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2009年5月23日 (土)

脇起半歌仙『さまざまの』 満尾

起首5月6日 満尾5月21日

さまざまの事おもひ出す櫻かな   松尾芭蕉 
  花を見しこと花見ざる事     杉浦兼坊
春月が朱に染めあげる洋(わた)なかに 姫野恭子
  トランジスタのボリューム高く    山下整子
大襷大和撫子大舞台         竹橋乙四郎
  鞍上の風夏帽子飛ぶ      澄たから


くちなわの肌ぬめぬめと砂を這ひ   兼
  そこから先はご法度である     整
瀬戸凪いで小舟のやうに思ふひと  青翠えめ
  ランデヴーせしアポロ・ソユーズ  乙
動名詞「~deny」と打ち消して     恭
  身を切る風の中の葬列         兼
漆黒の闇を知らぬ子月冴ゆる    たから
  草食獣も爪を研ぎます         整
古き良きレコード盤に傷が付き       八山呆夢
  自恃自照てふ雛の酒あり     恭
散りゆきてふたたびの幽花の川   えめ
  穀雨にめくる天金の辞書     たから

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コメント

祝満尾。

動名詞「~deny」と打ち消して     恭
  身を切る風の中の葬列    兼
漆黒の闇を知らぬ子月冴ゆる   たから


わたくし的には、
ここがお好み。

ありがとう。
どこか一箇所、真顔で深い思いをのべるところがなければ、それはただの遊びでおわる。といつも思っている。
ところで、兼坊さんのおりたて。
せいこがあそこで助け船を出してくれなければ、あまりにも生臭くて私にはとれなかった。ふしぎなことに、一度すてたものをあとではめこんだら、そっちのほうが最初のよりいい付き方してた。こういうことがよくある。

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