ひとつしっくりせん。
いろいろやってみて、
ゆれる寒月+刹那をおいて、ひとまず着地。
冬という季節を直接指すことばをここではもう使いたくない(夏霧の夏、秋扇の秋、とニケも既出)のと、人を、ことに君ということばは出したくなかった、どうしてかというと安易な気がした。どうしてかというと、青臭い気がした。そうだと三句絡みになりそうで。
刹那がきらめく。これぞ、恋です。せつないなあ。
つぎは、もう一句冬を長い句でおねがいします。
575、なんでもいいですが恋からウンとはなれてください。もう一句恋でも悪くはないのですが。旅の句とか地名の入った句とか時事句とかじじい句とか。
変化変化変化。です。
わらいたいよね。


たから句の六地蔵は、六道輪廻をそれぞれ制する地蔵さんらしく、すこしおもいので、たんなるお地蔵さまにかえたいとのことです。地蔵尊にしようかとも思った(ぼん案)けど、かわいらしくてやわらかい、お地蔵様にしましょう。

それにしても、おじぞさんのもともとの意味、「大地の子宮」だった。

ちょっとまって。
「刹那」ってもしや、釈教?
なんかそんな気がしてきた。
だけど、みのがして。さばき、まぬけだし。いいよね。
うちこしじゃなく、すりつけです。(かささぎ)

冬の長句        (せいこ)
(じじい編で。ばばあ句ともいふ)
障りもべたつきも無視して、気の向くまま。笑

1、格子柄飛柄縦縞布団柄
2、モスリンのジャケツが脱げん昼日向
3、マグダラのマリア紙衣(かみこ)を纏ひたり

モスリンのジャケツをしらない人でも、イメージはわいてくる。
おかしい、うちの母みたい。

なんめでんきてから、しやなか。あつなったら、いちめにめちぬいで、そりばハウスの芯棒さんひっかけなさると。それがああた、ちょいとじゃなかとです。もたもたして、いもむしのごつして。みかねてこっちからひっぱってやっとです。・・・おお、なんとゆかしき八女のお国ことば。

前句のきらきらした句の世界へうしろからけりを入れる、俳諧性の一句。
乙四郎句の口語体「ごめん」と「脱げん」が少しきになるので、一字かえた。
句が死ぬかなとおもったけど、意外とだいじょぶだった。

1秋扇追ひ払ふものと救ふもの   ぼん
2 鳥栖に栄えし久光製薬      恭子
3切れっぱしばかり溢れる抽斗に  さくら
4 心の宝こはしてごめん       乙四郎
5なみだ雨素知らぬふりの地蔵様   たから
6  寒月ゆれて刹那きらめく   えめ    冬
7モスリンのジャケツが脱げぬ昼日向  整子  冬
8 雑
9  雑
10  雑
11  花
12  春

つぎは。時事でもなんでもいいですから、だしてください。
77、季語なし。ばどさんも、やってみませんか。
前句、おじいちゃんが四苦八苦してセーターを脱ぎよんなさる。
ぽかぽかのひだまりのなかで。
その人につけるか、まったく違うとこから句をだして。

だせないもの、恋、仏教、病、星

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コメント

1  向こう岸から我を呼ぶ声

2  グランドゴルフ赤白黄色

3  千円高速騒ぎいつまで

おっはよ!
前に聞いてたメルアドに送信したけど変わってない?

1秋扇追ひ払ふものと救ふもの   ぼん
2 鳥栖に栄えし久光製薬      恭子
3切れっぱしばかり溢れる抽斗に  さくら
4 心の宝こはしてごめん       乙四郎
5なみだ雨素知らぬふりの地蔵様    たから
6  寒月ゆれて刹那きらめく   えめ
7モスリンのジャケツが脱げぬ昼日向  整子 
8  グランドゴルフ赤白黄色    ぼん
9 ひっそりと橄欖石は息を吐き    恭子
10 花前句、77、春
   
ぼん付句案
1  向こう岸から我を呼ぶ声

2  グランドゴルフ赤白黄色・・・○

3  千円高速騒ぎいつまで

姫野、次の付句案
1 俳諧は卑俗で俳句は高尚で
2 天上の風ふく虔十公園林
3 ひっそりと橄欖石(かんらんせき)は息を吐き

ほうれ、さっさかさっさかいきますよ。
つぎは花前句、花をきれいにみせるような目立たぬ句がよろしいです。短句、春の季語入りでも、無季語でも。どなたでも。よんでくださいね。

久留米図書館から『虔十公園林』宮澤賢治、を借りてきました。この、けんじゅうみたいな人、ふつうにしてたらえへらえへら笑ってる少し足りない人にしか見えない。でも、たくさんの杉苗をうえて、りっぱな公園林を作った。それをみていたこどもたちが、おとなになって、その林のおかげをおもい、けんじゅうの恩をありがたいとおもう、というおはなし。
いろんな絵本作家が画いているのを、三種類かりてきました。感動です。そのなかのことば。

ああ全くだれがかしこく、だれが賢くないのかはわかりません。ただどこまでも十力の作用は不思議です。

さくらさん。メール届いていました。
心のこもったお便りを、ありがとうございます。

亡き母上のこと、どういう人だったのか。
知りたいと思いましたが、なかなかここでは語れないのだな。とあきらめておりました。
自分に似ている。笑

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