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2009年6月21日 (日)

高岡 修氏と野間口千賀氏

高岡 修氏と野間口千賀氏

超結社俳句誌「九州俳句」誌に1998年秋ごろから所属しているような気がする。

中くらい古いのかもしれない。
ですが、大会へ参加したのは、これが二度目。
高岡修さんにはじめてお会いしました。

死者のための椅子ひとつ置く五月の野  高岡 修

この句(受賞句)に対して星永文夫氏の述べられた評が素晴らしかった。

俳句には俳句定型を死守する書き方、わたしは奴隷のリズムと申していますが、と定型をぎりぎりまでこわして書く書き方とがあります。
高岡氏の書き方はぎりぎり派で、この句、ためらいがちに「死者のための」と語り出し、定型をこわしてみせる。まるでおずおずと差し出された椅子のように。
もっとも緑のいのちの繁忙なる五月の野という語を出して、その明と対比させるかのように死者のための椅子を用意する。
これはいつも自己のなかにある死を陽光のもとへさらして確認してみせたかのような句である。

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